先日、元夫と一緒に出かけた時に、珍しく宗教についていろいろと質問をされました。

「オレ、寺と神社の区別がいまだにつかへんねんなー」

元夫は生まれた時からクリスチャンで、親もクリスチャンのため、他の宗教と触れあうことなく育ちました。

ですので、仏教や神道のことは一切知りません。

私と一緒にいて、幽霊の存在や神社の神様は信じるようになりましたが、他のことは積極的に知ろうとしないので、詳しいことはわからないままのようです。

お寺と神社の見分け方は、何回も教えているのですが、興味が薄いせいか頭に残らないみたいです。

で、驚いたのが次の質問です。

「なんで寺と神社に分けてるん?」

は? 

なんと元夫は、神社が仏教ではないと知らなかったのです。

いやー、ビックリしました。

そうか、そこからわかっていなかったのか、と思いました。

元夫は神社は違う宗教であると聞いて 「ええーっ! 違う宗教なん? 仏教の人は違う宗教にお参りに行ってええの?」 と目を真ん丸にして聞いてきました。

クリスチャンにとって、神社で手を合わせるなど、他の宗教をやることは罪、になるのだそうです。

神社に参拝に行くのは、そういう ”ガチガチの宗教” をしに行くわけではなく、もっとおおらかなもので・・・と説明していたら、 「でも神社で説教を聞くやろ? 聞かへんの?」 と質問をしてきました。

「聞かないけど?」

「ええーっ!」 と、いちいちうるさかったのですが、教会では牧師さんや神父さんが教え諭す説教を聞くのが当たり前なので、その感覚なのだと思います。

神社の神様っていうのは、一応、神道という宗教にはなっているけれど、聖書みたいなものがあるわけではなく、神様を信仰する人を縛るようなルールもなく、誰でも参拝に行っていいもので、他の宗教のように、宗教宗教していないのだと説明しました。

「で? 仏教の人は、神社にお願いを叶えてもらいに行くん?」

それもあるけど、それだけじゃなくて、神社にはたくさんの恵みというか、いつくしみというか、ありがたいことがある、ということを話しました。

今日はそれをまとめてみたいと思います。

先に言っておきたいのは、神社には相性というものがあり、自分と相性がよくない神社というものがあります。

ですので、これらの効用は、相性が良い神社で受け取れるものだとお考え下さい。

最初は、波動関係の恩恵です。

高級霊である神様がいる神社の神域は、とても波動が高く、そこに入ることで、私たち人間の波動も上がります。

一回きりの参拝だけなら、2~3日しか高い波動は維持出来ませんが、神社参拝を何回も繰り返していると、神域内にいる時だけでなく、日常の波動も徐々に上がっていきます。

同じ神社に繰り返し行くのもいいし、あちこちの神社を多く訪れてもいいです。

波動が上がると何がいいのか・・・まず、幽霊に憑依されることがなくなります。

幽霊は波動が低いため、波動の高い人には憑くことが出来ないのです。 (幽霊を見たいと思わないことが条件です)

高い波動になると、神仏とつながりやすくなってきます。

最初は、すがすがしい気分とか涙が出るとか、そういう感覚で感知しますが、そのうち、神様はこう言ってるような気がする、とわかるようになり、それが徐々にクリアにわかるようになります。

ちなみにこれは半年とか1年の短期間で、そこまで到達出来るものではなく、少しずつ、徐々に、です。

神仏と少しでもつながることが出来るようになると、守護霊ともつながりやすくなってきます。

守護霊も霊格が高いので、低い波動でコンタクトするのは難しいのです。

守護霊とつながると、苦しんでいる時やつらい時に、そばにいて優しく見守っていることがわかるようになります。

それがわかると、困難に立ち向かう勇気や、元気も出てきます。

波動が高くなることでありがたいのは、免疫力のアップもあります。

反対に波動が低くなれば、免疫力は低下し、病気になってしまいます。

免疫力が上がることで、病気にかかりにくくなり、少々の病気なら治ってしまうこともあります。

神社でいただける恩恵として、次に紹介したいのは、悪いもの落としです。

神様の力が作用する神域に身をさらしていると、体についた黒い汚れが落ちます。

この黒い汚れには2種類あって、ひとつ目は人に飛ばされた良くない念です。

他人からの、悔しい、妬ましい、ムカつく、不幸になればいいのに、等、悪想念が飛ばされると、その悪い念はその人に溜まっていきます。

この念はたくさん溜まってくると体調を崩すこともあるので、塩風呂でこまめに落としたり、はね返すグッズで防御することも大事です。

それでも溜まっていきますので、神社で時々、一掃してもらって、体に影響が出ないようにした方がいいと思います。

その念が強いと感じたり、ガンガン飛ばされていると自覚がある場合は、手を合わせた時に祓ってもらえるよう神様にお願いします。

そして、二礼二拍手のあとの、最後の一礼は深々とします。

その時に、神様は一瞬でスカッと祓ってくれます。

黒い汚れふたつ目は、自分が発した良くない念です。

人に対して悪念を飛ばせば、自分にも同様に黒い汚れがつきます。

なるべくそういう念を持たないように気をつけていても、そこは人間ですから、つい、良くないことを考えてしまうと思います。

その汚れも神域は落としてくれます。

ついでに、神域内では、軽くついている幽霊なども落ちます。

神社では、さらに、癒しの恩恵というものがあります。

風が心地よい、木々がキラキラして美しい、幸せを感じる、など、心がほのぼのするようなことは、神様が可愛がってくれている、その愛情を、他の感覚に変換しているのです。

意識のうえでは、 「気持ちいいなぁ」 と、快い感覚というだけですが、魂は神様が自分を可愛がってくれている、とちゃんと正しく受け取っています。

ですので、その時、魂はとても癒されています。

人間関係やつらいことなどで、心がすり傷だらけになっていても、この癒しで目には見えませんが、傷は治っています。

傷が治ると、また同じだけのすり傷がつくくらいまでは、なんとか頑張れる、というわけで、この癒しも大変ありがたいものだと思います。

もう何回も書いていますが、神社やお寺に行くことは、それだけでも小さな修行になっています。

参拝するということは、波動を上げてもらい、黒い汚れを落としてもらい、癒しももらって、さらに、修行までさせてもらえるのですから、ありがたいことだと思います。

そのうえ、願掛けによる願いの成就、というプレゼントもあったりして、なんだか至れり尽くせりなのが、神社参拝なのです。

たくさんの神社がある日本に暮らしていることは、大変ラッキーなことで、その恩恵をいただかないのはもったいないです。

神様に縁をもらえれば、緊急時に助けに来てもらえる等の、さらに厚いご加護もいただけます。

神様の懐の深さ、優しさ、惜しみない愛情など、もっと多くの人に知ってもらいたいと思い (元夫のように知るチャンスがなかった方もいらっしゃると思うので) 今日は神様にいただける恩恵をまとめてみました。





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