IDKのスイッチャのWeb制御を調べる | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

近年の設備用ビデオスイッチャのそのほとんどがWebブラウザ上で制御が可能です。今回はIDKのブラウザ制御を調べました。

 

 

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IDK MSD-501のWebブラウザ制御画面

 

 

 

 

IDK MSD-501のWebブラウザ制御画面です。大変シンプルな構成で、スイッチングしたボタンはちゃんと色が変わります。
これのソースファイルを調べて、ボタンを大きくしたHTMLを作ろうと画策しました。続いて、ソースを調べます。

 

 

 

 

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IDK MSD-501のWebブラウザ制御HTMLソース

 

 

 

 

・・・あれ?javascriptが無い、CSSも内蔵・・・これは・・・どうやってボタンの色を変えているんだろう???
調べてみると簡単で、onclick時のボタン色替えはindex.htmlそのものを書き換えて対応しています。
スイッチャ制御コマンドは全てsubmitで本体内蔵のwebサーバに送り、index.htmlのボタンのclassを書き換え、ページリロードで反映するようです。なるほど、これならどんなブラウザでも確実に動きますね・・・おそらくこの手のWebブラウザ制御では同じような手を使っているのでしょう。

 

 

 

 

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IDK HTMLコマンド

 

 

 

 

コマンド一覧を作りました。HTMLで同じものを作る場合、iframeに対してsubmitを実行すれば可能です。パナソニックのネットワークカメラのWebブラウザ制御も同じ方式です。

 

 

 

 

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HTMLソース。

 

 

 

 

イメージ 5
参考HTML

 

 

 

 

フルスクリーンは下記リンクを参考にしました。

 

 

 

JavaScriptプログラミング講座【フルスクリーンについて】
http://hakuhin.jp/js/fullscreen.html

 

 

IDK HTMLスイッチャソースファイル
http://www.holycater.sakura.ne.jp/zip/idk_html_sw.zip
※IPアドレスの部分を制御したいスイッチャのIPアドレスに書き換えてください

 

 

スイッチャ部分の直接URL(動作を試してみてください)
http://www.holycater.sakura.ne.jp/zip/IDK_HTML_sw.html

 

 

 

上記の説明からお分かりの通り、現在選択しているボタン情報を貰う事が出来ません。ここはあきらめました。それと、表示はされていませんが、iframeでスイッチャにアクセスしているので80番ポート1セッションを消費していますので注意が必要です。
こんなに簡単にWebブラウザで制御が出来るなんて良いですね!
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。