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親子関係の質問で一番多いのが、「スピリチュアルな世界では、親を選んで生まれてくると言いますが、本当ですか」 というものです。

他にも、鑑定してもらった時にこう言われました、とか、親とうまくいっていません、とか、いろいろな質問や悩みが書かれているメッセージをもらいます。

そこで今回はこの質問に関して書こうと思います。

人は生まれてくる前に、今から頑張るその人生の計画を立てます。

これは人によって細かさが違います。

人生のこのへんでこの出来事と遭遇して、このあたりでソウルメイトと出会って・・・と、しっかり綿密に計画を立ててくる人もいれば、大雑把なことしか決めてこない人もいます。

まったくの白紙で来て、自由に人生を作っていく人もいます。

しかし、綿密な人生の人も、白紙の人も、みんな共通していることがあります。

それは、 「生まれる自分と環境」 は、ちゃんと選択する、ということです。

例えば、医者になって多くの命を救おうという計画で来た人は、医者にならなければなりません。

そのためには頭が良く生まれるための遺伝子を持つ親が必要で、さらに医学部にいかせてもらえる経済的余裕(環境)も必要です。

日本を代表する芸術家になる、と生まれるなら、芸術の才能を持った親を選び、さらに勉強勉強とうるさく言わず才能を伸ばしてくれる環境(親の性格)も必要です。

女優になるためだったら、美しい顔に生まれるためにその遺伝子を持つ親を選びます。

前世が早世した魂で、今世は老人を体験するために寿命は100歳にしよう、となれば、大きな病気にかからない家系の親を選びます。

病気で苦しむ人生はすでに前回やったから、今世は病気に振り回されない健康な体にしよう、という場合もそうです。

逆もあって、学びのために病気を体験しよう、と決めてくる場合は、その病気の遺伝子を持つ親を選びます。

どこへ出ても恥ずかしくないマナーを身につけておかなければ、将来、上流階級に入る予定なので困る、となれば、しつけに厳しい親を選びます。

人を裏切らない正しい人格で生きよう、と決意すれば、反面教師として、浮気を繰り返す親の元に生まれたりします。

そこで嫌悪感を抱き、自分はああはなりたくない、とブレない意志となるからです。

今言ったような例はわかりやすいものですが、このようにストレートな意味ばかりではありません。

例えば、人の心をおしはかることができる人間に育ちたいと思えば、貧乏な環境を選んだりします。

物をねだる時に親の気持ちを考える癖がつくからです。

すると大人になっても、自分がこう言えば相手はどんな気持ちになるか、とちゃんと考えられる人になります。

貧乏が好きでその環境を選んだのではなく、その環境から学ぶものを得るために貧乏を選んでいるわけです。

ここで知っておいていただきたいのは、だからといって何もかもが 「親から得たいもの」 というのは違います。

医者になるために、頭が良くて経済的余裕もある親を選んだ結果、顔はぶさいくかもしれません。

運動神経もゼロかもしれません。

強度の近眼になるとか、髪の毛が薄くなるとか、そのような遺伝子があるかもしれません。

しかし、その付属品としてついてくる、望まない部分を我慢しても、医者になって人々を救う計画のほうを優先するのです。

貧乏に関しても、そこから得るものを優先して、わざわざ貧乏を選ぶ人もいれば、抜群の運動神経を得るためにそこに生まれてみたら、貧乏もついてきた・・・、という人もいます。

貧乏のほうは望んでいないのだけれど、世界で活躍する選手になるためには抜群の運動神経がどうしても必要で、付属品の貧乏くらいは我慢しよう、となるわけです。

すべてが望んだものではありません。

しかし、その親、その環境を選んだ理由は何かしらあります。

それは今世の人生のテーマや計画と関係する何か、なのです。

じっくり考えてみると見えてくるものがあると思います。

ここまでで、親を選ぶ仕組みがおわかりになられたのではないでしょうか。

「親を選んで生まれてくる」 というのは、このように必要な 〝環境〟 だったり、人生の計画をやり遂げるための 〝自分〟 を作る要素のためなのです。

どの親から生まれるか・・・親を選ぶということは、つまり環境や遺伝子を 〝選ぶ〟 ということです。

しかし、多くの人は 
「親を選んで生まれてくる」 この言葉を聞くと、

親の 〝人格〟 もしくは 〝性格〟 を 
「自分が好きで選んだ」 と勘違いします。

すると、親が大嫌いで相性が最悪なのに、自分で選んだというのは納得がいかない、となるわけです。

虐待するような親を自分で選ぶはずがない、となります。

前々回の記事で、障がいを持った体で一生を頑張ってみよう! と決意して生まれてくる魂は、両親を慎重に選ぶ、と書きました。

障がいを持った人の場合は、親を人格で選んでいます。

障がいがない人でも、親のことが大好きで、それで慕って生まれてくる、という人も大勢います。

過去世で絆が強くて、もう1回近い関係で一緒に生きよう、という場合もあります。

人それぞれなのです。

ですので、親とうまくいかない人がいたり、疎遠になる人がいる一方で、とても良好な親子関係の人もいるわけです。

選んだ基準が何か、でその親密性が変わってくるからです。

さて、では、 「人格」 と 「信頼」 で親を選んできた障がい者の場合、どうしてその親が、育てる自信がないからどこかに預かってもらいたいとか言うのでしょうか? 

どうしてあきらめて子どもに手をかけなくなったりするのでしょう。

もしかしたら虐待をする親もいるのかもしれません。

人格で選んだはずなのにどうして・・・。

と、これを次回に書きたいと思います。






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