少し前に出雲大社に行った時、すごいパワースポットを見つけたのでご紹介したいと思います。
レンタカーで行ったのですが、前日にグーグルマップで、出雲までの自分が走るルートをチェックしていたら、 ”大山(だいせん)” という山が目に飛び込んできました。
私はスキーをする趣味がないので、この山のことはまったく知りませんでした。
地図上の ”大山” から強烈な磁気を感じたので、 「来い」 ということだな・・・と思いました。
ふもとに、 ”大神山神社 奥宮” があったので、朝早くにここに到着するスケジュールにして、行ってみました。
入口から参道をかなり歩いて神社に着くのですが、参道では特に何も感じませんでした。
朝早かったため、職員? 神主さん? (普通の服装をしたお兄ちゃんでした) が、私が拝殿で手を合わせている時に来ました。
あちこちの戸を開けたりして忙しそうにしていました。
拝殿で手を合わせている時も、何も聞こえないし、何も感じませんでした。
おかしいなぁと思いつつ、拝殿の左側に回り込んでみると、そこにも小さなお社があります。
狛犬ではなく狛狐だったので、会釈だけして去ろうとすると、 「手を合わせないのか?」 とその狐が足元にまとわりついてきました。
その時に山の方から 「構うな!」 という声とともに狐めがけてびゅーっと風が吹き、狐は軽く飛ばされて、慌てて自分の像に戻りました。
まさか・・・山に登ってこいと言ってるのではないよね? と私は焦りました。
境内から見た山には、まだ雪が残っています。
そして山開きは6月、と書いてあるのです。
無理無理無理、と言いつつ拝殿の右へ回り込んでみると、なんと、登山口がありました。
( ̄_ ̄ i) ・・・・・。
そこにある看板を見ていると、 ”元谷” まで来い、と聞こえます。
えー! 嫌だー! と思いましたが、拝殿で何も感じないということは、山に入って交信するしか方法はなく・・・このまま去るのも意味がないので仕方なく登ることにしました。
”元谷まで行かなくても、途中で引き返せばいいから” と自分に言い聞かせました。
登山と言っても、元谷まではきつい登りはなく、そんなに苦ではありません。
その日は、一畑薬師と出雲大社にも行くスケジュールだし、時間がないからもうこのへんで・・・と引き返そうとしたら、 「とりあえず元谷まで来い」 と今度はハッキリ聞こえました。
その元谷へ着いてみると、スカーッと開けた場所になっていて、なんとも言えずとても気持ちがいいのです。
半円を描くように高い山々が目の前に広がっています。
囲むように連なった山々からのエネルギーが、中心にいる自分に集中するのがわかります。
太陽も空も何故かとても近く、惜しげもなく太陽エネルギーが降り注いできます。
その場所に立つと、非常にクリアーに大山の神様の声が聞こえます。
なんて素晴らしい場所なんだ、と感動しました。
浄化とパワー充電と癒しと、すべてを兼ね備えたパワースポットだったのです。
大山の神様は壮年、という感じで落ち着いていて、何でも詳しく教えてくれます。
個人的なことも神様のこともわかりやすく説明してくれるので、疑問や謎がスッキリ解けます。
今回はまだ山開きがされていなかったので、ここまでしか行けませんでしたが、夏に時間の余裕があれば是非、山頂まで行きたいと思いました。
大山は気高く、格が高い山でした。
ちなみに大神山神社奥宮から元谷までは、片道30分くらいだったと思います。
この後、高速道を通って松江市に入ったのですが、市道に降りたところで、土地の記憶を感じました。
宍道湖の東側、市街地に入る手前ですが、大昔はそこは栄えていたようです。
たくさんの渡来人がいて、活気があって、にぎやかで・・・今の言葉で言うと国際都市だったみたいです。
弥生時代なのか、それより以前なのか以後なのかわかりませんが、鮮やかに見えたので、そういう土地なのだろうと思いました。
機会があれば、また行きたいと思いました。