ジャングルのような森を出て、次に行ったのは「立神岩西展望台」です。

ここから歩いて登ります。

この少し前は晴れていたのですが、また雲が出てきました。

 

 

 

 

 

300メートルくらい歩いたかな~、と記憶しているのですが自信はありません~。あせる 

 

 

 

 

 

車でも行けるんじゃない? と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、展望台までこの幅のままでした。

すれ違うことができないので、やめておいたほうがいいと思います。 

 

 

 

 

 

向こう~~~のほうに見える、あれが立神岩のようです。

ちょっと遠いですね。

 

 

 

 

 

ズームしてみました。

この島のすごいところは、本当にどこからでも大きな海の神様と繋がれます。

ここでもお話ができました。

 

 

 

 

 

反対側を見ると、崖のところに高エネルギーの場所がありました。

 

 

 

 

 

この先端部分です。

うわー、行きたいっ! ちょっとそこに立ってみたい、と思いましたが、私の前には手すりがあります。

「どんなエネルギーなのかな?」と、じーっと見ていたら……。

 

 

 

 

 

神様に「来るなよ」と、笑いながら言われました。

 

「そんな危険なことはしませんよ〜」と言いつつ、ふと見ると、手すりのすぐ向こうには人が歩いた跡があります。(下の写真です)

 

一瞬、手すりを越えて行こうかな、と思いましたが、この時は強い風が吹いていて、雨もポツポツ落ちていました。

 

神様が来るなよ、と言うのですから、危険なのだろうとあきらめました。

 

風がなくて、お天気も良かったら、どのようなエネルギーなのか確認しに行っていたかもしれません。

 

 

 

 

 

そこから車で少し行くと、「立神岩展望台」があります。

 

車のドアを開けて、空を見上げると、「傘はいらないな〜」と思う小雨でした。

 

濡れてもたいしたことないという霧雨のような降り方だったのです。

 

カメラだけを持ち、車を降りて10歩ほど行ったところで、いきなりスコールがきました。

バケツをひっくり返したような土砂降りの雨とともに、猛烈な暴風が襲ってきたのです。

 

いきなりです。 

 

ありえない天気の変化に驚きましたが、引き返して車のドアを開け、傘を出して、というあれこれするのが面倒くさく……展望台はすぐ目の前だし、サッと行って写真だけ撮ってくればいいか、と走りました。

展望台に上って2枚の写真を撮り、車に戻る、そのわずか1〜2分の間に、全身がずぶ濡れです。

服を着てプールに飛び込んだような濡れ具合で、車の中で着替える時に、なかなか脱げず苦労しました。

頭もシャンプー直後のように、髪の毛から水滴がポタポタと落ちていました。

穂高さんにお天気の回復を頼んだのに、穂高さんが見当たらないなぁ、変だな、ということは少し前から思っていたのですが、どうやら穂高さんはいない様子です。

 

こちらがずぶ濡れになってまで写した貴重な 笑い泣き 展望台からの眺めです。

 

 

 

 

 

く~。 えーん

撮った意味あったのかな~、と思ってしまう1枚です。

 

 

 

 

 

その展望台を車の中から写しました。

 

目の前の石垣の向こうは道がちょっと下にくだっていますから、展望台は階段を登って中に入ります。

 

展望台に入れば雨はしのげるだろうと思ったのですが……甘かったです。

 

暴風が吹き荒れているので、屋根はあってないようなものでした。

 

幸い車にスーツケースを積んでいたため、下着からシャツ、ジーンズまですべて着替えて、次の「東崎展望台」に行きました。

 

 

 

 

 

さっきの雨は何やったん? と思うほど、お天気は回復しています。

また霧雨しとしと状態に戻りました。

 

 

 

 

 

駐車場からウンチがたくさん落ちていて、馬でもいるのかな? と思ったら……。

 

 

 

 

 

あ! あそこにいるのは牛!

 

 

 

 

 

牛がこちらに気づきました。

 

 

 

 

 

じっと見ています。

 

 

 

 

 

よいしょ、っと向きを変えて……

 

 

 

 

 

さらに見つめています。

ん?

よーく見たら、右側に白黒模様のもう1頭が見えています。

怖がらせるのも悪いし、というか、走って来られたら怖いので、刺激しないよう先へは行きませんでした。

 

 

 

 

 

ここでももちろん、海の神様にお話が聞けるので、さきほどのスコールについて聞いてみました。

私が空を見た印象では、どうやらこの地域を自分のテリトリーとして守っている、特別な龍はいないようなのです。

中国大陸のほうから気ままにやって来る龍、海の上を自由自在に行き来する海洋の龍が、ランダムに飛んでいます。

ですから、穂高さんがやって来て晴れるように段取りをしても、中国から来た龍が雨にしたり、海洋の龍が晴れるように天気を動かしても、別の海洋の龍や大陸の龍が来てまた雨にしたり、と複雑にあれこれやっているようでした。

(この日は何回か、空が明るくなって日が射していたのです)

 

イタズラのし合いっこみたいな感じで、面白がっているのかな、遊んでいるのかな、と思い、それを神様に言ったところ……。

さきほどの激しいスコールは龍同士でケンカをしたからだ、と言うのです!

えーーーーーーーーっ!!!!!!!! びっくり

「神様! それは一体、どういうことなのでしょう? 龍は神獣なのにケンカをするのでしょうか?」

と、お聞きすると、〝神に仕えている龍〟は戦ったり、争ったり、縄張り争いはしない、と言います。

しかし、神仏に仕えていない自然霊のままの龍はケンカをするそうで、以外と気性が荒いみたいです。

へえぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!! そうなんだーーーっ!!!!! 

と、この島では驚きの連続です。

一生分のビックリマークをここで全部使い果たしてしまいそうです。

でも、よくよく考えてみれば、自然霊という存在はそういう性質なのです。

神仏に仕えて「善」の存在にもなれるし、災いをもたらす「悪」のほうにもなれます。

ずっと中間の、ニュートラルな存在でいることもできます。

たとえば、わかりやすい自然霊のキツネで言うと、善の存在であるお稲荷さんにもなれますし、悪のほうへ行って妖狐になり災いをもたらす存在にもなれます。

龍も自然霊ですから、そこは同じなのですね。

そうか、だったらケンカをするのもわかる、と思いました。

龍だからといって、良い存在とは限らないのです。

なるほどなるほど、そりゃそうだよな〜、と思いました。

穂高さんは山岳系の神格が高い神様に仕えていますから、争わずに去った、のだそうです。

龍もいろいろいるのですね。

面白いなぁ、と思いました。


さてそんな発見続きの与那国島で、私が最後に訪れたのは「日本最西端の地」のすぐそばにある「ナーマ浜」です。

そうなんです、島をぐるっと1周して、最初に訪れた場所に戻りました。

1周したと言っても与那国島は小さな島なので、車で走ると1時間で回ることができます。

私は与那国島をしっかり見たかったので1泊しましたが、さらっとした観光だけだったら3時間もあればできるように思います。

マップで見ると、ナーマ浜に「金刀比羅宮」と書かれていたため、最後は神社参拝でしめようと思いました。

 

こちらがその金刀比羅宮です。

 

扉がしっかり閉まっています。

 

 

 

 

 

扉を開けて、ご挨拶をしました。

 

 

 

 

 

内部はこのようになっています。


神様はちゃんといらっしゃいました。

祝詞で出てこられて、それっぽいお姿をしていましたが、まだ神様になって日が浅いのだそうです。

「讃岐から来られたのですか?」とお聞きすると、「違う」と言っていました。

厚く信仰をする島の人がいるので自分が入った、とおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

少しお話を聞いて「では」と、扉を閉めようとすると、「少しの間、開けておいてくれないか」と言うので、開け放したまま下の浜辺に降りることにしました。

 

 

 

 

 

木の階段はまだ新しいようです。

 

 

 

 

 

下から見ると、こんな感じです。

 

 

 

 

 

ナーマ浜はとても気持ちのいい浜辺でした。

 

 

 

 

 

大きな岩が乗っかっているように見えます。

 

 

 

 

 

奥まで行くと岩場になっていて、ここの岩場は神様が宿れるほど神聖です。

 

 

 

 

 

岩自体にパワーがあって……

 

 

 

 

 

それは迫ってくるような、強い力でした。

 

 

 

 

 

お不動さんを祀るのにちょうどいい岩穴だな~、と思ったりもしました。

 

 

 

 

 

岩自体にパワーがあるので、草も元気いっぱいで、はえています。

 

 

 

 

 

「サンゴに囲まれている島は神聖である」と、石垣島で教わりました。
さらに二重にも三重にもサンゴ石で囲うことによって、神が宿りやすい聖域を作る、ということも聞きました。
浜辺に下りて、「サンゴ石って、そんなに簡単に見つかるものなのかな?」と、しゃがんで浜辺の小石を見てみたら……。

 

 

 

 


なんと!!! すべてがサンゴ石でした!
すっごーーーーーい!  びっくり

と、しばらくサンゴの石をいろいろと手に取って、じっくり見せてもらいました。
(サンゴは絶対に持って帰ってはいけません。これはまたあとで詳しく書きます)

 

 

 

 

 

ここもパワスポなんだな〜、と思うと、与那国島は本当にすごいです。

島のあちこちに強いパワースポットが存在しています。

海底遺跡のあたりが沈んでも、この一帯が島として残った訳がわかりました。

ナーマ浜には1時間近くいたように思います。

八重山諸島では超超ハードスケジュールで取材をしていましたが、なぜか疲れが一切なく、元気ハツラツだったのは、南の島に多くあるパワスポのおかげだったと思います。

そんなことを思いながら、「さて、そろそろ空港に行かなければ」と、金刀比羅宮の神様にそのことを伝え、扉を閉めたら……。

神様はこのガラスに内側にへばりついて、こちらを見ていました。

 

 

 

 

 

なんだかちょっとお気の毒に思いました。

台風が来たり、激しいスコールがあるところなので、閉めておくのは当然ですが、もしも今後、参拝を予定されている方がおられましたら、少し長く扉を解放して差し上げると喜ばれると思います。

与那国島は、大きな、神格の高い海の神様に会えて、良質のパワースポットに癒してもらえる島です。

この島は古代文明だけでなく、もっともっとさかのぼって、原始の地球まで見えるという、それくらい〝地球的な場所〟です。
(変な日本語ですが、ニュアンスでご理解下さい~あせる

島をドライブしていたら、「沖縄県警察」と車体に書かれたパトカーが走っていたのですが、ものすごく違和感がありました。

県とか、国とか、そのようなものを超越した、地球の……地殻部分が海から顔を出している地球区、という島だからです。

私はこの島でいろんなものを見せてもらって、とても勉強になり、ありがたかったです。

 

 

 

 


あ、そうだ、Dr.コトー診療所のロケ地も見学してきました~。

 

 

 

 

 

ドラマを見ていないので、イマイチわからないのですが、ベッドなどもすべてそのまま保存されてました。

 

 

 

 

 

与那国空港です。

1階建てで、バスの待合室みたいな素朴な感じが良かったです。

 

 

 

 

 

この飛行機で石垣島に戻りました。

明るいので夕方の早い時間に思われるかもしれませんが、すでに18時半を回っています。

夜、石垣島のホテルに入って、翌朝は朝一番の船で、今度は西表島(いりおもてじま)へと行きました。
ここから南の島のお話は佳境に入っていきます。
※続きます。