私の家にはたくさんのスピリチュアルなものがあります。
神社仏閣のおふだやお守り、護符、清め塩・清め砂、神楽鈴や熊手、未使用の絵馬、各種置物などの縁起物……。
参拝した神様や仏様のお力が強いとつい、購入してしまいます。
さらに、神社やお寺のものとは場所を別に確保しなければいけないものが2つあって、「もう置く場所がありません」というくらい、満員御礼状態となっています。
話は変わって、フランスのある教会に、非常~~~に強〜〜〜いパワーを持ったマリア像がありました。
ここにはもう一生来ないだろう、と思った私は、「これは絶対に買っておくべき!」と、その像を購入しました。
日本に帰った直後はスーツケースの中を片付ける気力がなく、しばらくの間、放置していました。
かなり時間がたってから、「そろそろ片付けなきゃ」と、スーツケースの中身を出し、その時にマリア像をテレビ台の下の棚に、〝とりあえず〟置きました。
先にスーツケースの中を全部片付けたかったからです。
で……バタバタしているうちに、マリア像のことはすっかり忘れてしまって、そのまま何日かがたってしまいました。
その頃から、なんだか体調が悪いなぁ、という日々が続きました。
病院に行くほどではないけれど、なにかどこか調子が悪い……軽く吐き気がしたり、体が重たかったりダルかったり、横にならずにはいられないほどの倦怠感があったりしたのです。
おかしいなぁ、と思いつつ生活をしていて、ある日、ふとテレビ台の下の棚を見るとマリア像があります。
このマリア像はパワーがすごいから治してくれるかも? と思い、マリア像を取ろうと、下の棚のスペースに手を入れると……。
ぐわーんぐわーん、と猛烈なめまいがしました。
そのスペースの空間がゆがんでいたのです。
「あ、やば!」と、慌ててマリア像を取り出しました。
実はマリア像のすぐ奥には、神社で購入した狛犬像を2体、置いていました。
この狛犬像もパワーがあるものです。
宗教が違うものはごっちゃにしないほうがいいですよ、ということは何回か書いているので、「知ってますよ~」という方がいらっしゃると思いますが、私がうっかりそれをやってしまっていたのでした。
宗教のもので、このようにパワーあるもの同士だと、空間のゆがみが激しいです。
これは、元夫にも教えておかなければ! と早速その話をすると、「あ、やっぱり?」と、予想に反して爽やかに答えます。
「知ってたん?」
「自分で気がついた」
「えっ! どうやって?」
彼はクリスチャンです。
私と一緒になるまではキリスト教ひとすじで、神社など行ったことがありません。
自分の部屋の一角には、ロザリオだの十字架だの、キリスト教のものを置いている場所も作っています。
去年だったかな、私と一緒に神社に祈祷をお願いしに行きました。
元夫は生まれて初めての祈祷です。
祈祷後におふだをいただいたのですが、そのようなものをもらうのも初めてで……どこに置くか迷ったそうです。
宗教は違うけれど、同じ神様関係だからということで、キリスト教のものばかりの場所におふだを置いたらしいです。
すると、その直後から体調が悪くなり、日を追うごとにどんどん悪化していくので、これはヤバイんちがうか……と思ったそうです。
で、おふだを違う位置に変えたら……嘘のように体調が回復したそうで、「ああ、これは一緒にしたらあかんのやな」と学習した、と言っていました。
違う宗教のものはごっちゃにして置かないほうがいいです。
パワーが入っていなければ、小さくてわからない程度の影響で済むかもしれませんが、大きなパワーが入っている・エネルギーをしっかりとたくわえている、というものだったら、どこかに影響が出ます。
体調だけとは限りませんので、どうかお気をつけ下さい。