シリアル接続リレーボード KEISEEDS RBIO-1を試す | 音響・映像・電気設備が好き

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リレー接点出力で9接点必要で、安価な物が無いかと探していたら見つけたのがシリアル接続リレーボード ケイシーズ/KEISEEDS RBIO-1。こちら1997年から販売している様で大変歴史のある製品の様です。

 

 

シリアル接続リレーボード ケイシーズ/KEISEEDS RBIO-1。お目当ては10接点のリレー出力

 

 

メーカ公式リンク:

 

 

 

これを書いている2022年5月は世界的な半導体不足でとにかく製品がない!!リレーもないし、コネクタもない・・・用意できるもので何とかしないとならない、そんな状況です。

その最中、完成品でリレー出力が10もあるKEISEEDS RBIO-1は仕様要求を満たす物でした。

※出力端子に使う日本圧着端子 EHR-3も国内在庫なし・・・海外在庫を探し何とか工面しました・・・

 

 

RS232Cの通信チップはRenesas Electronics America Inc ICL3232CPZで、2022年5月現在、半導体不足により入手困難品

 

 

実際に制御を行ってみると、なんとハードウェアフロー制御必須で、RTS・CTSショートでも動作せず、いわゆるフル結線RS232Cが必要でした。(S1=6モードでも変わらず)

3線式のTx、Rx、GND結線のみの機器が多い昨今ですのでLINEEYEのSI-60を間に挟むことで強引に解決・・・。

 

 

LINEEYEのSI-60を間に挟むとEthernet経由で制御が可能になる

 

 

いつものCycling' 74 Max8でのサンプルプログラム

 

 

PCから直接フル結線のRS232C制御、Ethernet経由での制御は問題なく行えました。ネットで調べてみると、このKEISEEDS RBIO-1のフロー制御で躓いている書き込みがあり、早期解決ができました。何事も書き残す事が重要ですね・・・

 

別途電源が必要ですが、Max用のリレーアウトとしても活用できそうです。