SONY PVM-6041Q 6インチCRTピクチャモニタ | 音響・映像・電気設備が好き

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TRUSTの決算セールにつられてSONY PVM-6041Qを購入しました。(ちなみに昨年はBVM-9044QDを買っている)
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中古で購入しましたが、ラックマウントされていた様でほとんど傷もなく、また、長時間の通電が確認できないほど内部がキレイでした。

この機種はSONYのPVMシリーズ最後の6インチブラウン管です。最後、といってもロングセールスな商品だったので流通量はかなりの数に上り、今後も中古機材屋をにぎわすことでしょう。
入力系統は、コンポジット、コンポーネント(ベーカムレベル) or RGBです。
参考:ブルー・オンリィとSMPTE・BECAMコンポーネントレベル

解像度はそんなに高くはありませんが、このサイズの液晶に比べれば、解像度もコントラストも抜群です。SDという土俵では、インターレスの都合も合わせて液晶はCRTには勝てないですね…。
ブルーオンリィやアンダースキャン、HVディレイと最低限の調整機能を搭載し、(公証ではないですが)アンダー&オーバスキャンの調整ができるのが6041Qの特徴です。

今回もPVM-9040の時みたいに調整の仕方を取り上げようと思ったら、なんと、映像系の基板が同じでした。すごいぞPVM!

ということで前回取り上げたもののリンクを貼っておきます。
SONY PVM-9040画像・画質調整の仕方

最近は各中古映像機材屋でCRTがお祭り騒ぎのように入荷していますが、今回のような良品は非常に珍しいです。個人的には業務用CRTモニタは中古放送機材屋のものよりも中古OA屋においてあるものの方が状態が良いと思います。

コンポーネント信号規格

D端子・RCA×3・BNC×3(EIAJ CP-4120/EBUN10/SMPTE)
Y +700mV
Pb,Pr ±350mV

BNC×3 Betacam(SONY)
Y +714.3mV
Cb,Cr ±466.65mV