以前に、相性が良くない神社について書いたことがあります。
相性がよくない、といっても神社ですから、別に行ったところで、障りがあるというわけではありません。
私は京都にある晴明神社と相性が良くなくて、というか、どうやら向こうに嫌われているようで・・・一回目に行った時は写真が異常に暗く写るという意思表示をされました。
でも陰陽師にはなんとなく興味があるし、何故、避けられているのか理由も知りたかったので、再度、チャレンジしに出かけてみました。
去年の11月のことです。
合わない神社に行くのですから、天気が悪い日は避けて、快晴の日を選んで行きました。
それでもやはり、私にまとわりつく空気は暗くて重たく 「また来たのか、こいつ~」 という雰囲気でした。
避けられている理由を知るために、わざわざ行ったので、いきなり ”帰ってほしい” みたいな気で応対されましたが、 「今日はこのまま帰らないぞ」 と踏ん張りました。
本殿に向かって手を合わせた時に、神社の中にいるのは本当に安倍晴明なのか? 安倍晴明ならば、その人がどうして私を避けたいのかを探ろうとしました。
気を集中しようとしたその時です。
ガヤガヤと、急に周りがすごい喧噪に包まれました。
集中しようとしても、大勢がそれぞれに大声でしゃべるのが聞こえてきます。
”ああ、うるさい、集中出来ないじゃないの~” と一旦諦めて後ろを振り返ったら、たくさんの人がいて驚きました。
それまで境内には、私と若い女性と男の人のわずか3人だったのに、急に50人くらいに増えています。
話している言語が中国語で、みんなが大声で勢いよくしゃべっているので、大変にぎやかです。
そんな中で、神社に探りを入れるほどの集中をするのは至難の業で、出来そうもありません。
”そうか・・・そこまでして拒否するのか” と思うと、なんだかおかしくて 「うふふ」 と笑ってしまいました。
”でも、今日は負けへんよ。この人たちが去った後で、もう一回トライするねん” と井戸のあたりで待機していたら・・・。
観光バスの2台目が来たのか、またしても50人くらいが、大声でしゃべったり笑ったりしながら、うわーっと入ってきました。
ちょっとしたお祭り、というくらいの人で、集中するなんて完全に無理、という状態になりました。
あからさまなコンタクト拒否に 「ここまで避けられれば、逆に光栄だよな~」 と思い、 「わかりました、帰ります」 と素直に晴明神社をあとにしました。
結局、何故拒否されるのか原因はわからないままですが、 ”陰陽師” とは何だろう? と猛烈に知りたくなりました。
平安時代に物の怪と戦った人、というイメージしかなかったのですが、神社から呪術の気が出ているということは、呪術もしていたのでしょう。
そこでネットで調べたり、図書館で片っぱしから陰陽師関係の本を借り、時間を見つけてはいろいろ読んでみたりして、情報を集めました。
その中に ”広峯神社” という神社が出てきました。 (正式名称は廣峯神社です)
陰陽師のルーツである播磨の国にある神社で、陰陽師と関係が深い神社です。
この神社は、牛頭天王を祀っていると書かれています。
牛頭天王って・・・誰? と調べて初めて知ったのですが、疫病の神なのだそうです。
疫病の神をお祀りすることで疫病から逃れる、という発想らしいです。
「へぇ~、そんな神社があるのか」 「でも本当に牛頭天王という神様がその神社にいるのか?」 と興味を持ちました。
”一度行ってみたい” と思いつつ、なかなか時間が取れないのと疲労とで、延ばし延ばしになっていました。
”別に急ぐ必要もないし、いつでもいいか” と考えていたら、 NHK の大河ドラマ 「軍師官兵衛」 の初回でこの神社が紹介されました。
黒田官兵衛とも縁の深い神社だということです。
NHK の大河ドラマの主人公に関係がある神社となると、急いで行かなければ日に日に参拝客が増えそうです。
”これは今のうちに行っておくべき!” と自分に言い聞かせ、やっと先日、休みを利用して行ってきました。
※ 次回に続きます。
ちなみに次回は安倍晴明の話ではなく、広峯神社についてのお話です。
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