左右の色別 | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

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ステレオ音声信号を、左右に色別する(色で分ける)というと、「白」「赤」が代表に上がると思います。

これは民生機で一番身近なビデオデッキのRCA×3の音声端子が、「左(L)が白」「右(R)が赤」なのでなんとなく理解できると思います。
「RightのRはRedで赤」と覚えると良い、と自分は人に教えていました。

以前、仕事で補聴器屋さんと話す機会がありました。その話の中でちょっとびっくりしたのが、補聴器業界では「左(L)が青」「右(R)が赤」だというのです。しかも、国際規格(裏を取っていません…どなたか詳細を…)で決まっているとのこと…。

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気導聴力検査のヘッドフォンも同じ色分け。

ということで自分が知っている範囲で左右の色別を下記にまとめてみました。
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オーディオ機器のLが白、Rが赤は最初に述べました。
抵抗カラーコードで言うと1が茶、2が赤で、一般的に1をL、2をRに振る傾向があります。まぁ、これは英語圏的な考えで、日本ですと1が右、2が左でも良いのかもしれませんが、赤をRに合わせるためなのか前者が多いです。※文字の書く方向基準がL→R、左←右
補聴器など医学的な耳の左右はLが青でRが赤なのは上に書いた通りです。
船・飛行機などは左舷(PORT SIDE)が赤、右舷(STARBOARD SIDE)が緑というのは船舶業界では常識です。ちなみに、PORTは港側、STARBOARDはステアリングボード、つまり舵側ということです。

ということは、音響において、「白と赤があった場合は白がLで赤がR」「茶と赤があった場合は茶がLで赤がR」「青と赤があった場合は青がLで赤がR」ということでしょう。※「RightのRはRedで赤」の法則。

カナレ電気が販売している映像1線、音声2線を合わせたCANARE A2V1の音声線色別(スパイラル・マーカ)がなぜ「A1が赤、A2が青」なのか、理由がなんとなくわかった気がしました。ちなみに音声マルチケーブルのMR202-2ATは抵抗カラーコードに則っているので1茶、2赤の色別になっています。この場合は茶L、赤Rになる。)

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