宝くじの会社で仕事をしていた時の話で、思い出したことがあるので、それをちょっと書きます。
売り子さんについてですが、売る方に福がある人と、当選番号調べに福がある人がいます。
売る方はその人から買うと当たるというものですが、当選番号調べとはどういうことかと言いますと、未開封の袋のままで当たりかどうか調べてほしい、と売り場に持って行った時に、当たりをくれる人です。
「未開封でも、当たりかどうかはすでに決まっているのだから、売り子には関係ないんじゃない?」 と思われるかもしれませんが、これが不思議なのです。
以前に書きました当選券調べの機械ですが、高額当選音が ”ピー!” と鳴ってしまったら、売り子は報告書を書かないといけません。
何月何日にどんな人が何枚持ってきて、何時何分にそれを機械にかけて、当選番号は何番で金額はいくらで・・・みたいなことを書きます。
その報告書はすべて支店事務所に送られ、綴じて保管されます。
ですので、どこの売り場の誰が100万円以上の当たり券をさわったかを事務所では把握してるのです。
で、不思議なことに、この報告書を書く人は、 「え? また?」 というくらい、しょっちゅう書いています。
書かない人は1年も2年も書きません。
私が勤務していた時はよく書いていた人が3人いましたが、その中の1人の話です。
仮にAさんとしておきます。
ある日のお昼に、27~28歳くらいのOLの女性が、会社の制服のままで当選番号調べに来ました。
枚数は10枚でした。
オートチェッカーにかけると、10万円が当たっていました。
「10万円、当たっていますよ~、おめでとうございます」 とAさんが言うと、その女性は ”やったぁー!” と独り言を言い、次に 「お姉さん (Aさんのことですね) 今日の夜、空いています?」 と聞いてきました。
”は?” と面食らっていると、 「是非! 御馳走させて下さい!」 と言うのです。
全然知らない、赤の他人です。
「いや・・・それはちょっと・・・」 と、困るわという雰囲気で答えたのですが、女性は、 「お願いします!」 と真剣です。
これは何か縁起をかついでいるのだろう、と思ったAさんはOKしました。
その夜、2人でオシャレなフレンチを食べに行き、ワインもたくさん飲んで、初対面だったのにとても楽しく食事をしたのだそうです。
どうして御馳走してくれるのか聞いたところ、宝くじ当選のようなラッキーなお金が入ったら、 ”他人に” 御馳走をすると運が逃げない、と言ったらしいです。
その話を聞いていた私は、 「ほー、そういうものなのか」 と思いました。
その後1年もたたないうちに、もう一回、その女性は 「おごりますので、ご飯を食べに行きましょう」 と売り場に誘いに来ました。
Aさんが、 「えっ? また当たったの? 今度はいくら?」 と聞いても、女性は 「うふふ」 と笑うだけで教えてくれなかったそうです。
「ありゃ、相当大きなのが当たってるわね」 とAさんは言っていました。
私も、他の支店事務所の (他の支店といっても同じビル内です) 社員の人に、ある日突然 「今度、ランチせえへん?」 と誘われました。
その人とは、たまに食堂で話すくらいで、そんなに親しくなかったので驚きましたが、これも何かの縁かもと思ってOKしました。
2人でわざわざ電車に乗って京都まで行き、懐石ランチを食べました。
支払いの時に、 「ここは私が払うから」 とその人が言いました。
「悪いからいいよ」 と言うと 「実はナンバーズが当たったの」 と言うのです。
ボックスだったので、そんなに高額ではないけど、こういう場合、誰かに御馳走すると運がさらにアップするから、と言うのです。
Aさんの話と一緒だ、と思いました。
その人は独身だったのですが、彼氏はいなかったので、 「お母さんと来れば喜んでもらえたんじゃない?」 と言うと、 「身内におごってもダメやねん」 と言っていました。
へー、やっぱりそうなんだー、これは覚えておかねば、と思いました。 (と言っても、いまだに実行する機会はありませんけど・・・)
この人はその後、会社を辞めてしまったので、運は本当にアップしたのかどうか追跡調査が出来ていませんが・・・もしかしたら高額が当たったから会社を辞めたのでは? とひそかに思っています。
当たったから、と売り場にお礼を持って来られる人は多いです。
一般的なのは煎餅・饅頭・洋菓子などの菓子折りで、他にはホールケーキやコーヒー詰め合わせ、チキンの持ち帰りとか、果物とか、食べ物系が主で、うな重弁当を持ってきた人もいます。
ですが、同じ人が続けて持ってきたという話は聞かなかったので、これは運のアップには繋がらないようです。
ですので、みなさん! そこそこの金額が当たったら、試しに ”他人に” 御馳走してみて下さい。
それで、より運気が上がって、さらに高額の賞金がゲット出来れば・・・お得な投資のような気がします。 (*^_^*)
売り子さんについてですが、売る方に福がある人と、当選番号調べに福がある人がいます。
売る方はその人から買うと当たるというものですが、当選番号調べとはどういうことかと言いますと、未開封の袋のままで当たりかどうか調べてほしい、と売り場に持って行った時に、当たりをくれる人です。
「未開封でも、当たりかどうかはすでに決まっているのだから、売り子には関係ないんじゃない?」 と思われるかもしれませんが、これが不思議なのです。
以前に書きました当選券調べの機械ですが、高額当選音が ”ピー!” と鳴ってしまったら、売り子は報告書を書かないといけません。
何月何日にどんな人が何枚持ってきて、何時何分にそれを機械にかけて、当選番号は何番で金額はいくらで・・・みたいなことを書きます。
その報告書はすべて支店事務所に送られ、綴じて保管されます。
ですので、どこの売り場の誰が100万円以上の当たり券をさわったかを事務所では把握してるのです。
で、不思議なことに、この報告書を書く人は、 「え? また?」 というくらい、しょっちゅう書いています。
書かない人は1年も2年も書きません。
私が勤務していた時はよく書いていた人が3人いましたが、その中の1人の話です。
仮にAさんとしておきます。
ある日のお昼に、27~28歳くらいのOLの女性が、会社の制服のままで当選番号調べに来ました。
枚数は10枚でした。
オートチェッカーにかけると、10万円が当たっていました。
「10万円、当たっていますよ~、おめでとうございます」 とAさんが言うと、その女性は ”やったぁー!” と独り言を言い、次に 「お姉さん (Aさんのことですね) 今日の夜、空いています?」 と聞いてきました。
”は?” と面食らっていると、 「是非! 御馳走させて下さい!」 と言うのです。
全然知らない、赤の他人です。
「いや・・・それはちょっと・・・」 と、困るわという雰囲気で答えたのですが、女性は、 「お願いします!」 と真剣です。
これは何か縁起をかついでいるのだろう、と思ったAさんはOKしました。
その夜、2人でオシャレなフレンチを食べに行き、ワインもたくさん飲んで、初対面だったのにとても楽しく食事をしたのだそうです。
どうして御馳走してくれるのか聞いたところ、宝くじ当選のようなラッキーなお金が入ったら、 ”他人に” 御馳走をすると運が逃げない、と言ったらしいです。
その話を聞いていた私は、 「ほー、そういうものなのか」 と思いました。
その後1年もたたないうちに、もう一回、その女性は 「おごりますので、ご飯を食べに行きましょう」 と売り場に誘いに来ました。
Aさんが、 「えっ? また当たったの? 今度はいくら?」 と聞いても、女性は 「うふふ」 と笑うだけで教えてくれなかったそうです。
「ありゃ、相当大きなのが当たってるわね」 とAさんは言っていました。
私も、他の支店事務所の (他の支店といっても同じビル内です) 社員の人に、ある日突然 「今度、ランチせえへん?」 と誘われました。
その人とは、たまに食堂で話すくらいで、そんなに親しくなかったので驚きましたが、これも何かの縁かもと思ってOKしました。
2人でわざわざ電車に乗って京都まで行き、懐石ランチを食べました。
支払いの時に、 「ここは私が払うから」 とその人が言いました。
「悪いからいいよ」 と言うと 「実はナンバーズが当たったの」 と言うのです。
ボックスだったので、そんなに高額ではないけど、こういう場合、誰かに御馳走すると運がさらにアップするから、と言うのです。
Aさんの話と一緒だ、と思いました。
その人は独身だったのですが、彼氏はいなかったので、 「お母さんと来れば喜んでもらえたんじゃない?」 と言うと、 「身内におごってもダメやねん」 と言っていました。
へー、やっぱりそうなんだー、これは覚えておかねば、と思いました。 (と言っても、いまだに実行する機会はありませんけど・・・)
この人はその後、会社を辞めてしまったので、運は本当にアップしたのかどうか追跡調査が出来ていませんが・・・もしかしたら高額が当たったから会社を辞めたのでは? とひそかに思っています。
当たったから、と売り場にお礼を持って来られる人は多いです。
一般的なのは煎餅・饅頭・洋菓子などの菓子折りで、他にはホールケーキやコーヒー詰め合わせ、チキンの持ち帰りとか、果物とか、食べ物系が主で、うな重弁当を持ってきた人もいます。
ですが、同じ人が続けて持ってきたという話は聞かなかったので、これは運のアップには繋がらないようです。
ですので、みなさん! そこそこの金額が当たったら、試しに ”他人に” 御馳走してみて下さい。
それで、より運気が上がって、さらに高額の賞金がゲット出来れば・・・お得な投資のような気がします。 (*^_^*)