ユーロブロック端子に4mm幅のテプラでピンアサインを表記する | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

ユーロブロック端子の普及により、音響映像設備業を悩ませるのはピンアサインが不統一な事です
毎度そんな手間をかけてはいられないでしょうが、ユーロブロック端子に4mm幅のテプラでピンアサインを表記する話です。※実際、バランス音声ライン程度でしたら、筆者はマッキーの手書きで済ませます。

 

 

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こちらは、PHOENIX CONTACT MSTB 2,5/ 8-STZ-5,08にアサイン表記をしたものです。なかなか美しく、まるで純正品の様です。

 

 

 

 

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こちらは、PHOENIX CONTACT MSTB 2,5/ 3-STZ-5,08への表記。

 

 

 

 

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キングジム TEPRA SPC10を使用して、個別に表記が異なる場合は流し込みで印刷する

 

 

 

 

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全て同じ場合はそのまま印刷

 

 

 

 

こちらはキングジム TEPRA SPC10というWindows専用アプリケーションを使用します。4mmですので上下の余白が6mmや9mmなどの標準品と違い少ないのが特徴です。
※ちなみに筆者は、今まで作ったテプラデータを全てクラウドで保存しています。

 

 

 

 

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完成形!

 

 

 

 

おまけに先ほどのユーロブロックの完成形です。ちなみにVFFケーブルの表記は熱収縮チューブテプラ SU5Sで行っています。

 

 

 

 

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この様に、最初から印字されている製品もあります。

 

 

 

 

こうした地道な作業は見た目の割に時間が掛かり、全ての施工に適応できるものではありません。ですが、手間をかけた事により不具合対応時に作業者を助ける事がままありますので、「手間を掛けられる予算と工期」は出来るだけ確保しておきたいところですね。