竹富島のあとは最終的に石垣島をぐるっとまわってみました。
この島は、ビーチのどこかに最強のパワスポがある、という確信が強くあって、それを最後に見つけようと、島を北上してみたのです。
海岸線を走っていたら、右側にものすごいエネルギーを感じました。
運転をしているのに、そのエネルギーが気になって気になって、つい、チラチラとそちらを見てしまうくらい強力です。
そのパワーを発している山は、とんがり山と名付けたいような形をしていて、それもちょっとてっぺんが傾いています。
相当強い神様がいるんだろうな~、と思った私は、車を一旦停めて地図で山を確認しました。
山の名前は「野底岳」で、地元の人は、「野底マーペー」と呼んでいるみたいです。
マップでは登山口まで車で行けるようになっていたので、急きょ予定を変更し、行ってみました。
結果から言うと、大雨のせいで山道が登りづらかったため、登山は途中で中止しました。
雨がザーザー降る中を(南の島では穂高さんを呼んでも意味がないので、雨はひたすら我慢です)、頑張って登っていたのですが、登山道が狭くて両側にある濡れた葉っぱがビシバシ体に当たります。
服がずぶ濡れになります。
粘土質の土のせいで足元も滑りまくり(スニーカーでした)、しかも傾斜が急なところがあって、何度も転びそうになるのです。
そんなに高い山ではないので、是非とも山頂まで行きたかったのですが……悪路に加えて、登山をする予定ではなかったため使い捨て雨具もなく、傘をさしながらの登山という危険なことをしていた私は「ここでやめとこう」と途中で引き返しました。
この野底岳は登山口の道路脇に駐車スペースがあり、そこの道路がとても広くなっています。
そこから野底岳を見ることができて、ここでも十分、お話ができます(神様はこのあたり一帯の上におられます)。
私は山の中の狭い道でしばらくお話をしたのち、この駐車スペースに降りて、続きをお話しました。
山に登ることが難しい方は駐車スペースで繋がるといいです。
ここでも神様の高波動はたくさんいただけますし、何よりここはとても気持ちがスッキリします。
浄化と癒し、パワー充電、と至れり尽くせりのパワースポットなのです。
私はこの山岳系神様を訪問した時点では、まだまだいろんなことが整理できていなくて、わからないことだらけでした。
野底岳の神様は、小さな島(石垣島の方、失礼ですみません)の、それも低い山にいらっしゃるにもかかわらず、とても大きくてどっしりした神様です。
あたり一帯に……走行中の車にまでエネルギーを感じさせる神様ですから、力も強いです。
ここはもしかしたら、遠い遠い昔、とても高い山だったのかもしれません。
さて、その野底の神様とお話をした内容ですが、私がまず疑問に思ったのは、どうして島の神様がいるのか、でした。
海の神様、大陸の神様、の存在はわかります。
できたての地球の活動が落ち着くまで待機していて、海と大陸ができた時に、神様も、海の神様と大陸の神様とに分かれたというお話は海の神様から聞きました。
大陸の神様の下には山岳系神様や大地の神様がいます。
つまり、地面を守る神様はすでにいるわけです。
そのうえにさらに、という感じになってしまうので、島の神様は必要ないのでは? と思いました。
野底の神様は私に問いかけます。
「山の神は何のために降りてきたのか?」
えっと、大まかに言えば、それは生物のための自然環境を整えに、です。
山から水を川として海まで流し、山からふもとにかけての植物、生物の命を育む環境を作るためです。
そのため、雨を降らせる能力がある龍を眷属として従えています。
「大地の神はどうか?」
作物を実らせる調整をされています。
木々や草花、多くの動物、生物が生きられるように、大地の環境を整えておられます。
そうお答えしました。
山と大地に神様が降りてきたのは、人間だけでなく、生物のサイクルがうまくいくように環境を整えることだと再確認してわかったのは、山と大地の神様だけで地面(空ではないという意味で使っています)のほうは十分守られているのです。
しかも地球創生の頃にいなかった、島の神様は大地系じゃない、とここで気づきました。
島の神様はかつては人間でした。
この神様方は自然を整えるとか、そのようなお仕事をするのではなく、人間がうまく生きられるように人間を守るという、人間専用の神様なのだそうです。
氏神様とはちょっと立場が違っていて、島の神様のほうが大きいです。
だんだんわかってきたところで、突っ込んで質問をしました。
「では、その島の神様についてお聞きしたいのですが……」
「うむ」
「私が出会ったどの島の神様も、失われた超古代文明の人、ですよね?」
神様は多くを語ってはくれませんでしたが……この質問は「そうだ」という返事をくれました。
超古代文明の大陸が消えて、周囲の島々に移ったそうです。
周囲の島々、かぁ……あれ? それって、沖縄以南の暖かい島だけ? 本土は? と疑問に思ったので、
「神様? 本土には来ていないのでしょうか? 超古代文明の神様は」とお聞きしたら……。
「いるぞ」と、神様はさらりと言います。
「えっ! どこに来たのですか?」
「九州だ」
「えええーっ! 本当ですか? でも、私は会ったことも見たこともないのですけれど……」
「お前の言葉で言うと、大きな神、力がある神だ。そして人間だった女性の神」
「なるほど……そんな神様、いるかなぁ?」
「有名だ」
「有名……?」
と、考えて……。
!!!!!!!!!!
も、も、もしかして!!!
「神様、それって、天照大神(あまてらすおおみかみ)ですかっ!」
神様は涼やかに、「そうだ」と答えます。
ひょ~~~え~~~~ええええ~~~~~!
想像だにしなかった、すごい展開になりました。
「それは本当ですか!」と、〝神様〟に、もう一度確認をしてしまいました。
そう言えば……私は今まで、天照大神を見たことがありません。
私が書いたものに詳しい方はご存知だと思いますが、全国あちこちの、多くの神社を参拝しているのに、まだ一度もお目にかかっていないのです。
ですから、ここだけの話、天照大神は完全に神話の世界の登場人物、実在しない架空の神様だと思っていました。
なんと! 島の神様だったのですね。
意外な由緒で、もう心底ビックリです。
どこぞの決まった神社に鎮座していなかったわけが、これでやっとわかりました。
九州に降り立った天照大神は、日本の島の神様となったのだそうです。
しかし……その存在が古くから知られていたということは、大昔に、失われた大陸から来た女性の神様を見た人が何人もいて、それが語り継がれてきたのだろうと思います。
島の神様はドレスを着ていますから、そのような服が理解できなかった古代日本人は、「天上の神様だ!」と思ったのではないでしょうか。
九州に降りたことを考えれば、神話の天孫降臨が高千穂であることも、もしかしたらそこにルーツがあるのかもしれません。
ほ~、なるほど~、と辻褄が合うことに驚きました。
私は久高島の島の神様を見た時に、ふと、「この神様は、天照大神みたいな感じだな」と思いました。
会ったことも見たこともない天照大神でしたが、なぜか、本当に、フッとそう思ったのです。
天照大神と同じ系統なのでは? と……。
結局、大正解だったわけでビックリです。
島の神様としてお呼びすれば天照大神に会えるそうなので、どこへ行けば会いやすいかなぁ、と現在、考え中です。
そして……この失われた超古代文明シリーズは、これまた意外なことに、先日行ったハワイ島へと話が繋がっていくのです。
(こちらもしっかり書きます。少し先になるとは思いますが……)
こうなってくると、ハワイ島だけでなく、ハワイの他の島々や、それから、ポリネシア、サモア、フィジー、ソロモン諸島などの太平洋の南にある島々にも行って、いろいろと調べてみたいな~、と思います。
車の中から写しました。
とんがっている山が野底岳です。
亀が横断するんですね~。
奥に見える、木の下から登山道に入ります。
そしたら、ですね、こんな山道が続くんです。
ズルズル滑りまくりです。
このように木が倒れていたり……
道がほぼ全部水たまりだったり、道が狭くて、葉っぱが体に当たるので服も濡れますが、もうちょっと進んでみました。
あの木はなに? と、見たことがない木がありました。
ワイルドだなぁと思った木です。
木の意思みたいなものが伝わってきます。
このような場所でお話をしていたのですが……
駐車スペースに戻りました。
ここからはこんな感じで野底岳が見えます。
心身浄化に良い場所です。
いっぱい深呼吸をしました。
なんだかすごい! と思いません?
この植物。
わらびの巨大バージョンだと思うのですが、宇宙から飛来した生き物みたいな感じがします。
しつこいですが、何回見ても、「うわぁ、なんだかすごい」と思ってしまうので、6枚も撮影しました。
これで日本の南の島シリーズは完結ですが、番外編として、石垣島のパワスポのビーチを、最後にもう1回だけ続きとして書きます〜。
クリックをするとユーチューブで曲が再生されます。
天から聞こえるメロディを曲にしています。