私は自分が体験したまま、見たまま、聞いたままを書いています。

 

仏様に関することなのですが、仏教の教義、および、僧侶の方の見解とは異なっている部分があります。 

 

そこをご理解いただいたうえで、お読み下さいますようお願い申し上げます。 

 

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成仏させてほしいという〝幽霊〟を祓う、自宅でできる方法は、「神様、福運を招くコツはありますか?」という本に書きました。 

 

この本では、神社仏閣に〝行って〟祓ってもらう方法もざっと書いています。 

 

今回はそれらの話とは違って、ご縁をいただいているお不動さんに、憑いた〝その場で〟祓ってもらう、守ってもらう方法のお話です。 

 

幽霊関係では、お不動さんが頼りになります。 

 

高野山で空海さんに教えてもらったのですが、お不動さんなら生き霊も〝はがせる〟そうです。(このお話は、「聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ」という本に書いています) 

 

幽霊も生き霊も、お不動さんだったら大丈夫というわけです。 

 

私はこれまで、お不動さんに縁をもらう大切さをさりげなく、でも、結構しつこく書いてきました。 

 

最新刊では、山に入る前に、お不動さんの真言をもらっておいて下さいね、お不動さんの真言は持って行って下さいね、と、こちらも「しつこいなぁ、識子さん」と思われるくらい書いています。 

 

自分の身を守るためには、本当に大切な……必要なことなのです。 

 

さて、そこで、ではご縁をもらうにはどこに行ったらいいのか? が、最初の質問になるかと思います。

 

私がご縁をいただいているお不動さんについては、「山の神様からこっそりうかがった「幸運」を呼び込むツボ」という本に詳しく書きました。 

 

このお不動さんは力が〝強烈に〟強いですし、面倒見もいいです。 

 

「え〜、でも、識子さんが本に書いてたくさんの人が行ったら、縁をもらう人がいっぱいできて、守りが薄くなるのではないですか?」 と、思われた方がいらっしゃるかと思いますが、大丈夫です。 

 

仏様には、守れる人数の制限はありません。 

 

もしも、持っている力の量が一定だとしたら、その量を人数で割る、ということになるわけで……参拝者が多いところはご加護が薄い、となってしまいます。 

 

仏様は人間とは違いますし、存在する世界が違いますから、持っている力に限界はないのです。 

 

仏様と信仰をする人との関係は常に1対1であり、他に何百人、何万人の人がご縁をもらっていようとも、自分と仏様がつながっている道に影響を及ぼすことはありません。(この詳しいお話は、「聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ」という本に書いています)

 

パワーがあるお不動さんを探すポイントとしては、「修験者を守るお不動さん」、この系統が強いです。 

 

昔は修験者の修行の山でした、という山の中、もしくはふもとにあるお不動さんです。 

 

次は空海さんが開眼したとか、力がある僧が〝本当に〟開眼したお不動さんです。 

 

こちらも強いです。

 

毎日のように護摩祈祷(護摩供・護摩焚き)をされているお不動さんも、パワーアップされていて強い力を持っていますし、お寺に大切にされている……丁寧に勤行されていて、お寺の人に大事に大事にお守りされているお不動さんも強いです。

 

私は蔵王堂のお不動さんと会うまでに、かなりの時間を要しました。 

 

あちこちのお寺の不動明王像に会いに行き、自分と合うお不動さんを探しました。 

 

いくつか仏像を見ていると、必ず「ここだ!」とわかるお不動さんに出会えます。 

 

自分と合う仏様は、行った瞬間や見た瞬間に「大好き!」という感情が湧いたり、なぜか無性に惹きつけられるという気持ちになりますから、すぐにわかります。

 

そのような仏像に出会ったら、それが自分と合う仏像=仏様の窓口です。

 

※続きます。