コネクタ付ケーブル通線後に防水・防塵処理が可能なゴムブッシュ オーム電機 OA-WH シリーズの紹介です。今回、デモ品を取り寄せてみました。
メーカ公式ページ:
オーム電機 OA-WH16-06/10E、OA-WH22-06/13E、OA-WH36-06/13E
ボックス側からの視点
パーツ分割。なんとニップルパーツが同型の互い違いはめ込みではなく金型が異なります・・・
パーツ構成模式図
キャップ部分も分割できるのですが互い違いのはめ込みで。この精度をプラモデル以外で採用するのは驚きました・・・
パーツを組み合わせた直後。ネジ目が一致していない
最後まで挿入するとネジ目が一致する
筆者は屋外工事を手掛ける事が多く、ケーブルの頭が付いた状態でボックスの内部にジョイント部または機器を設けられる選択肢が増える事は可能性を広げます。
下記は参考までにHDMIを入線した写真です。
例えば・・・長距離HDMIの頭付きを防水処理したいとする
Φ27mmで頭は入る為、OA-WH22-06/13Eを選択する
実際に締結した状態
外観からは分解可能とは見えない
内部の状態
今まではケーブルそのものをゴムブッシング(コネクタ)に通してから端末処理を行わなくてはならず、設備設計の制限になっていました。
それがこのゴムブッシングで覆る事になります。特許申請中の記載がありましたが、該当特許は見つけられませんでしたので今後、掲載されるのかと思います。
こうした部材をユーザの要望を聞き、実際に商品として販売してくれる事は大いに助かります。