素敵なメールをいただきましたので、今日はその話を書きます。

その方は女性で、私の書いた記事を読み、神社にお礼をしに行ったのだそうです。

「願いを叶えてもらったら、お酒でいいので、それを持ってお礼に行きましょう」 という記事ですね。

その方は、奉納をするのが初めての経験で、ものすごく緊張したそうです。

神主さんに 「あの・・・これ、お酒を持って来たのですけど」 としどろもどろになって言いました。

すると神主さんが 「ほう。どういった内容ですかな?」 と聞いてくれたそうです。

「願い事が叶いましたので、そのお礼に・・・」 とそれだけ伝えて、そそくさと逃げるようにその場を後にしたんだそうです。

「すごく緊張しました」 と書かれていて、 「緊張のあまり、神主さんに、どういった内容なのかと聞かれた時、うっかり ”魚沼産の上善水の如しです” と答えそうになりました」 と書かれていました。

お酒の銘柄を言いそうになったのですね。

”その心理状態、わかるぅ~” と思いました。

私も極度に緊張するタイプなので、あがってしまってトンチンカンなことを口走り、かかなくてもいい恥をかいたりしています。

松本ぷりっつさんという方のブログをたまに拝見するのですが、ずいぶん前に、ご夫婦で英会話レッスンを始めた、という話がありました。

夫婦2人のプライベートレッスンなので、外人の先生と生徒はご夫婦のみです。

初レッスンは2人ともカチンカチンに緊張していて、先生の 「好きな食べ物は何ですか?」 の質問にぷりっつさんは張り切って 「バード!」 と答えていました。

鶏肉のつもり、と横に書いてあり、隣りに座っている旦那さんが

( ゚ ▽ ゚ ;) ! と驚いている顔が面白かったです。

その時も 「わかる~」 「あるあるー」 と思いました。

息子が小学3年だったと思いますが、私の両親と4人でハワイに行きました。

その時はレンタカーを借りて、オアフ島のあちこちを回りました。

ワイキキからちょっと離れた場所にあるショッピングセンターに向かっていた時です。

パールハーバーが途中にあり、 「見学出来るのなら見ていく?」 などと言って、よくわからないまま、 「ここかな?」 とハンドルを左に切って入っていきました。

入口から奥に進むにつれて、そこは、米軍の基地である、ということに気づきました。

ひ~え~! となった私が 「ど、どうしよう!」 と緊張して焦っていると、母が後部座席から 「Uターンしたら?」 などとのんきに言います。

でも道は、入る方と出る方が別々になっており、しかも細い一本道なので、Uターンなんか出来ません。

すると今度は父が 「バックしたら?」 と怖いことを言いました。

いやいや、軍の基地だと気づいてバックして逃げたら、それ、めちゃくちゃヤバイやろ・・・ということで、仕方なくゲートまで行きました。

高速道路の ETC のゲートみたいな感じでした。

中から、いかついアメリカ人が 「何の用か?」 と聞きます。

そこでよく見ると、ゲートの前には、機関銃? なのか、でっかい銃を持った兵がいるのです。

しかも不測の事態に備えて、いつでも発砲出来るよう銃に手をかけていました。

( ゚ ▽ ゚ ;) !! 4人ともこの顔になって固まりました。

ここで私が何かドジを踏んだら、ここから出れないのでは! と、緊張がマックスになった私は、ハンドルを握る手がブルブル震え、声まで震えて説明しました。

こういう時は正直にすべて話す方がいい、と思いました。

「パ、パールリッジショッピングセンターに行く途中なんですけど、あの、パールハーバーが見たかったので、あ、日本人なんです、私たち、それで、ついここに入ってみたら違っていて、それでそれで、Uターンしようとしても道が細いし、父はバックしたらとか言うし、バックして逃げたら怪しいし、えっと、前に行ったのはバスだったから、それで道もよくわからなくて、それでえっと、えっと・・・」 

と、必死になって、あれも言わなきゃ! これも言わなきゃ! と答えていたら、

いかついアメリカ人のお兄ちゃんは 「プッ」 と笑いました。

そして言いました。

「今からゲートを開けるから、中でUターンして、あっちの道から出ろ。まっすぐ行った門の所に信号あるだろ?」

お兄ちゃんが指さす信号を確認し、ブンブンブンと3回くらい、必死でうなずく私を見て、お兄ちゃんはまたしても 「ウププ」 と笑い、

「あの信号を左に行く。そのまま走っていたら野球場が見えるから、そしたら・・・」 ととても丁寧に道案内をしてくれました。

最後は 「気をつけてな~」 とまで言ってニコニコと送ってくれましたが、生きた心地がしませんでした。

おっと、話がまたまた大幅にそれてしまいました。

えー! それた話やったんー! えらい長かったやん、という声が聞こえてきそうです。

話を戻して・・・メッセージを下さった方は、初の奉納にとにかくすごく緊張して、逃げるようにその場を去り、そのまま神社近くの食事をするお店に入ったそうです。

そこで天丼を食べていたら、前に座っていた上品な女性が、 「余ってるのでどうぞ」 と、100円の割引券をくれたそうです。

”それが非常に嬉しくて嬉しくて” と書かれていました。

”奉納してよかったなぁ、あのお店に入ってよかった~、識子さんのブログを読んでてよかった~、今感謝の気持ちでいっぱいです” と本当に喜んでおられました。

神様はやっぱり優しい、とその方のメッセージを読んで、私も目頭が熱くなりました。

お礼に、とお酒を持ってきてくれたこの方に、神様の愛情というか、この方を可愛がっていることを感じて欲しかったのだと思います。

多分、社務所のところで 「わざわざお礼に来たのか、よしよし」 と、その方の頭を撫でたのではないかと思います。

でも、その方は緊張で体がガチガチになっていますから、その優しく温かい波動をそこでは感じ取れませんでした。

神様はお店に導いて、 ”見ず知らずの人からの厚意” というものに、神様の愛情というか波動を乗せて、その方に渡したのでした。

道に100円が落ちていたとか、お店がキャンペーン中で100円割引だった、という場合よりも、もっとわかりやすいように、人の厚意が詰まった100円にしたのです。

この方は奉納してよかった、と言っており、このことが神様からのちょっとしたプレゼントだということがわかっています。

嬉しい! 感激! となったのは、100円という金額がプレゼントなのではない、神様が自分を思って下さるその気持ちがプレゼントである、と感じることが出来たからでしょう。

神様の愛情を正しく受け取れた魂がウキウキしているのが文面からも伝わってきました。

よかったです。

このような心温まるメッセージを、数多くいただきます。

読ませてもらった私まで幸せな気持ちになり、本当にありがたいことだと感謝しています。



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