※金剛鈴、護符に関する記述はすべて個人的見解です。

仏教、および神道の教義とは異なっていると思います。

 

 

前回書きました、「金剛鈴」を、どこのお店で購入したのですか、というご質問がありました。 

 

高野山の文房具店を奥之院方面に向かって歩いていると、右手に仏具店があります。 

 

そこには、小さな金剛鈴から(1,000円くらいだったかな〜? お土産用でした。うろ覚えですから、違っているかもしれません)、何万円もする高額なものまでありました。 

 

私が買ったのは4,000円前後だったように記憶しています。(こちらも超うろ覚えです) 

 

高額なものは本格的な金剛鈴で、お手頃な値段のものは持鈴(じれい)という簡易バージョンです。 

 

私のものも持鈴ですが、効き目自体に変わりはありません。 

 

小さなものは振動させる力が小さかったので、中程度のものを買ったのですが、高野山の町で買えば、特に私と同じものを、とこだわらなくても大丈夫です。 

 

空海さんの波動入りという意味では一緒だからです。

 

「金剛鈴の代わりに仏壇のおりんでもいいですか?」 

 

「音叉はどうでしょう?」 という質問が、どちらも数通ずつ、届きました。 

 

音叉(おんさ)って何だろう? とさっそく調べて、YouTubeで聞いてみました。 

 

残念ながら、動画では空気の振動具合がわかりませんでした。 

 

実際に自分で鳴らしてみないと、その振動がどんな感じなのか、つかめないのです。 

 

ですから、音叉をお持ちの方は、ご自分で試してみるといいと思います。 

 

何回かやってみて、霊が逃げていかないなぁ、と思えば、金剛鈴を買えばいいのです。 

 

おりんは、空間を振動させる……その波紋がちょっと違うんですね。 

 

上に開いている、カップ状のものを叩くからでしょうか。 

 

残念ですが、おりんは効果がないと思います。 

 

悪霊に、家から出て行ってもらうために、護符を貼るのはどうかと言いますと、効果はその護符によります。(護符とは、ペラペラの1枚ものの和紙に、絵や文字が描かれたものです) 

 

どこのお寺のものか、何の用途の護符か、力がある護符かどうか、などで違うのと、力があったらあったで、何枚も貼っていいものかどうか、何枚か貼るとしても位置はどこでもいいのか、などいろいろと考えなければいけないことがあったりします。 

 

買ってきた護符1枚のみで、強い悪霊を全部祓える、ということはありません。(本物の強い力を持った霊能者、もしくはお坊さんが処理をした場合を除きます) 

 

私たち一般人にできることは、悪霊の居心地を悪くさせることです。

 

効果があるものを何枚か家のあちこちに貼ります。 

 

すると、悪霊は、「なんかこの家、おりづらいわー、おったらイライラするわー、ンモー」と居心地が悪いので、自分から出て行きます。 

 

熊野本宮大社は神社ですが、護符(神符)を売っています。 

 

この護符を以前から何回か買って、いろいろと試してみました。 

 

良いものなので、親戚にも配っています。 

 

この護符だったら、家の中に何枚貼っても問題ないです。 

 

位置にこだわる必要もありませんが、向かい合わせに貼ると狛犬効果があるので、どこか一ヶ所は向かい合わせに貼るといいです。 

 

熊野本宮大社で買ったものには、本宮の神様の波動が入っていて、那智大社で買うものには滝の神様の波動が入っています。 

 

神社の護符ですから、効力は1年です。 

 

でも、あくまでも護符なので、〝祓う〟というパワーがあるのではなく、「あー、なんかイライラするわー」と悪霊をイラつかせる、不愉快にさせる程度だと思って下さい。 

 

それが嫌で逃げて行く、ということが狙いですので、「そんなん屁でもないわ、ちょーイラつくけど我慢できるわ」と居座る気マンマンの悪霊には、もしかしたら効かないかもしれません。

 

でも、そういう場合は、護符で1ポイント不快にさせて、持鈴を鳴らして1ポイント不快にさせ、芳香を放つ花で1ポイント不快にさせる……というふうに、嫌がるものを重ねていくといいです。

 

1ポイントだけなら、「屁でもないわ、ウケケケ」と笑っていても、5ポイント攻撃をしたら、「あー、不愉快で気分わるー」となり、7ポイント攻撃をしたら、「違うとこ行こ……」と去ったりします。

 

要は、いかに居心地悪くさせるか、なのです。

 

護符に話を戻して……。

 

他の神社のもの、他のお寺のものは、私が自分で検証していないので、どう扱えばいいのか、効果があるのかどうかはわかりません。 

 

比叡山延暦寺の元三大師堂で買う、角大師と降魔大師の護符は、家の中に2枚貼っても大丈夫ですが、悪霊が出て行くタイプの護符ではないです。 

 

この護符は、入ろうとするものを入れません! という外に働く力を持った護符です。 

 

悪いものを入れないために、予防策として貼るタイプの護符なのです。 

 

護符で一つだけ、気をつけたいのは、神社系とお寺系をごっちゃにして貼らない、ということです。

 

効果が半減どころか10%くらいまで薄れるからです。 

 

絶対いけない! というわけではないので、どうしても一緒に貼りたい、という人はそれでもいいと思います。

 

ちなみに護符は海外に持って行っても効果を発揮します。 

 

紙自体に術がかけられているようなものですから、紙が勝手にその効力を発揮して効く、というシステムなのです。 

 

字が読めないから効かないとか、絵柄の意味がわからないから効かない、と、そういうものではありません。 

 

 

 

 

 

封筒の表です。

 

 

 

 

 

封筒の裏側です。

 

 

 

 

 

こちらが熊野本宮大社の護符(神符)です。

 

 

 

 

 

比叡山延暦寺:元三大師堂の、角大師の護符です。

玄関に貼ると、中に悪いものを入れない、という護符の力が働きます。

ただ……玄関の中から外に向けて貼るので、宅配便などの配達の人と向かい合わせになり、「う」と一瞬、固まられたりします。爆  笑

角大師お札

 

 

 

 

 

こちらは降魔大師です。

降魔大師お札

 

※続きます。