これは少し前に女性の方からいただいたメールです。

 

その方はご主人と一緒に、北野天満宮に行きたいと思われたそうで、私の 「京都でひっそりスピリチュアル」 をご主人に見せたそうです。

 

すると、読んでいたご主人が、ふと、 「そう言えば……」 と思い出しました。

 

高校生の息子さんが、今年の初詣に八坂神社に行っていたことを……。

 

そこで女性はハッと気づいたことがあり、心底驚いた、というお話です。

 

女性の息子さんはクラブ活動をされています。

 

それが〝今年の年明け〟から急に、所属しているクラブの監督から、 「2016年のおまえは去年とは違っている!」 と何回も褒められたのだそうです。

 

高校3年生になる息子さんは、今年こそレギュラーになりたい! と練習を頑張っていました。

 

しかし、その本人ですら、監督の褒め言葉は 「?」 という感じだったそうです。(褒めすぎというニュアンスですね)

 

「家では監督のセリフを聞いて笑っていたんです」 と、書かれていました。

 

しかし、あれよあれよという間に、 「このチームにはおまえが必要やから!」 と、ベンチ入りをし、重要なポジションを任されました。(メールには詳しく書かれていましたが、個人が特定されそうなのでざっくり書いています)

 

ベスト8に入れたら最高、と挑んだ大会で逆転劇を繰り返し、なんと! 決勝戦にまで勝ち進んだそうです。

 

決勝戦では強豪校に負けたということですが、まさかこんなに上位に入れるとは誰も想像していなかったそうで、準優勝のメダルをもらって最高の引退ができました、と喜ばれていました。

 

その女性がご主人の言葉で思い出し、息子さんに、

 

「初詣、八坂さんに行ったんやった? どんなお願いしたん?」 と聞きました。

 

そこで返ってきた答えが素敵です。

 

「この俺が、このまま高校生活を終わる訳がないんで、お願いします」

 

そう言って、手を合わせたのだそうです。

 

読んでて、あ〜、いいな〜、と思いました。

 

とってもユニークで、でも純真さがあふれています。

 

牛頭天王は、この息子さんのような人が大好きなのです。

 

おおっ? こいつは面白い、よし、ちょっと手伝ってやるか、と笑っている牛頭天王が目に浮かびます。

 

いろんなことを面白がる神様ですから、ユニークな人は好まれます。

 

私みたいに下らないことでもベラベラと一生懸命しゃべりまくる人もお好きなようです。

 

息子さんの願掛けの仕方はここに書いてしまったので、他の人が同様に言っても二番煎じで新鮮味がないと思われるかもしれません。

 

ですので、何か独自の発想で、牛頭天王をクスッとさせることを言うと、目をかけてもらえると思います。

 

メールの最後は、 「これは牛頭天王のおかげとしか考えられなくて! この奇跡をお伝えしたくてメッセージ送らせて頂きました」 と結んでおられました。

 

良かったですね〜。

 

そして素敵なお話をありがとうございます。

 

このような体験談は心をほのぼのとさせてくれます。

 

また、ポカポカとあたたかくもしてくれます。

 

他にも神仏に恩寵をもらえたというお話がたくさん届いていて、皆さん、あちこちで神仏に可愛がられています。

 

気づかなければ素通りしてしまう出来事ですが、ちゃんと気づけばキラキラと輝く神仏の愛情が見えてきます。

 

読ませてもらった私まで、なんだかウキウキとしばらくテンションが高かった、そんなほっこりするお話でした。