DPA DAO4010 スリムXLRコネクターケーブルの紹介 | 音響・映像・電気設備が好き

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DPA DAO4010 スリムXLRコネクターケーブルの紹介です。

 

以前より、海外では「ショートXLRコネクタ」なるものがあると知っていました。ノイトリックのXLRのブーツ部分を3Dプリンタで作ったパーツで置き換え短くする方式です。

※「Low Profile XLR」や「Short XLR」というワードで画像検索してみると見つかると思います。

ここまでショートなXLR、どうするの?と思われる事でしょう。ENGの時にフィールドミキサに使用すると、XLRコネクタの出っ張りを減らすことが出来る利点があります。

 

ある時、DPAのカタログを見ていたらスリムXLRコネクターケーブルなるものがある事に気が付きました。4011Cや4015Cなどの小型コンデンサマイクに使用する用途で販売されており、今まで見た中で一番短いXLR(メス)コネクタでした。

 

 

DPA DAO4010 スリムXLRコネクターケーブル。10m仕様です。※DAO4020が20m

 

 

 

 

短いどころか、露出部分は数ミリです。内側からソケットにハンダ付けをしていて、最後にゴム素材でシールしている様です。

 

 

ノイトリックのXLRとサイズ比較。とんでもなく小型です。

 

 

DPAの4090と組み合わせると、直コードと見間違います。

 

 

 

 

DPAのリングが使用されており、型番名はレーザ刻印です。

 

 

もちろん、XLRですのであらゆるマイクに使用できます。

 

 

10mは筆者の用途には長すぎるので、5mに切り詰め使用する事にしました。5m以上延長を行う場合は通常のマイクケーブルを使用します。計測用マイクからの接続用途に使用しようと考えています。

Twitterで載せた所、反響がありましたので今回取り上げました。

参考になれば幸いです。