今日は食事のお話を書こうと思います。
有名人やお金持ちの人は、海外に行くとなると、現地ガイド付き、通訳付きでゆったり観光をするのでしょうが、庶民の私は格安航空券で一人旅です。
当然、食事も、素敵なレストランでワイン片手に……なんてことはありません。
基本、海外では暗くなってきたら外に出ないので、マイルールでは日没までにホテルに戻ります。
なので、夜に外で食事をすることは、一人旅ではめったにないです。
あと、日本だと外観と雰囲気からそのお店のグレードがなんとなく判断できますが、海外ではイマイチわからない、ということがあります。
ずいぶん前に友人と海外に行って、よくわからないままオシャレ〜なレストランに入ったところ、超高級店だった経験があります。
3品しか食べなかったのに(それもお皿にちんまりと載ったお料理)、2万円払いました。
お高いだけでなく、居心地の悪さも半端なく苦痛でした(周囲はセレブとひと目でわかる人達だったので〜)。
あの失敗は2度としたくない~、という気持ちがあります。
チップ制度のアメリカのレストランでは、担当のウエイトレスさん、もしくはウエイターさんが丁寧にいろいろと言葉をかけてくれます。
大変ありがたいです。
ありがたいのですが……慣れていない私はなんだかとっても緊張してしまいます。
なまりのある英語を話す人だったりすると、緊張はマックスで(何回も聞き返すのは失礼なため)、いつ話しかけられるのかと常にドキドキです。
そのような諸々の理由で、今ではスーパーマーケットのデリで好きなものを買って、ホテルでゆっくりする食事がストレスなくベスト! と考えています。
セドナには大きなマーケットが3軒ありました。
オーガニックのマーケットと、バッシャーズと、ホールフーズマーケットです。
オーガニックのマーケットは小さめで、お客さんも多くなく、よって品揃えももうひとつでした。
バッシャーズが一番広くて、果物・野菜類や日用品の種類も数多くありました。
ホールフーズはバッシャーズより若干小さいものの、ここにはデリバイキングがあります。
容器に好きなものを好きなだけ入れて、重さで金額が決まる、というものです。
野菜とおかずのコーナーに分かれていたのですが、ベジタリアンが多いのか、サラダバイキング(サラダバー)のほうは充実していました。
見たことがない緑の葉っぱ(最後まで何かわかりませんでした)、セロリやニンジン、玉ねぎ、枝豆のむいたもの、コーン、カリフラワー、トマト、ピーマン、きゅうり、パプリカ、ラディッシュ、ブロッコリーなど他にもたくさんの野菜が並べられていました。
選り取りみどりです。
サラダの上にトッピングするナッツ類も数種類ありました。
私の海外での野菜生活は、果物とトマトをマーケットで買うくらいしか選択肢がなかったのですが、ここでは毎日新鮮な野菜を、それも種類豊富でたくさん摂取することができ、ラッキーでした。
部屋には電子レンジがあったので、「おぉ、そうだ、冷凍食品をチンして食べてみようじゃないか」 と試した日もあります。
その結果は 「ん〜〜〜〜〜〜」 と長くうなってしまう味で、チャレンジは1回で終了しました。
お昼は時間がもったいないので(日没前にマーケットに行かなくてはいけないため、観光に使える時間が限られています)、前日にベーグルとリンゴを買っておき、それを運転しながらかじったりしていました。
セドナじゃないところでは、ファーストフードのお店やスタバも利用しました。
美味しいものを食べる目的で行ったわけではないので、私としては別になんとも思わないのですが、 「旅行に行って、レストランやお店で食べないって、なんだか悲しい」 と前述した友人は言っていました。
私の母もこのタイプで、一緒に海外に行くと必ず外食をします。
ホテルの部屋で食事をすると、すごくみじめな気持ちになるのだそうです。
ま、そこは人それぞれで、これは私と同じくマーケットデリ派の人に、 「ホールフーズマーケットが良かったですよ〜」 というお話です。
ちなみにフェニックスでもこのマーケットのお世話になって、野菜不足にならずにすみ、ありがたかったです。
これはセドナ店の画像ではありませんが、同じホールフーズマーケットです。
こんな雰囲気です。
おかずのほうのバイキングです。
※写真はGoogleからお借りしています。
こちらもネットからお借りした映像なので、セドナのものではありませんが、チェーン店ですのでこんな感じで一緒です。
※写真はGoogleからお借りしています。
こちらもホールフーズマーケット他店舗の写真ですが、まったく同じサラダバーです。
どれを入れるか結構迷います。
私的にはカリフラワーが美味しかったです。
※写真はGoogleからお借りしています。
マーケット外観はこんな感じです。
※写真はGoogleからお借りしています。
これは私が買ったもので、真上から撮っているため野菜が見えていませんが、セロリだのコーンだの枝豆、ニンジンやカリフラワーもしっかり入っています。
レンチというドレッシング(ランチドレッシングと日本では言われています)をかけて、アーモンドスライスとくるみをトッピングしました。
おかずのほうは、2種類のチキンにマカロニチーズ、ゆで卵です。
レンジでチンした冷凍食品です。
スパゲティのトマトソースは、「これをパスタと言ったら、イタリア人が激怒するのでは?」 というシロモノでした。
フォークで持ち上げようとしたら、ぶちぶち切れます。
食感は……ぐにゅぐにゅでした。
マカロニのほうは鶏肉とブロッコリー入りで、チーズトマト味でした。
これは現地でなんとなくポテトチップスが食べたいな~、と適当に買ったものです。
パッと見ではわかりませんが、アメリカですからすごい大袋で、食べるのに4~5日かかるだろうと思いました。
それがですね、予想に反して一気に食べてしまったという……恐るべし! なポテチです。
ハラペーニョとチーズの味になっていて(買うときはなんの味かよく見ていませんでした)、それが、もう、強烈に美味しいのです!
袋の上部がどうしてシワシワになっているかと言うと、一気に5分の4くらいまで食べて、「いや、これ以上はアカンやろ、油物やし」 と、一旦、袋の上部を結んだのです。
明日、また食べよう、と。
でも、我慢ができずに、やっぱり食べちゃおうかな~と……残りを……全部……
太るはずですね。
美味しいけど、ンモーなポテチです。