沖縄の旅をどう書こうか、いろいろと考えましたが、そのまま素直に時系列で書くのが一番いいかなと思いました。

 

少しづついろんなことがわかっていったので、その過程をお伝えできればと思います。 

 

沖縄に到着して(行ったのは去年の12月です)レンタカーを借りた私は、まず、空港から近い「波上宮(なみのうえぐう)」に行きました。 

 

境内に入って、一番に思ったのは「はえている木が違う〜」でした。 

 

南国なんだな~、と実感する景色です。 

 

本土とは社殿が違いますし、屋根も違います。 

 

建物のおかげで、何だかとても神様が身近に思えました。 

 

沖縄に初めて立った時の感想は、土地が……地殻と言いますか、深い部分での「地」が違う、ということでした。 

 

同じ日本ですが、土台が違うのです。(ちなみに北海道は一緒でした)

 

そういう「地」の違いが、感じられる神社です。

 

ここの神様は、明るいトーンの衣装を身につけた女性の姿で見えました。 

 

その時の私は「沖縄の古代民族衣装なのかな」と思ったのですが、あとで調べたら、「唐」の衣装に近かったです。 

 

冠を頭に載せて、ひらひらした衣装を着ており、冠は上にも下にも飾りがあるものです。(上は王冠みたいな飾りで、下はジャラジャラとたくさん垂らしたような飾りです。もしかしたら唐より古いのかもしれません)

 

この時はまだ自分が沖縄に馴染んでいないせいか、姿は見えるのですが、うまくコンタクトができませんでした。 

 

「沖縄を1周してきなさい」と、その神様は言います。 

 

そうすれば、多くのことが理解ができるだろう、というニュアンスです。 

 

そこで、ふと、全然関係ないのに「この神様は出雲大社の会議に行くのかな?」という質問が浮かび、聞いてみました。 

 

「出雲大社での会議に行かれますか?」 

 

「行かない」 

 

ということで、系統が違うのだそうです。 

 

たしかになぁ、この神様があの会議に出席したら、むちゃくちゃ浮くよなー、と思いました。 

 

違和感が大アリなのです。 

 

波上宮の下方にあるビーチ……という言葉は違うのかな、海辺にも下りてみました。 

 

崖が大きな岩に見えますが、パワスポではありません。 

 

でも、そこからでも女性の神様と繋がれます。 

 

この神社でわかったのはこれだけでした。 

 

自分が沖縄という地に慣れていないせいか、私の中に南国系神仏の知識がないせいか、神様がよくわからないのです。 

 

アンテナがうまく合っていない、そんな感じでした。 

 

何十年ぶりかに、「五里霧中」という言葉を思い出したくらい、何が何だかよくわからない参拝となりました。 

 

普段だったら、こういう参拝のことは書かないのですが、沖縄で会った最初の神様なので書いてみました。 

 

波上宮の隣には護国寺があります。 

 

ここは願掛けをするようなお寺ではなく、慰霊のため、供養のためのお寺、という雰囲気です。 

 

中に入ってもよいということで、上がらせていただきました。 

 

入るとすぐのところにそこそこ大きい祭壇があって、年配のご夫婦が静かに拝んでいました。

 

その奥には、ご本尊である観音様がおられるお部屋があります。

 

何体もいらっしゃる仏様を拝観していると、お不動さんが「よぉっ!」と、片手を上げる気さくさで声をかけてくれました。 

 

お不動さんからは強いパワーが流れています。 

 

「お不動さん、強いですねぇ」 と言うと、

 

「横の仏も強いぞ」 と返してくれました。

 

そうなんですか? どれどれ? とお不動さんの右側を見ると、「うわ! ホンマや!」となったのですが、そばには静かにお祈りをしているご夫婦がいます。 

 

観光気分で来るお寺じゃないのかも? と、私はそこで失礼をしました。 

 

でも、ここのお不動さんは強かったので、沖縄でお不動さんにご縁をいただきたい方は行かれるといいです。

 

性質も明るくて気さくでした。

 

 

 

波上宮の一の鳥居です。

 

 

 

 

 

二の鳥居もごく普通のものなので、何も考えずに進むと……

 

 

 

 

 

境内はこのようになっていました。

 

 

 

 

 

手水舎です。

ヤシの木がいいですね。

 

 

 

 

 

南国の開放的な雰囲気があります。

 

 

 

 

 

狛犬がシーサーなんだ~ 照れラブラブ 素敵です。

 

 

 

 

 

私が境内に入った時は人がまばらにいたのですが、しばらくすると誰もいなくなりました。

1人の空間を作ってもらえてありがたかったのですが、アンテナがうまく合わず、たくさんのお話が聞けませんでした……。

 

 

 

 

 

ちょっぴり気落ちしていたら、そこで祈祷が始まりました。

優しい神様です。 照れ

おられる神様の種類は本土とは違いますが、祈祷方法は一緒で問題ないみたいです。

 

 

 

 

 

女性の神様のご神気が心地良い境内となっています。

 

 

 

 

 

あとから来たお父さんも、ベンチに長い時間、腰を掛けて神様の波動を浴びていました。

きっと、ここの神様に可愛がられているのだろうな、とほっこりしました。

 

 

 

 

 

海辺に下りてみました。

そんなに広くないです。

 

 

 

 

 

反対側を撮るとこんなふうに、崖の上に神社があることがわかります。

 

 

 

 

 

海が美しかったです。

 

 

 

 

 

海の水をさわって、「ちょっと沖縄に馴染んだかも?」

「もしかしたら、今ならアンテナがバッチリかもしれない」と、もう一度、境内に戻ってみたのですが……。

押すな押すなの大混雑 びっくり でした。

さきほどの静寂なひとときをいただけたのは、神様の歓迎だったのですね。

ありがたいな~と思いました。

 

 

 

 

 

お隣にある護国寺です。

 

 

 

 

 

仁王様がいる山門をくぐると……

 

 

 

 

 

本堂は近代的な作りになっています。

 

 

 

 

 

高野山真言宗と書かれていて、空海さんのお寺なんだな~と思いました。

弘法大師像もありましたが、おすすめはお不動さんです。

※続きます。

 

 

 




 

 

 

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