引っ越しをする際の神様の移動について質問がいくつか届いておりますので、今日はそのへんを書いてみたいと思います。 

 

 まずは、荷物を出したあと、自分の車で転居先まで行く、という方の場合です。 

 

神棚の〝お社〟は引っ越し屋さんに任せるのではなく、自分の車の、助手席または後部座席に乗せます。 

 

そのまま乗せるとひっくり返ったりしますから、段ボールに入れるのですが、フタの部分は閉めずに開放したままにしておきます。 

 

場所は必ず座席シートの〝上〟で、いくら段ボールに入れているからといっても、足元に置くのは厳禁です。 

 

お鏡は、新品未使用のハンカチに包んで、お社の中に入れたままにして運びます。 

 

できれば白いハンカチがベストですが、なければ柄物でも、模様入りでも構いません。

(ハンカチでなくても手ぬぐいとか、新品未使用の〝布〟ならオーケーです)

 

おふだのほうは、引っ越し屋さんがくれる食器を包む紙でくるんでも問題ありません。

 

紙をくれない引っ越し屋さんだったら、半紙でくるんでも、おふだがすっぽり入る封筒でもいいのですが、封筒の場合は上部を切って、間違っても封をしたような形にならないようにしておきます。

(ビニール袋に入れるのは目隠しになりませんからNGです)

 

お鏡も、引っ越し屋さんがくれる食器を包む紙でくるむのは、ダメというわけではありませんが……私だったらしないです。 

 

「お社に入れると、中が繋がっている3社用だから、車の振動で重なったり、位置がぐちゃぐちゃになるのですが?」と思われるかもしれませんが、そうなっても大丈夫です。 

 

そのためにハンカチでくるんでいます。

(お鏡があとでわからなくなったりしないように、どれがどの神様か、目印をつけておくことをおすすめします) 

 

「ハンカチでくるむと分厚くなって、お社に入らなくなりました」という場合は、神様だけ別にします。

(②を参考にして下さい) 

 

「家族が5人いるので、神棚を乗せるスペースがありません」という場合は、神棚はトランクに入れて、神様だけを②の方法にします。

(トランクに入れる場合は段ボールの上部を閉じても問題ないです。おふだやお鏡を入れないからです) 

 

「家族で座席がうまってお社が置けず、トランクも狭くて神棚が入りません」という方は、②の方法になります。 

 

ロウソク立てや榊立て、お塩のお皿などの神具は、他のもの(食器など)と一緒に段ボールに入れて運んでも問題ないです。 

 

こうして転居先まで〝お社ごと〟神様と一緒に行って、家に入る前に、神様をハンカチからお出しして、お社に正しい位置で入れます。 

 

それを一家の主(あるじ)、もしくはその家の男の人が、お社の裏側を胸・お腹につける位置で抱えて、〝一番に〟その家に入ります。 

(神棚もおふだも持っていない方については「神様アンテナを磨く方法」という本に書いています) 

 

そして、窓を開け、家にタンスなどの荷物が入っていないその時に、一番高い場所となっている、キッチンの調理台にお社を置きます。 

 

それから荷物を搬入します。

(キッチンの調理台よりも、クロゼットの中の棚が高ければそちらのほうがいいのですが、お社を置いたら、クロゼットの扉は開けっ放しにしておきます) 

 

タンスなど背の高い家具が搬入されたら、とりあえず、その上にお社を移動させます。 

 

 新幹線や飛行機、電車などの公共交通機関で転居先まで行く、という方は、お社を引っ越し屋さんに運んでもらうわけですが、段ボールにはお社だけしか入れないようにします。 

 

ロウソク立てや榊立てなどの神具は一緒に入れても大丈夫です。 

 

まだ段ボール内にスペースがあるからといって、他の荷物も一緒に梱包してはいけません。 

 

お社は引っ越し屋さんに任せても、中のお鏡やおふだは自分で運びます。 

 

さきほど書きましたように新品未使用のハンカチにくるんで、ハンドバッグやリュックなど、手に持つ荷物に入れます。(スーツケースには入れません) 

 

そして、ここが大事なのですが、神様を入れたバッグは床に置いてはいけません。 

 

乗り物の中ではヒザの上に置きます。 

 

飛行機の床は地面から高い位置にありますが、他の人が靴で歩くところですから、床には置かず、オーバーヘッドビンに入れます。 

 

こうして転居先までお連れして、家に入る前にハンカチから出して、一家の主または男の人が手に持ち、一番に入ります。 

 

窓を開けて、それからキッチンの台にくるんできたハンカチを敷き、その上に置きます。 

 

荷物を搬入して段ボールからお社を出すまでは、そこで我慢をしていただきます。 

 

「おふだもお鏡も3つあるんです」「5つあるんです」という方は、最初に家に入る時は、1社だけを持って入ります。 

 

神棚の真ん中にいるメインの神様です。 

 

他の神様は、家族の方が後ろから持って入ります。 

 

「一人暮らしなんです」という方は、他の2社、4社はバッグに入れたままでも構いません。 

 

メインの神様をお出しして家の中に入り、キッチンに仮鎮座をしてもらう時に、バッグから出せばいいです。 

 

ちなみに仏壇の引っ越しは、自分の車で転居先まで行く方も、仏壇がコンパクトタイプでも、引っ越し屋さんにお願いして大丈夫です。 

 

ただ、位牌だけは自分が持って行きます。 

 

同じように位牌はハンカチ、もしくは袱紗(ふくさ)にくるんで、ハンドバッグに入れて運びます。

(袱紗は仏様には使えますが、神様に使ってはいけません。失礼になります。仏様の場合は新品未使用でなくても大丈夫ですが、必ず〝布〟でくるみます) 

 

位牌は一番に家に入れる必要はなく、引っ越し屋さんが先でもまったく問題ないです。 

 

物件を探すのは、神様にお願いをして、1〜2ヶ月後から〝始める〟のがベストでしょうか? という質問が何通かありましたが、探すのはお願いをした時点からのほうがいいように思います。 

 

と言いますのは、お願いをしてから神様が探したり調整をしてくれるからです。 

 

その時点で良い物件がなければ、近々空きそうな良い物件を神様が選んでくれます。 

 

早めに探していれば、お願いをしてから1〜2ヶ月後に新しく空いた物件がどれなのかわかりますが、お願いをして1〜2ヶ月後に探し始めると、どれも全部良い、と勘違いするのではないかと思います。 

 

最近はネットの掲載期間を短く区切っていたりもして、いつから掲載されているのかよくわからないというサイトもありますから、神様にお願いした時から、ぼちぼち探しておかれたほうがいいと思います。

 

 

 

 

 

神様が教えてくれた金運のはなし 直接きいてわかった開運あれこれ

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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