前回のブログをアップしたあと、「しばらく更新がなかったので心配してました〜」というメッセージを多くいただきました。 

 

皆様のあたたかいお心遣いがすべてのメッセージから感じられて、ものすごく感動致しました。 

 

いつも思っていることですが、私は非常に多くのものを読者の皆様にいただいているなぁ、としみじみとありがたく思いました。 

 

皆様には心から感謝を申し上げます。 

 

本当にありがとうございます。 

 

体調の方は、時差ボケもキレイさっぱりなくなり、完全に回復しております。 

 

今回のように大きく体調を崩したのは、大げさではなく、何十年ぶり? というくらいで、そのおかげで深い気づきをもらうことができました。 

 

健康に感謝をすることは、なるべく意識するようにしているのですが、私の場合、どこかに出かけると実感する……というのが多かったです。 

 

山に登って美しい景色を見て、「山に登ることができる、ああ健康ってありがたいな」とか、素敵な神仏にお会いして「健康だから、ここまで会いに来ることができた、ああ、ありがたい」とかです。

 

何か、プラスアルファな状態になった時に意識をしていました。

 

しかし、体調を悪くして寝込んでいると、「ごく普通に生活ができる」「動くことができる」という、そういうシンプルなこと自体がありがたいのだ、ということに気づきました。

 

たとえば、ご飯を美味しく食べられる、テレビを見たり本を読んだりパソコンを使うことができる、立ったり座ったりがしんどくなくできる、買い物など外出が苦痛なくできる等、本当にごくごく当たり前と思われる生活が……実はとっても〝幸せ〟なのだとわかりました。 

 

山に登ったり、神仏に出会ったりしなければ実感できなかった健康のありがたみを、寝込むことで、もっと根本的な部分で知ることができたように思います。 

 

幸せとは? と改めて考え、健康で暮らすためには今後どうするべきかも真剣に考えました。 

 

体がしんどかったからこそ、「この体がいつまで使えるのだろうか」ということも思いました。 

 

体の耐用年数が、イコール、人生なのだ、ということも実感を伴って悟りました。 

 

だったら体はもっと大事にするべきで、「軽い考えで、無理や無茶をするのはやめよう」と、日頃の生活の仕方を見直すこともできました。 

 

年齢が年齢ですし、ここで深く考える機会があったことは、本当に良かったと思います。 

 

体調を崩していた時に、出版社の編集者さんとお会いする予定があったのですが、私の都合でそれもキャンセルになりました。 

 

しかし、お会いする予定だった日の翌日から、その編集者さんは溶連菌感染の症状が出たそうで、高熱が2日も続いたということです。 

 

溶連菌は潜伏期間が2~5日あるみたいなので、お会いしていたら知らないうちに移していたと思います、キャンセルしてくださってよかったです、というようなことを言われていました。 

 

私側にすれば、体調が悪くて寝込むのも、溶連菌に感染して寝込むのも、そこに差はないので構わないのですが、「編集者さんが責任を感じてしまう事態にならなくて良かった〜」と思いました。

 

もしも、菌が移っていたら、心苦しい思いをさせていたのではないかと思うので、ご迷惑をおかけしなくて本当に良かった、と思いました。 

 

帰国直後にお山にお帰りになられた大天狗さんとお稲荷さんは、ちゃんとすべてのことをお見通しだったのだな、と思います。

 

今度、伺った時に、たくさんお礼を言わねば! と、今からお礼参りをするのが楽しみです。

 

うわ! (><;)  すみません。

 

またしても前置きが〜、こんなに長くなりました。 

 

というわけで、石垣島の続きです。

 

 

 

 

 

こちらは美崎御嶽です。

 

 

 

 

 

自然の中にあるのではなく、賑やかな街の中にありました。

明るくてすがすがしい御嶽です。

 

 

 

 

 

天井部分はこういうふうになっているんだ~、と建物も興味深かったです。

 

 

 

 

 

御嶽の奥にあるイビです。

ここは凛とした威厳がありました。

 

 

 

 

 

横から撮ると、やっぱり木がすごいですね。

 

 

 

 

 

このイビの左側に、遊歩道のような小道があったので歩いて行くと……。

 

 

 

 

 

あれ? ここ、イビの門の斜め後ろになってるのですが……いいのでしょうか? という気持ちになりました。

 

 

 

 

 

遊歩道を奥まで行くと、そこには石積みで囲った立派なイビがありました。

 

 

 

 

 

このイビは四角い囲みじゃないのですね。

 

 

 

 

 

香炉も自然石のようです。

 

 

 

 

 

一番奥から見るとこのような感じです。

聖域感が半端ないです。

 

 

 

 

 

中に入るのはご遠慮して、イビの外側でひざまずいて祈ってみました。

 

祝詞を唱えてみたところ、「わからない」と、守り人である女性が出て来られ、にこにこと笑っていました。

 

祝詞は異国の言葉と、とらえているようでした。

 

ここは聖域感が強く、守り人の女性の霊格が高かったので(神様修行をしていないため、神格という言葉は違うかなと思います)、お話をしてもらえるかもしれない、と思いご挨拶をしたあとで話しかけてみました。

 

少し会話が進んだところで、イビがどのように、なぜ、神聖なのかを尋ねてみると……。

 

「お前はどう思う?」と、逆に聞かれました。

 

「今まで見てきたのは全部、石で囲われた場所でした。石積みが壊れているところもありましたが、基本、囲ってあるようですから、石がキーポイントなのだろうと思います」

 

「それから?」

 

「でも、石積みで囲ったから神聖であるという……そこのところがわかりません……特にここはものすごく聖域感が強いように感じます」

 

「サンゴだから」

 

「???」

 

「よく見てみなさい」

 

そう言って、女性は相変わらずにこにこしています。

 

どれどれ? と見ると……。

 

あーっ! 本当だ!

 

ただの石だと思っていたのですが、よく見ると、石は全部サンゴだったのです。

 

 

 

 

 

全部サンゴなんですね〜。

すごいです。

 

 

 

 

 

女性の守り人は言います。

 

「島も同じである」と。

 

島の周りにサンゴがある、つまりサンゴに囲まれている、だから沖縄(特に石垣島周辺の地域)は神聖なのだそうです。

 

そして、その神聖である島の中に、さらに神聖な場所をサンゴ石で作る……それがイビ、なのだそうです。

 

ああ、なるほど〜、だから二重にも三重にも神聖なんだ、とわかりました。

 

そのように重ねて神聖な場所とすることで、神様と繋がりやすい、聞きやすい、交信しやすい聖域になるのだそうです。

 

ここの守り人である女性はとても爽やかで優しいお方でした。

 

美崎御嶽にはこのような小屋もあって、建物の中は祈りの場となっていました。

 

 

 

 

 

こちらの小屋の内部には石が3体、簡易祠のようなものに祀られていました。

 

 

 

 

 

美崎御嶽から少し離れたところにある富崎観音堂です。

 

 

 

 

 

南の島には珍しい石灯籠の参道となっていました。

 

 

 

 

 

こんなふうに続いています。

 

 

 

 

 

拝殿です。

 

 

 

 

 

拝殿に上がらせてもらうと、仏様の香りがしていました。

お線香とかそういう香りではなく、仏様独特の芳香です。

 

 

 

 

 

拝殿の奥にある本殿です。

仏様は3体祀られていて、真ん中が観音様でした。

一方的にお話をしていると、「お前の上に乗っているものを取り除いておこう」と言ってくれました。

 

 

 

 

 

本土のお堂とは形式が違うし、祀り方も全然違うのですが、観音様は観音様でした。

慈悲深く、優しかったです。

 

 

 

 

 

名蔵御嶽までは、さらに車で走ります。

 

 

 

 

 

屋根の修理中でした。

 

 

 

 

 

中は同じように祈りの場となっています。

 

 

 

 

 

驚いたのは、ここを守っているのは自然霊でした。

 

この参道の両脇に5〜6体ずついて、その中にイノシシ? ブタ? と判断が難しいものが1体いました。

 

眷属のイノシシは以前に見た経験があります。

 

その姿とは若干違うので、ブタではないかと思うのですが……珍しいです。

 

 

 

 

 

このすぐ奥にイビがありました。

 

祝詞を唱えると、なんと! 龍が見えました。

 

龍はこの場所にいるのではなくて、石垣島という島全体の龍です。

 

どうやら中国から来た龍のようで、本土にいる龍とは、手が違います。

 

本土の龍より、手が少し大きいのです。

 

ですから、龍の顔と同時に手の存在もしっかり見えます。

 

うわぁ、なんだか未知の世界がここにある〜、とワクワクしました。

 

龍が中国から来ているのなら、ブタも中国から来たのかもしれません。

 

が、しかし、見えるだけで、それ以上はわからずでした。

 

 

 

 

 

鳥居の前は広いさとうきび畑です。

定番と思われる歌(ざわわ〜、ざわわ〜、ですね)もちゃんと歌っておきました。

 

 

 

 

 

名蔵御嶽を少し離れた位置から撮ると、こんな素敵な風景となっています。

 

 

 

この日の夕方に与那国島へと飛行機で行きました。

 

次回は海底遺跡のある与那国島のお話です。

 

あ、でも、海底遺跡の近くには行けませんでしたし(一応、チャレンジはしましたが〜 笑い泣き )、遺跡についてはわかりませんでした。

 

期待をさせては申し訳ないので、先にお断りをしておきます。

 

でも南の島のスピリチュアルについては、いろいろなことが、与那国島から徐々にわかっていきます。

 

※続きます。

 

 

 

 

 




 

 

 

クリックをするとユーチューブで曲が再生されます。

天から聞こえるメロディを曲にしています。