三峯神社関係の質問もたくさんいただいておりますが……(すみません、去年からものすごくたくさん届いています)、これはどの神社にも当てはまるな〜、というお話がありましたので、ちょっと書きたいと思います。
「三峯神社の鳥居の真ん中を通ってしまいました」と、大変なことをしてしまった、と頭を抱えている方がおられました。
視線を感じたので狛犬を見ると、ジロリと睨まれたような気がしたそうです。
参道は、〝絶対に真ん中を歩いてはいけない!〟という、そこまで厳しいものではないです。
〝できれば〟端を歩いたほうがいいですよ、とその程度です。
そのほうが礼儀正しい参拝となりますから、眷属に認めてもらえますし、神様や眷属が通ることもあるので、道を空けておく、という配慮にもなります。
鳥居の真ん中を通った時に、狛犬がジロリと見たように感じたのでしたら、その日はたまたまその時間に、神様か格の高い眷属が参道(真ん中)を通っていたのかもしれません。
わざとではないことを狛犬の眷属も知っていますから、叱られることはないです。
どうしても気になるようでしたら、次回行った時に「前回は失礼しました」と言えば、それで十分わかってもらえます。
御眷属拝借(詳しくは「神さまと繋がる神社仏閣めぐり」に書いています。神社のホームページにも載っています)をされている方からのお悩みも届きました。
去年、家に来てもらった眷属に1年間お世話になり、今年無事に神社にお返しをして、また新たに眷属に来てもらったそうです。
その新しい眷属が来て2日目に、突然、眷属にいてもらっている場所に足を向けて寝ていることが非常に気になったそうです。
去年は1年間、まったく何も思わなかったので、ずっと足を向けたまま寝ていた、これはもしかしたら、ものすごく失礼だったのではないか、と心配されていました。
失礼をしていたのなら、近々謝りに行こうと思います……とも書かれていました。
この方は、詳細をメッセージに書いておられ、ブログに写真もアップされていました。
メッセージを読んでいる時点で、いろいろ見えて、「格上の眷属に変わっているなぁ」と思いました。
ブログを見て下さいとのことで、写真を拝見すると、とても丁寧にお祀りをされています。
写真からでもひと目でわかる神格が高い眷属が入っていました。
最初は、ごく普通クラスの眷属が来ていたのだと思います。
その眷属を去年1年間、丁寧にお祀りをして、大切にされたのでしょう。
神社にお返しに行った時に、その眷属はオンガさんに、1年間の出来事などすべてを報告します。
その報告を聞いたオンガさんが、次の眷属はもう少し神格が高いものを行かせよう、と決めたようです。
ですから、普通の眷属の時は足を向けて寝ていても、何も問題はなかったのですが、神格が高い新しい眷属は「足がこちらに向いているのは、どうも居心地が悪い」と思われたのだと思います。
神格が高くでも「それくらい、構わぬ」というこだわらない眷属もいますから、これは性質によって違う部分もあります。
寝る方向を変えたほうが、眷属に1年間気持ちよくいてもらえますから、できるのであればそうすることをおすすめします。
丁寧に祀って、大切にして差し上げれば、このように格が上の眷属にバトンタッチされることがあるのですね。
とても勉強になりました。
信仰心、本当に大切ですね。
※真言は仏様からいただくか、お坊さんなど、その道の専門の方に教えてもらうことが基本です。
しかし、般若心経は真言ではありませんから、ネットで調べて暗記しても大丈夫です。
仏具店に行けばジャバラになったタイプの、コンパクトで持ちやすいものもありますから、覚えるまではそういうものを持って唱えてもいいと思います。