この垂直軸型マグナス式を採用する風車は、従来の水平軸プロペラ式では低効率、もしくは発電が困難だった風速・風向が頻繁に変わる状況でも、安定して発電ができるという(関連記事:台風に負けない風力発電に挑戦、バイオマスで島のCO2を減らす)。
はい。
この、「垂直軸」の採用が、台風のように強い風、頻繁に変わる風向きに対応出来るようになったのですね。
そして、この、「マグナス式」の発電方式を用いたことで、将来的には家庭用風力発電への道が開かれるかもしれません。
太陽光発電が普及したのは、やはり家庭用太陽光発電が普及したことが大きいでしょう。
この「垂直軸型マグナス式」の開発は、後は家庭用風力発電まで、もう一歩というところまで来ています。
日本は、風が朝晩、そして夏と冬では、風向きが違うという世界的にも珍しい国です。
頑張ってほしいですね。
》 2017年には3個の台風によって試験場が強風域に入り、その中の台風22号(2017年10月28日)が直撃した。最大瞬間風速は毎秒33メートル(m/s)にもおよび、試験機と同地域に設置されている水平軸プロペラ式風力発電機は故障防止のため風車を停止させたが、同社の試験機は安定して連続発電ができたという。
では、実際は、どうなのか。
はい。無事に連続運転が出来たようですね。
しかし、何故、この会社は、こんな事を初めたのか。
(株)チャレナジーのHPに行って来ました。
ご覧下さい。
「台風を災害ではなく、エネルギーとして捉える」。
目の付け所が凄いですね。
そして、チャレナジーCEOのコメントを持って来ました。
株式❝ 風力発電にイノベーションを起こし、 全人類に安心安全な電気を供給する ❞
2011年3月11日に起きた東日本大震災とそれに伴う原発事故。
大手電機メーカで研究開発に従事していた当時にその事実を目の当たりにし、エンジニアとして、エネルギーシフトに革命をもたらす事業を興すことを決意しました。
脱原発を模索し次の世代に持続可能な社会への道筋を示すことは、私たちの世代の責務です。一方で、世界に目を向けると、新興国を中心に約13億の人々が、まだ電気のない生活をしています。 この2つの課題を原発に頼らずに解決するには、エネルギーシフトを可能にするイノベーティブな風力発電機の開発が鍵となると考えています。
既存の風力発電機でも、「台風でも壊れない」ものはありますが、私たちが開発する「垂直軸型マグナス風力発電機」のように、「台風でも発電できる」可能性を秘めた技術は他にありません。
今回の実証実験を成功させ、国内の離島をはじめとする地域に安心・安全な電気を供給していくとともに、毎年のように台風が訪れるフィリピンなど新興国の無電化地域を電化していくことを目指しています。
はい。
この会社は、さらなる大型化を進め、そして、世界に打って出る考えのようですが、私は、日本に限って言えば、小型の発電機に特化し、家庭用風力発電機のパイオニアとなったほうが、確実に勝算があると思います。
どちらにしろ、この会社には、頑張ってほしいですね。
そして、出来ることなら、家庭用風力発電機を最初に作った会社として、名前を世界中に轟かせてほしいし、日本にエネルギー革命を起こしてほしい。
それだけの価値は、十分にあると思う。
これからに、要注目ですね!