タイラップなのかインシュロックなのかコンベックスなのか | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

いわずと知れたケーブル結束バンドですが、これはもう、ホントに施工会社で呼び名がまちまちです。

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興味があるので代表的な名前を簡単に調べてみました。

インシュロック INSULOK

HellermannTyton(ヘラマンタイトン)という会社が販売している結束バンドの商品名INSULOK(インシュロック)から来ています。
商品名としてはインシュロック・タイなどとも呼ばれるようです。
※もともとはタイトンと言う会社が製造していた。

タイラップ TY-RAP

Thomas & Betts International Inc.(トーマスアンドベッツインターナショナルインク)という会社が販売している結束バンドの商品名TY-RAP(タイラップ)から来ています。
調べる限りでは、この製品が1958年に発明された世界初の結束バンドだそうです。

コンベックス CONVEX

芝軽粗材株式会社という会社が販売している結束バンドの商品名CONVEX(コンベックス)から来ています。
結束バンドをつけるためのベースは「コンベックス・ベース」という商品名です。
※コンベックスはスケールを指す場合もあるので誤解されやすいかもしれません。

パンタイ PAN-TY

PANDUIT(パンドウィット)という会社が販売している結束バンドの商品名PAN-TY(パンタイ)から来ています。
ほとんどパンタイなんて呼び名を聞きませんが、結構イレギュラな形の結束バンドを製造しているメーカでもあるので、意外にシェアを持っています

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※自分は秋葉原の愛三電機でこれを一番良く買います。

まとめ

個人的な経験では、「インシュロック」という呼び名が一番使われているようです。ちなみに自分は「タイラップ」派なのですが、正直なところ別にこだわっていないので伝われば呼び名はどうでもいいです

すごくどうでもいい話ですが、この結束バンドは結構大きなサイズ(最長で1000mmくらいまである)までありまして、その大きな結束バンドで人の首を絞める、というミステリィ小説「黒猫の三角 Delta in the Darkness/森博嗣 MORI Hiroshi」がありますので興味がある方は読んでみてください。(作中ではナイロン・ストラップという名前で登場します。商標の都合なのですかね。)