一時期、お塩の銘柄にこだわって、いろいろと使ってみたことがありました。
産地による違いがあるかもしれない、と考えたからです。
ここで言うお塩は、お料理に使うものではなく、お風呂で使用するお塩です。
つまり、塩風呂用なのです。
私は普段はシャワーなのですが、休日は半身浴などでゆっくり入浴します。
その時に必ずお塩を入れて、浄化もしています。
赤穂の塩、瀬戸内海の塩、五島列島の塩、フランス産、ヒマラヤ岩塩 (ピンク・ブラック) と、全部思い出せませんが、とにかくいっぱい試してみました。
何回かではわからないので、一つの塩につき、大体、3ヶ月~半年くらいの時間をかけて研究してみました。
結果から言うと、浄化には粗塩が良く、肌に良いのは岩塩でした。
サラサラした焼塩はあまり効果がありませんでした。
浄化に関して言えば、粗塩ならどこの産地でも違いはなかったです。
実験する前は外洋 (特に太平洋) の方が、瀬戸内海の物よりパワーありそうな気がしていましたが、同じでした。
塩風呂にすると、たまにですが、ビックリするくらいお湯がトロトロになることがあります。
擬音語だけではわかりにくいですね、何ていうか、お湯が片栗粉でも入れたように少し固形化するような感じになるのです。
体についていた邪気が多かったんだろうなと思います。
今は1人暮らしなのでいいのですが、結婚していた時は、塩風呂にするほうはあとに入浴していました。
1人のみしか浄化出来ないからです。
元夫が会社で憑依されていた時期、どうしても2人とも塩風呂に入りたい日は、お湯を替えていました。
先に入った人の体からはがれた、邪気たっぷりのお湯に、次の人がつかるのは良くないからです。
塩風呂には浄化作用がありますが、体にエネルギーを補充する、体を活性化させる効果があるのは、天然温泉です。
天然で源泉掛け流しの温泉は、地球が温めたお湯です。
地球がじかに水を温めてお湯にしていますので、地球のエネルギーが溶け込んでいます。
このお湯が、直接体を包んでくれるので、パワー充電になります。
火山性温泉の方がマグマが近くて強い分、お湯にも力があります。
この力で、免疫力が上がって病気が治ったり、痛みが取れたり、皮膚の細胞が活性化したりするのです。
精神にも良い影響が、 (例えば、落ち込んだり、気分が暗い時に行くとほんわか癒されるなど) あると思います。
火山性かどうかでお湯の力に差はありますが、地域による差はないようです。
人間も地球の一部なんだなと、温泉につかるたびに実感し、その恩恵に感謝しています。