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最新刊に、天狗が人間をからかうことがあるというお話を書いています。

 

それを読んで下さった方からいただいたメッセージです。

 

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生まれ育った醍醐の話です。

 

私は××小学校に通っていたので、毎年醍醐山登山がありました。

 

昔は無料だったのでよく遊ぶ場所でもあったんです。

 

私が小学校低学年のある日曜日、3歳年上の従兄弟と醍醐山に登りました。

 

不動の滝のところで休憩していたところ、大きな絵馬のような形のものが2枚吊るしてありました。

 

普通絵馬は板の面の部分が見えるように吊るしますが、その時はハンガーの洋服をかけるような感じで棒に縦並びに吊るしてあったんです。

 

その内の後ろの一枚が揺れていました。結構激しく。

 

普通ならどの方向から風が吹いても、面に当って前後に揺れると思いますがその時は振り子のように真横に揺れているんです。

 

物理のことなど何も知らない私でも不思議で目が釘付けです。

 

従兄弟「どうしたん?」

 

私「なんであれ、揺れてんの?」

 

従兄弟「風やん」

 

私「でも後ろのだけやで」

 

従兄弟「風や。止めたらいいねん」と、手でその一枚を持って止める。

 

すると手を離してすぐに少しずつ揺れはじめ、あっという間に激しく揺れています。

 

棒の周りを一回転してしまうのでは?というほど激しく揺れています。

 

それを見た従兄弟はなんと私を置いて一目散に階段を降りて逃げていくのです。

 

私「待って!!!待って!!!」といくら叫んでも振り向いてさえもくれなくて、仕方なく必死で追いかけて帰ったということがありました。

 

私はそのことを心霊現象だったと思っていましたが、それが怖かったというよりも、人気のない山の中に置いて行かれたという従兄弟の恨み(笑)の思い出となっていました。

 

思い出すとその不思議な現象の後も何度も山には登っていたのですが、その絵馬のようなものも、それが掛けてあった木の枠のような物自体見当たりませんでした。

 

(中略)

 

よく考えたら怖さに欠けるし、不思議でちょっと面白いぐらい激しく揺れてたな。

「いつもより余計に揺らしています」・・・的な(笑)

 

それが今回識子さんの本を呼んで天狗さんやったん?と思いました。

 

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大天狗さんが、「お、子供が登って来たな、よし、ちょっとからかってやるか~」って感じでいたずらをしたのだと思います。

 

ここのお不動さんもユーモアあふれるお方ですので、微笑みながら見ていたのでしょう。

 

揺れる絵馬のようなものをまじまじと見つめる純粋な子供2人に、フフフと微笑んでいるお不動さん、楽しんで絵馬を派手に動かす大天狗さん……ほのぼのした光景が目に浮かびます。

 

素敵な思い出ですね。

 

貴重な体験だと思います。

 

それから、こちらもなんだか癒されるお話です。(ところどころ中略してます)

 

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天狗さまのいたずらについて読んでましたら、3月頃?にみたTVに(しかもダークなバラエティ番組)、大峯百日回峰行を満行した大阿闍梨の塩沼亮潤さんのお話を思い出しました。

 

内容(凄く恥ずかしかった話)

 

修行の山の中で、便意を催し、山深いところであったので、そこでしゃがんで大便をしていたら、年配の女性二人が登って来て、『こんなところで、回峯行のお坊様に会えて、ありがたい、ありがたい』と、しゃがんで大便している最中の姿を、拝みだした。

 

恥ずかしくて、早く行って欲しいのに、拝まれた。というお話でした。

 

もし天狗さまの仕業でしたら、『してやったり~~』で、笑ってそうですね。

 

本の中の、天狗さまのお話の中で、『お母さんと、はぐれちゃった』で、大爆笑しました。

 

が、その後、塩沼さんのお話を思い出して、【やはり有りだな!】と、もう天狗のいる山に入る時は、アテント持参ですね。

 

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天狗はこのように 「ん?」 と何かどこか引っかかるようにいたずらをします。

 

例えば塩沼さんの場合、排便中ですから見て見ぬふりをして立ち去ってあげるのが普通だと思います。

 

どうしてもこの方を拝みたい、と思ったら、少し距離をあけて終わるまで待つ、というのが一般的ではないかと思います。

 

2名いるのですから、仮にどちらかが大ファンで今すぐに拝みたい! と言っても、もう1人のほうが「少し待ちましょうよ、失礼よ」とたしなめるのが普通ではないでしょうか。

 

それを2人が用を足している最中に拝む、という行為は 「ん?」 「あれ?」 「何か変じゃない?」 とどこか何かが引っかかります。

 

天狗のいたずらの可能性が高いです。

 

なにもそんなところに出てこなくても……、と塩沼さんに同情しますが、天狗が塩沼さんにすごく好意を持っている気持ち、愛情みたいなものが伝わってきて、なんだか癒されるお話だなぁと思いました。

 

天狗が本気で化けて……ゴホンゴホン、本気で姿を変えて現れたら、見破るのは難しいです。

 

私が過去に見た天狗の変装姿は、どこからどう見ても完璧に人間でした。

 

これを読んでいる皆様ももしかしたら子供の頃などに、またはどこかの山や神社仏閣を訪れた時に、からかわれているかもしれませんね。

 

天狗にからかわれるのは大変名誉なことですから、もしもあったらラッキーです。

 

今日は楽しい2通の、天狗のいたずらに関するメッセージのご紹介でした。

 

メッセージを送って下さった方、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

天狗のお話を書いている最新刊です。

現在、Amazonの在庫が安定してなくて、ほぼ在庫切れ状態が続いており、注文ができなくなっております。たまに少し補充されているようですので、時間をおいて見ていただけたら、と思います。

ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。

どうかよろしくお願い致します。

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