※前回のつづきです。
白山登山、白山比咩神社( しらやまひめじんじゃ )の参拝を終え、時間が余ったので、
「せっかくだから、ちょっとどこかの神社に寄ってみようかな」と思い、白山比咩神社の近くにあった金剱宮(きんけんぐう)に寄りました。
ここが想像を超えた、意外とすごい神社でビックリしました。
まず驚いたのは、狛犬です。
拝殿の左側へ行くと、すっっっごいパワーを感じます。
このパワーは一体どこから? と見ると、そこには古~~~い狛犬が置かれていました。
江戸時代あたりの狛犬像でしょうか、そのパワーが本当に強烈で、珍しいくらい強いのです。
すごい眷属が入っているなぁ、と思いつつ、そばに行ってみました。
「失礼します」とお断りして、写真を撮ると、形がわからないくらいブレます。
慎重に撮ってもブレまくり、そのうちカメラがピントを合わせられなくなりました。
大きくボケたりシャープになったり、液晶モニターの画像が、むわーんむわーんと動きまくるのです。
カメラがピントを合わせようと、必死で頑張るのですが、波動が強すぎてどうしても合いません。
「うわぁ、すごすぎるー!」と思った私は、「むちゃくちゃ強い眷属さんなのですね」と言ってみました。
すると、「おぅ、わかるか?」と答えてくれたので、
「わかります! どうかお写真を撮らせて下さい!」とお願いすると、やっとピントが合って数枚写真が撮れました。
いや~、本当にすごい力の狛犬なのです。
〝うん〟のほうだったので、〝あ〟のほうも見に行ってみたら、こちらではカメラのレンズカバーが半分しか開きませんでした!
一度閉じて、またあけても半分しか開かず……
仕方がないので、レンズカバーを無理やり手でこじあけ、「お願いします、どうかお写真を撮らせて下さい」と言っても、ピントが合いません。
「撮ってどうするのだ」
「全国の人に知ってもらいたいんです~」と言うと、やっと撮影許可が出ました。
どうしてここまで強い眷属が入っているのか……そこが謎ですが、すごかったです。
次に、「乙剱社」と書かれた小さなお社の前に行くと、
なんと! お社の空間にヘビの神様がいるのです。
しかも、ですね! 黄色なのですっ!
黄色のヘビは初めて見ました。
とっても美しい黄色をしていました。
「おぉ~!」と、立ち止まって、まじまじと見つめてしまいました。
口を開けて、シャーッと威嚇するようなお姿です。
結構、太いヘビでした。(ヘビは細いのが普通ですが、ここの神様はコロコロと太いのです)
ヘビで「黄色」の神様ですから、金運に強いです。
せっかくなのでお願いしようかと考えましたが、金沢までお礼を言いに来るのはちょっと遠いなぁ、とやめました。
恵比須社も強いパワーを放っていました。
このお社でもカメラはうまくピントを合わせられず、必死で調整していました。
恵比須社にいらっしゃる神様も、本殿にいる神様と同じく、昔から強い力を持っているようですが、こちらはまったく自己主張をしていません。
この神様はほぼ何の願掛けでもOK、というタイプです。
前回、書きましたように、商売がたきに勝つ、ライバルに勝つ、というような、戦勝関係の願掛けをしたい方は、本殿にいる神様にするといいです。
その他のいろいろな願掛けは「恵比須社」の神様に、
金運のお願いであれば「乙剱社」の黄色いヘビの神様に、と、
この神社は、その願掛けに力を発揮する神様にお願いをすると叶いやすいです。(ちなみに、この神社での願掛けはひとつです。境内社も含めて3つ願掛けをするのはNGです)
拝殿わき……と言っても、奥のほうですから、パッと見ただけでは存在がわからないと思いますが、
2体の狛犬に入っている眷属も、本当にすごーーーく強いので、狛犬に願掛けをするのもアリです。
本殿左手突き当たりは「招魂社」です。
私はパスしました。
拝殿の左側になります。
とても良い「気」が流れています。
パッと見、なんてことはない普通の狛犬ですが……
強いのなんのって、それはもう……
と、言いつつ、お尻も失礼して、パシャリと撮らせていただきました。
特別に道が作ってあるので行ってみると……
乙剱社がありました。
うわ、黄色いヘビの神様だ~、と初めて見るその鮮やかな色にビックリです。
しかも、ふくよかに太いお体ですから、ますます金運にごりやくがありそうです。
「あ」のほうの狛犬さんです。
こちらも強烈なパワーです。
「うん」の狛犬さんより、こちらのほうが厳しめです。
いつもなら、狛犬さんはこんな感じ~、と軽く楽しく書くのですが、さすがに書けません。
威厳のあるお姿です。
境内社の神様がやわらかいので、そのような雰囲気になっています。
「恵比須社」の神様はゆったりしていて、控えめです。
境内社だから、と前面に出ない、奥ゆかしさがあります。
他にも3つ、お社がありました。
もみじって可愛い形だな~、と思った1枚です。