意図していなかったのに、結果的にカセドラルロックにちょっと登ったお話を書きました。 

 

それは実は表参道とも言うべきルートで、身を清めてから神域に入る経路だったわけですが、時間の都合で最終的な登山はできませんでした。 

 

それで別の日に再挑戦をしました。 

 

カセドラルロックの岩山を登るルートは、危険な箇所があります。(レッドロッククロッシングから行っても最終的にはここを登ります) 

 

途中からものすごい急斜面になっていて、角度が45度以上あるところを登るのです。 

 

「これって、登るのは登れるだろうけど、おりるのが無理なのでは……」と、冷静に判断した私は、そこですっぱりあきらめて写真を撮っていました。 

 

すると、上からおりてくる人が「あなたも登れるわよ、大丈夫よ、簡単だから」と言葉をかけてくれます。 

 

それも、何人もがニコニコと笑顔で励ましてくれるのです。 (前回書きましたように、ここの神様の恩恵をいっぱい浴びると、そのような親切でフレンドリーな気持ちになります)

 

いや、でも……と躊躇していたら、母親らしき人と娘さんが2人で登っていきました。 

 

母親らしき人は私より10歳くらい年上に見えたのですが、迷わずガンガン行きます。

 

「え? その年齢で行かれるんですか?」と目がまん丸になりましたが、チャレンジ精神旺盛なアメリカ人に勇気付けられて私も頑張ることにしました。 

 

結果的に、このお2人についていって、エンド・オブ・トレイルと書かれた行き止まりまで登りました。 

 

行き止まりの向こうは崖になっていますし、左右は切り立った岩ですから、本当に「エンド」という感じです。 

 

見晴らしが良くて、風が爽やかに吹き抜けていく素晴らしい場所で、心から満足していると、神様が「左側のほうへ行ってみなさい」と言います。 

 

恐る恐る行ってみると、大きな岩をなんとか回り込めるようになっていました。 

 

回り込んだところは斜面になっており、そこは明らかに人が登るようなところではありませんでしたが、登ったところが素晴らしいと言うのです。 

 

(><;) …………。 

 

あの〜、神様、ここを登るの、すんごく勇気がいるんですけど……。 

 

と言うのは、トレイルエンドよりも奥まったところですから、トレイルからは見えません。

 

まさかそんな岩の向こうへ回り込んだ人がいるとは誰も思わないでしょうから、もし足を滑らせて落ちたら……たぶん見つけてもらえないと思います。 

 

でも結局、好奇心には勝てず、自己責任で登りました。 

 

登ったその場所が……ものすごいパワースポットでした! 

 

とてつもなく大きな岩に挟まれた狭いスペースがあって、正面に塔のような1本の岩があります。 

 

大地から吹き上げてきた風が通り抜けていく時にパワーをくれますし、天から降り注ぐ日差しもエネルギーを与えてくれます。 

 

さらにカセドラルロックの神様の高波動をふんだんに浴びることができる場所となっています。 

 

岩に囲まれていますから、高波動が逃げないのです。

 

そこはまさに「神様の特別室」と言った感じでした。

 

強烈に癒されます。

 

「あー、なんてありがたい場所なのだろう」としみじみ思いました。 

 

「カセドラルロックの神様、ありがとうございます! 神様に誘ってもらえたから来ることができました」と、お礼を述べると、 

 

「礼はお前についている神に言いなさい」と、優しく言われました。 

 

玉置の神様とヤタガラスさん、大天狗さんがしっかり守ってくれていたのだそうです。 

 

だからここまで無事に登れたのだ、と教えてくれました。

 

本当に玉置の神様とヤタガラスさん、大天狗さんには感謝です。

 

しっかりお礼を言いました。 

 

ここで、気になっていた眷属の亀について聞いてみました。 

 

「眷属の亀のことなのですが……」 と、話題にすると同時に、亀が空に現れました。 

 

しゅぃーん、しゅぃーん、と水を掻くように、泳いでるような仕草で飛んでいます。 

 

シッポはこないだ見た時と同じく、ぴろぴろ〜っと長くて、心の中で「やっぱりそのシッポ、違和感があるなぁ……」と思いました。 

 

すると神様が、あの亀のシッポには「長寿」のパワーがある、と言います。 

 

長いシッポで触れられた人間は、寿命が延びる、と言うのです。 

 

えぇーっ? それって本当? と、とっさに疑ってしまいました。 

 

「鶴は千年、亀は万年」ということわざがあるように、日本でも亀は長寿のシンボルとなっています。 

 

何かこう、話がうまく出来すぎてる感が……などと失礼なことを考えていたら、 

 

「亀(神獣の亀です)だけが、人間の寿命を延ばすことができる」と、神様はハッキリと言いました。 (眷属の中で、です。神様はまた別の話です)

 

そうだったのか〜! と思いつつも、今度は別の質問が頭に浮かびました。 

 

「神様? 人間って寿命を決めて生まれてきますよね? それって運命ではないのでしょうか?」 

 

「人間の運命を変えられることは知っているだろう?」 

 

ハイ、それは知っています。 

 

キッチリ細部まで人生の計画を書き込んで生まれてきた人でも、山岳系神様にお願いすれば変えてもらえます。 

 

大ざっぱにしか決めてこなかった人は自由に人生を作っていけるわけで、そのような人は運命という決まったものがありません。(詳しくは「運玉」という本に書いています) 

 

ただ、寿命については曖昧だったので、ここで聞いてみたのです。 

 

神様が言うには、亀はその方面の専門である、ということでした。

 

 

 

 

 

カセドラルロックです。

パッと見、岩山だけですが……

 

 

 

 

 

ズームをしたら意外と多くの人が登っています。

 

 

 

 

 

ここ……写真では伝わらないかと思いますが、すごい傾斜でした。

 

 

 

 

 

迫力がある岩山です。

 

 

 

 

 

日本だったら、修験者の人がお不動さんを祀っていそうな岩の隙間です。

 

 

 

 

 

小さくて見づらいかもしれませんが、母親らしき人と娘さんが登っています。

後ろの青いTシャツ、短パン姿の女性のほうが母親らしき人です。

 

 

 

 

 

トレイルエンドまで来て、「ふぅ」となっていたら、「左側へ行ってみなさい」と言われて……

 

 

 

 

 

このドーンと大きな岩をなんとか向こうへ回り込みます。

 

 

 

 

 

すると、このような場所に出ます。

両側が切り立った岩で、正面向こうに見えるのが塔のような1本の岩です。

ズームで撮っているので、すぐそこに見えますが、斜面を登っていかなければなりません。

 

 

 

 

 

登ったところには、このように岩が平らになっているスペースがあります。

 

 

 

 

 

そこで見上げると……両側の岩と空が一体化したように見えます。

 

 

 

 

 

パワーが非常に強い場所なので、木もこんなふうにねじれています。

 

 

 

 

 

これは山を下りている時の写真です。

急斜面でものすご~~~く怖かったのに、写真では伝わらないですね。 (^_^;)

 

 

 

 

 

興味がおありの方は動画もあります。

こちらで見ると、より感じ取りやすいかもしれません。

最後のほうは、風で手元がブレています。

見にくかったら、すみません。

 

 

 

写真より臨場感が伝わるかと思います。