先週土曜8時45分くらいの岩槻の空
(ほとんどの団員が) 初めてお目にかかります
バイオリン奏者野崎りいな先生をお迎えしての、弦セクション練習が開催されました
(練習開始前)
筆者「団のブログを書いている者ですが…お写真掲載してもよろしいでしょうか？顔は隠した方が良いですか？？」
野崎先生「大丈夫です、
ふ、フリー素材
というパワーワードに圧倒されつつ、練習開始！
「野崎と申します、よろしくお願いしまーす！」
おねがいしまーす！
「今日はプロコフィエフから…
2楽章の51くらいからの、ちょっと速い所を確認できたら良いのかな、と思うのですがいかがですか？
ここから私が下手な指揮を振りますので、ゆっくり確認しながらやってみましょう！」
謙遜されてましたが…キレッキレの指揮、とってもかっこよかったです
演奏のポイントを実演を交えご指導くださり…美しい音でした
3楽章にて、
「オクターブのハモリがあった時に、上が下に合わせるってルールはご存知ですか？
ただ、聞こえづらいというのはあると思うんですけど…1回、ユニゾン該当者のみでやってみましょう。
3連符の方達は、それを聴きながらイメトレはしといてください。
曲想には沿って3連符を入れなければならないので、イメージしながら聴いててください。
今までのクセもあると思うんですケド、
1st、先導してメロディーを作りたいと思うでしょうが、ここは一旦ビオラにお任せしましょう。
コンマスは、他の人にも伝えるという仕事がありますので、
フリを出しますが、音を出すのはビオラのちょこっと後にする。
ビオラはコンマスのフリを見て、コンマスより先に音を出してないといけません。」
ビオラトップＫＹ「よっしゃ仲良くするか、たまには」※いつもでお願いします
「全く同じ事を、60では2ndとチェロ…チェロが先にお願いします。
コンマスの感じを見て、おそらくココだろって思う所で、バイオリンより先に音を出す必要があります。
1stは、音が出るのは1番最後です。」
「ん～今ですね、やっぱり早いのは1st、待ててない。
チェロ、今はついてきますってスタンスだど思うんですけど、
先読みしてこぉですよね？ってやると、すごく弾きやすくなるんです。
ユニゾンがきたら察知してみてください。」
4楽章の難所（主に2ndとビオラが）
「今、正直読みながら弾いてます！って方？」
はーーーい💦
「覚えてます！って方？」
「けっこ～コレは暗記に近いトコまでいった方が良さそうですね、
1stとチェロでスコアを持ってる方はお付き合いいただいて…楽器を置いて、口で読んでみましょう。
弾いちゃダメですよ、みんなで唱えましょう！」
コンミス「ソにフラットつけてる」ボソッ
「1stの人の方が読めるってコトないと思うので頑張ってください笑
これイメトレ的に、私も自分が弾く側だったら絶対やるんですけど、
みなさんお忙しい中オケをやってるじゃないですか？
楽器弾けないタイムもあると思うんですよ。
日常で、10分はあるけど楽器は弾けないなみたいな…そういう時にこういう所をやるって決めておくと良いと思います。
ここ弾けないワケないので、覚えてないだけなので。」
プチネルラ
「イイですね～欲を言ってもよろしいですか？
1音目…アウフタクトにウキウキ感が欲しいですね
Aさん(コンマス)が超笑顔で、ここみんながつられて笑顔になっちゃう感じが良いですね～音は申し分ないので！」
爆
「え？キャラじゃない？？」
「全体で言える事だと思うんですけど、属七一度で終わった感が出るのですが…
属七一度をみんなで分かって、ゾクシチイチドだ！って思って弾くと良いかなと思います。
属七って聞いた事ない方？？」
はーーーい💦
「正直で良いですね～
例えば、お辞儀のドーシードーのシーの礼が属七。
ドーシードーのシーーーーーが長いと、早くド弾けよ
ってなるじゃないですか？
すごくドにいきたいってエネルギーがあるんですよ。
プルチネルラって、作り方が古典的な音楽なんですよね。
ストラヴィンスキーなのに春祭とかと違って、明確に属七一度が来るんですよ。
それを分かって弾くと古典の良さが出るかなと思います
」
笑顔あふれる楽しく分かりやすい御指導、ありがとうございました
礼っ
2ndVn うっちー