シフト勤務で仕事をしているので、通勤ラッシュ以外の時間にもよく電車に乗っています。

ゆっくりした時間帯では、時々、小さな子供が電車内で泣いているのを見ます。

最初はちょっとぐずっている程度だったのが、徐々に激しく泣いて、最後は収拾がつかないくらい大泣きになっていたりします。

そういう場面に遭遇すると、 ”かわいそうになぁ” と思います。

子供は、最初は暑いとか寒いとか、退屈だとかお腹がすいたなどで、ちょっと泣いただけなのです。

それが、泣き始めると、車内の大勢の人から一斉に念を飛ばされます。

”うるさいなー” ”泣くのやめてくれないかなー!” ”あー、イラつく” 等の良くない念です。

それを一身に浴びることになります。

まだ霊的な感覚が多く残っている子供ですから、その念によって強烈な不快を感じるのは当然です。

それで、ますます泣くことになり、そうなるとさらにもっと強いイガイガした黒い念をたくさんぶつけられ・・・という悪循環に陥ってしまうのです。

子供が泣くのは仕方がない、とわかっている育児経験がある同僚でも、 「勘弁してほしいわぁー!」 と眉間にシワを寄せて言っていたので、私が思っているより多くの人に念を飛ばされているのかもしれません。

大事な子供が、このような黒い念にさらされないようにするには、公共の場で泣かない、騒がないようにするしかありません。

そのためには、子供自身が ”静かにしよう” と自発的に思わなければ無理です。

泣き出したり騒ぎ始めてから、お母さんが叱っても、効果がない場合がほとんどだと思います。

お母さんが一生懸命 「人の迷惑になるでしょっ!」 と叱っているのを見たことがありますが、小さな子供には、人の迷惑になるのがどうしていけないのか、理解出来ないと思います。

さらに、人の迷惑になる、と、静かにしなければいけない、が、イコールで結びつく、というのもわからないと思います。

私は子供を一人しか育てたことがないので、二人も三人も育てた人に比べれば、経験は浅いです。

ですが、私がやった方法は非常に効果があったので、ちょっと書いてみたいと思います。

息子が3歳の頃だったと思います。

電車の中で泣き始めたので、 「泣くのなら降りないといけないよ?」 と怒ったりせずに、普通に言いました。

息子は無視して泣いていましたが、穏やかに 「見て? 誰も泣いてないよね? 電車には決まりがあってね、泣いたり騒ぐ人は降りないといけないのよ」 と言いました。

息子は泣きながら、周囲を見て 「だって、みんな大人やもん」 と反論しましたが、たまたま小学生くらいの子がいて 「大人も子供も関係ないよ、ほら、あの子も静かにしてるやろ? そういう決まりだからね」 と言うと、息子は本当かな? と思いつつも泣きやみません。

そこで、次の駅に着いたので、普通に明るく 「お母さんも降りたくないけど、決まりだから仕方ないね、降りよう」 と、息子に言いました。

息子は降りるのが嫌なので、余計泣きました。

「あー、もう絶対に降りないとダメだ」 と言うと、今度は必死で泣くのを我慢して 「泣くのやめた。降りなくてもいい?」 と言います。

しかし、そこで折れてしまっては嘘を言ったことになるので、友人との約束に間に合わないことを覚悟のうえで、電車を降りました。

息子は去っていく電車を見ながら、今度はしくしく悲しげに泣いていましたが、 「世の中にはそういう決まりがあるから、仕方ないのよ。次の電車には泣かないで乗ろうね」 と優しく、頭を撫でながら教えました。

ポイントは叱らない、非難しない、責めない、です。

淡々と、途中で降りるのは嫌だったね、というふうに言いました。

この時から、息子は電車内で泣く・騒ぐということは、自分の意思で一切しなくなりました。

レストランや図書館にも (昔はネットがなかったのでよく図書館に行きました) 同じ決まりがあると言うと、おとなしく静かにしていました。

公共の場で、大きな声を出したり、泣いたりしたことは一度もないです。

小さな子供でも、本人が静かにしよう、という意思があれば、決して騒いだり泣いたりしないのです。

ただ、教育方針が違うママ友と一緒に行動をすると、困る事態になることもありました。

ファミレスに行った時のことでした。

このママ友は息子の幼稚園の友だちの母親で、子供は自由に育てる、という考えの人でした。

当時、年少クラスだったのですが、この女の子が食べている最中なのに、通路を走り回るのです。

あたりを一周走って、戻り、ひと口食べて、また走ってきて、戻って、ひと口食べ・・・を繰り返していました。

時々 「キャー!」 と奇声をあげたりもしていました。

母親は下の子にご飯を食べさせたり、私に話しかけたりしていて、まったく注意をしません。

息子が 「お母さん、○○ちゃん、騒いでるよ? お外に出なくていいの?」 と小声で、不思議そうに質問してきました。

だよねー、そう思うよね、と頭を抱えたことを覚えています。

そのお友だちは早生まれで小柄だったので、 「○○ちゃんは、ちょっと小さいから、赤ちゃんだと思われているんじゃないかなぁ?」 と答えました。

その子の妹はまだ1歳だったので、 「妹の××ちゃんは赤ちゃんでわからないから泣いてもいいでしょ? ××ちゃんと同じ赤ちゃんって思われてるんだよ、きっと」 と苦し紛れの言い訳をしましたが、そこは息子も幼稚園児なので 「ふーん」 と納得していました。

3歳になるまでは、泣くのを防止するために、おもちゃや絵本、お菓子など、あらゆる物を持って出かけていました。

子育て真っ最中の人は、いろんな場所で、様々な人の世間の目というものがあって、大変だろうと思います。

電車などで泣かれると親も大変だけど、当の本人の子供も、投げつけられるネガティブな念で、つらい思いをしているかもしれません。

そのネガティブな念から大事な子供を守れるのは、親しかいないのです。

今日の記事が何かの参考になればいいなと思います。
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