北京に一人旅、個人旅行で行ったことがあります。

自由に行きたいところに行き、時間に縛られることなく観光しました。

滞在中、万里の長城に行きました。

その日、万里の長城付近の天気は快晴で空は高く真っ青でした。

日本の近所の山程度の高さだと思っていたら、かなり標高が高く、山々が連なっている山脈になっていました。

はるか彼方の山々を見渡すと、龍が二体、泳いでいるのが見えました。

黄色の龍と緋色の龍です。

黄色の方はとても輝いていて金色? という感じです。

二体の龍はかなり遠くを泳いでいたので、交信は無理でした。

万里の長城を見た後、近くにある「明の十三陵」という世界遺産に行き、展示物を見ていたら、日本人団体客がいました。

日本語が堪能な中国人ガイドだったので、その遺跡についてちょっとだけ質問をすると、 「ここから少し行ったところに ”神道” という場所がある、そこはなかなかいい所だから、行った方がいいよ」 と突然、私に言うのです。

勧められたのも何かの縁だろうと思った私は、その 「神道」 に行ってみたのです。

そこは、遺跡や建物があるのではなくて 「道」 でした。

道、といっても山のすそ野にあって、周囲は広々とした平原という感じです。

道幅は大変広く、入口から出口までの距離もあります。

道の両側には、古代の偉人や武人の彫像が間隔をあけて置いてありました。

長い長いその道を歩いていると、何か不思議なパワーを感じます。

もしかしたら、天に通じる場所なのかもしれないと思い、「試しにあの二体の龍を呼んでみよう!」 と思いました。

二体の龍に念を送ると、なんと! 驚くことに、すぐに、泳いで来たのです。

龍はしばらく私の真上を泳いでいました。

よく見ると、緋色の方はウロコの一枚一枚が赤なのだけれど、フチが赤ムラサキで、アコヤガイの内側のようにキラキラしています。

すごくキレイです。

うわぁ! 龍だー! キレイ〜! と興奮しました。

龍は顔を揃えて、日本という国から来た異国人の私をじっと見つめていましたが、黄色の方が飽きたのか 「もう行こ」 と言いました。

すると、緋色の方が 「待って、もうちょっと」 と私を見ています。

緋色の方が好奇心が強いようです。

私はいろいろな話を一方的にして、 「せっかく知り合えたんだから、友達になろうよ」 と言ってみました。

すると二体の龍が真っ正面に回り込んできて、顔を並べてこっちを見つつ、 「友達って何?」 「友達って何?」 と順番に聞くのです。

へー、龍は  ”友達” って言葉を知らないのかぁ、と新鮮な驚きを感じつつ、説明しました。

説明し終えると龍は 「ふーん」 と言ってましたが、そこで神道の出口に来てしまったので、龍は何となく薄くなって、そのままフェイドアウトしていきました。

そこからはもう交信出来ませんでした。

神道は見えない世界と交信が出来る場所だったのです。

もしも、次回があるとしたら・・・なさそうですけど・・・  (^_^;)

次は中国の神様の誰かと交信してみたいと思いました。






 

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