ご紹介するのは、北海道にあるほうの駒ヶ岳です。
今回の取材で初めて北海道に行きました。
まずは北海道でちょっと珍しいものを見たので、そのご報告を……。
運転をしていて、ふと、これは何? と思いました。(下の写真です)
等間隔で立てられています。
しばらく考えてやっと、わかりました。
雪が積もって路面が見えない時に、路肩がどこなのかを示す標識なのですね。(矢羽根付きポールというそうです)
東北でも、道の両脇に白と赤のストライプの長いポールが等間隔で立てられていました。
道路に雪が積もる、という考えがありませんから、それを見た時は、「何だろう? 事故多発地帯なのかな?」と、思いました。
あれも路肩を示すポールだったのですね~。(ドライバーに進む方向を知らせる役目もあるそうです)
これは札幌市街地の写真です。
街の中心部なのに、雪が残っています。
男の人が歩いているところ、凍っているんです。
3月末なのに、こんなにしっかり雪があるんですね~。
こちらは旭川の市街地です。
もうガチゴチに凍っています。
3月末というと、関西では桜が咲いて……。(←前回からしつこい私)
そんな北海道の、函館から近いところにある駒ヶ岳の登山口です。
冬期ですから当然、ゲートは閉鎖されています。
ゲートの向こうは雪山登山をする人の足跡がいくつかありました。
完全に冬ですね。
ちょっと歩かせてもらいました。
シーンと静まり返った白銀の世界で、神様の優しい波動だけが流れていました。
とてもあたたかくて優しい神様だったので、この場所を去りがたかったです。
ゲート前はロータリーになっていました。
写真左に見えている場所の周辺で長い時間を過ごしました。(少しでも長く神様のそばにいたかったからです)
雪だるまを作ってみたりもしました。
雪、と言っても小さな氷の粒でした。
この雪だるま、意図して顔を作っていないのに、神様を見上げて「お別れするのが寂しいです」という表情をしています。
私の心そのままです。
大沼駒ヶ岳神社です。
本当にひっそりと道路脇にありました。
この神社の始まりは大正3年で、現在地に移されたのは昭和48年だそうです。
大きな岩と小さなお社があります。
お社は控えめで……
セルフで開けられるようになっていました。
開けてお供えができます。(撮影したあと、ちゃんと閉めておきました)
岩のほうへ行ってみると、ここは登山口だったことがわかりました。
現在、登山道は閉鎖されています。
大きな岩は縦に割れていて、中を通り抜けられます。
下が凍っていますから、スケートのように、ちゅるり~ん、と滑ります。
こうして向こう側へ行って……
振り向いて写真を撮ると、こんな感じです。(ちなみにこの向きで通ったのは逆でした)
ここはとても神聖な場所となっていて、岩のパワーをもらうとか、そういう仕組みではありませんでした。
この場所は駒ヶ岳の神様の神域の一部です。
ですから、ここは駒ヶ岳の山岳系神様と繋がるために行く、直接お話を聞いていただくために行く、とそのような神社になっています。
その後、霧がすごかったので、ちょっと撮ってみました。