今日は一気に書きますので、ちょっと長いです。
お時間がある時にお読みいただければ、と思います。
セドナには特に力が強いとされる4大ボルテックスがあります。
そのうちの2つ、カセドラルロックとベルロックには山岳系の神様がいました。
エアポートメサに神様はいませんでしたが、向かいのサンダーマウンテンにいるエネルギーの神様と繋がることができます。
残る一つ、ボイントンキャニオンはどうかと言うと、ここには古代ネイティブアメリカンの神様がいました。
デビルズブリッジからボイントンキャニオンを目指していた私は、パーキングの案内を見落としてしまい、その先にある高級リゾート地のゲートまで行ってしまいました。
そのゲートの係りの人に、ボイントンキャニオンの駐車場の場所を教えてもらいました。
Uターンして駐車場まで来ると、なんと、私の目の前で入った車で……満車になったのです!
え? こんなんあり? と思いました。
私がパーキングを見落として通り過ぎなければ、駐車できていたのです。
まあ、それでも「1台くらいは出てくれるはず」と、しばらく待ったのですが、どの車も全然動きません。
それ以上待つのは時間がもったいないし、きっと、ここに来るのは今日じゃないってことなんだな、とスッパリあきらめました。
予定が変わったので当てもなく車を走らせて、「どこに行こうかなぁ」と思っていたら、左手に駐車スペースがあります。
「フェイキャニオン(Fay Canyon)トレイル」となっています。
名前を見た瞬間に、「ああ、今日歩くのはここだったんだ」とわけもなく納得しました。
ここに、と言うか、このトレイルでボイントンキャニオン一帯を守る神様とコンタクトができました。
フェイキャニオントレイルはアップダウンがない平坦な遊歩道となっています。
両側に岩山があって、その間を歩きます。
右手にある大きな岩山を、「なんだかすごい迫力だな〜」と見ていたら、いきなり神様が姿を現しました。
若い女性の姿で、古代のネイティブアメリカンの人だったようです。
髪をおさげにしていますが、三つ編みではなく、紐で飾るようにぎゅっと縛っていました。
頭にはヘアバンド? のようなもの(赤や茶色が混じっていて、ぱっと見は赤っぽい布です)を巻いています。
浅黒い肌で、両足で大地を力強く踏みしめているポーズをしています。
頼もしい、という言葉がピッタリですが、若い女性姿です。
古代に28歳で亡くなったと言っていました。
とても意志の強い人だったようですが、神様としての力も相当強いです。
この神様がフェイキャニオントレイルのあたりから、さらに右手一帯の神様となっています。(右手、とは奥に向かって右手です)
左側の向こうのほう(離れています)の土地には男性の神様がいるのですが、フェイキャニオンからは少し遠いです。
男性もネイティブアメリカンのようですが、女性ほど詳しくはわかりません。
背が低いようです。
私のことが珍しくて遠くからちょっと見に来たためか、女性の神様のテリトリーだから遠慮していたのか、そこは不明でしたが、男性の神様はとても薄かったです。
せっかく神様がいるのに知られていないのはもったいないな、と思ったので、ブログに書いていいかどうかを聞き、「人間が願掛けに来るようになったら、叶えてもらえますか?」とお聞きしたところ、女性の神様は、子育てや子供を守る、子宝を授けることに強い、とご自身が持つ力を話してくれました。
特にこの方面で願いを叶えよう、と言っていました。
男性のほうは、狩りとかそのようなことに強いらしいのですが、それは……現代のものに置き換えると金運? と思いました。
家族を養うためのもの、という意味で、です。
金運でよろしいでしょうか? と尋ねると、男性の神様は「金運は難しいが……まあ、頑張ってみよう」とおっしゃっていました。
2柱の神様との会話はだんだん弾んでいき、「アメリカの女性は日本の女性に比べて、自己主張ができるように思います」と私個人の見解などをお話しました。
日本も最近はそのような人が増えてきましたが、でもまだ、三歩下がって……みたいなところがあります、と言うと、アメリカも昔はそうだった、と言います。
そして、もっともっと時代をさかのぼって古代までいくと、男性は子供を産めないので、女性をとても大事にしていた、と男性の神様が言います。(男性のほうが三歩下がって、ありがとう、という感じです)
それを聞いていた女性の神様が「(その扱いは)当然よ!」と言って、豪快に笑っていました。
ハツラツとして、元気いっぱい、自信に満ちた女性の神様です。
やっぱり「頼もしい」という形容詞がピッタリです。
ここのトレイルの行き止まりは、オブジェのような岩があって、「え? これだけ?」と思ってしまいました。
両神様はくすくす笑いながら、「いいものを見ただろ?」と言っていました。
ここは2柱の神様とお話ができるので楽しいです。
神様方が言うには、セドナに来て、エネルギーを感じる人は多くいるのだそうです。
しかし、神様という高級霊の存在に気づく人はいないということでした。
普通にしゃべって普通に接する人間に会ったのは久しぶり、とも言っていました。
ちなみに「Fay」というのは「妖精」で、女性の神様に合ったネーミングだな〜、と思います。
この日、行きそこねたボイントンキャニオンには、日を改めて行きました。
駐車場から15〜20分で到着するので、トレイルとしては短いほうです。
2回目は朝一番に行ったので、一人きりの空間を少しの間、確保できましたが、ここは観光客が多いのでひっきりなしに人が来ます。
最初に訪れた時は駐車場が満車でしたから(バス停があって、バスでも人が来ます)、集中するのは難しかったのではないか、と思いました。
フェイキャニオンはほとんど人がいませんでしたから、先にそちらへ行って正解でした。
ボイントンキャニオンでは、みんな、岩に両手をつけてじっと触っています。
エネルギーを感じているのかな? どれどれ? と私もやってみました。
でも、エネルギーは岩の中にあるわけではないのです。
〝場〟にありますから、そこに〝居る〟だけで、すでに体がその土地からエネルギーをもらっています。
たとえて言うと、暖炉のような感じです。
暖炉の前に行けば、その場はすでに暖かくて、体はそのぬくもりをもうもらっています。
火に手をかざして、手のひらからしか、暖かさをもらえない、というわけではありません。
それと同じで、ボイントンキャニオンの場所に行くだけで、すでに体はエネルギーをいっぱいに浴びているのです。
手のひらからは、何も感じ取ることができませんでしたが(私の場合です)、でも、そのような行為は〝場〟と一体化するのに有効だと思いました。
じっと岩に抱きついていた女性もいて、岩となじんでいました。
ボイントンキャニオンからは、私が間違って行った高級リゾート地が見渡せます。
すごいな〜、お金持ちの人があそこに泊まるんだろうな〜、中はどうなっているのだろう? 一回でいいから泊まってみたいな〜、などとつらつら考えていたら、フェイキャニオンで会ったネイティブアメリカンの女性の神様が降りてこられました。
そして呆れた様子で、こう言われました。
「くだらないことを言ってるなー、お前は」
「う」 と、返す言葉がありません。
「どうしてそこにこだわるのか(お金のことと思われます)」
え、いや、本気で思っているわけではなく、ちょっとだけ入ってみたいかな〜と思ったんですぅ、と反論したら、その後長々と教え諭されました。
その教えの中で、「人間とはどういう生き物か」というお話があったのですが、私の中でまだ完全に理解できていないため、このお話は経験と知識がもう少し増えてから書きたいと思います。
この神様の肩のところには(肩に止まっているのではなく、肩の上の空間です)とても大きなハクトウワシがいます。
すっごくカッコイイです。
このハクトウワシが一の眷属のように見えました。
外国にも人間から神様になった方がいて、神様の世界は国が違っても同じような感じなのだな、と思いました。
私がお会いしたセドナの神様は、これですべてのご紹介が終わりです。
もっといろいろなところをまわると、違う神様や眷属にも会えていただろうと思いますが、今回の旅は時間の都合で4大ボルテックスがメインでした。
あとは、グランドキャニオンにいた精霊のお話、フェニックスでお会いした大地の神様のお話があります。
そちらの神仏のご紹介を書いて、外国の神様のお話は終了です。
日本の神仏のお話を早く読みたいと思われている方、すみません、もうちょっとだけお待ち下さい〜。
フェイキャニオントレイルを入ったところです。
平坦な道なので歩きやすかったです。
トレイル右手にある岩山ですが、てっぺんに木が!
岩の上に1本だけある木……なんだか神秘的です。
ここでも小鳥がまとわりついて飛んでくれました。
デビルズブリッジでまとわりついてくれた小鳥とは種類が違っています。
何の種類なのかわかりませんが、可愛かったです。
大きな岩の壁みたいだな~、と思ってると……
横から見たら、宇宙戦艦ヤマトでした。
なんとなく似てません?
行き止まりにあった岩です。
トカゲを下から見ている気分になりました。
駐車場に戻ると馬がいました~。
こちらはボイントンキャニオンです。
特徴のある左の岩、カチーナウーマンと呼ばれています。
両手をついて触ってみたのは、この岩です。
女性性の象徴なのだそうです。
カチーナウーマンの向かいにある、男性性の象徴、ウォーリアーと呼ばれる岩です。
こちらはスマホで撮ったので色が濃いです。
高級リゾート地です。
コテージタイプのホテルみたいでした。
ゴルフで乗るような白いカートが敷地内を走っていました。
芸能人などが滞在するホテルだそうです。
一生泊まれないと思います。