KNIPEX 86 05 180 プライヤーレンチの紹介 | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

KNIPEX 86 05 180 プライヤーレンチの紹介です。

 

この手のもので筆者が初めて見たのはROBOGRIPです。ただ、ROBOGRIPも唯一無二の自動調整機構とスゴイのですが専用工具に勝てない部分も多々ありまして、何か他に変わるものはないかなぁとぼんやり探していてたどり着いたのがクニペックスのプライヤーレンチです。

 

 

参考リンク:KNIPEX 公式ページ プライヤーレンチ
http://www.knipex.com/index.php?id=1216&L=17&page=group_detail&parentID=&groupID=1500&artID=30062

 

 

 

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KNIPEX 86 05 180 プライヤーレンチ。

 

 

 

 

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86 05 180は調整段階が13(ホーム含む)で1コマが約2.5mm刻みで最大35mmをクランプする事が可能です。閉鎖と開放幅は約5mmです。

 

 

 

 

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お世辞にも素晴らしい表面処理とは言えませんが、必要十分な精度は持っています。

 

 

 

 

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一括圧接コネクタを圧着している様子。可動ストロークが5mmの為、コネクタによっては支点を変更しないとならない場合がある

 

 

 

特に記事にしなくても良い工具かなぁと思っていたのですが、なんとこれ、3M ミニ・クランプコネクタ(e-CON準拠)に代表される、一括圧接コネクタの加工用工具として使われているようなのです。
ノイトリックでもCat.6Aイーサコンの加工用工具としてHX-CAT6Aと言う型番でKNIPEX 86 03 150が採用されています。※製品画像で型番が確認できます

 

 

 

グリップ面が平らで、平行に閉鎖して均等に圧力を掛けられるハンディ工具としては他に代用品が無いのが現状の様です。余談ですが、3Mはミニ・クランプコネクタ用圧接工具(37900-10)と言う専用圧着工具も販売しているので、クニペックスではな・・・と言う方は要チェックです。

 

 

弱電施工に携わる方なら、持っておいて損はない工具ですね。