スピーカをスピコン対応にする | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

スピコンに対応していないスピーカをノイトリックのスピコン対応にしました。
使用するスピーカはRAMSA WS-AT80です。

 

一昔前のスピーカなので入力は先バラと2Pフォンプラグのふたつしかありません。
今回、2Pフォンプラグ入力を廃して、スピコン入力にしたいと思います。

製作

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ラムサのWS-AT80の2Pフォン入力です。
フォンプラグでのスピーカ入力は、すぐ抜けてしまう、ケーブル種類の誤接続がある、負荷側なのに端子が露出している(電気工事的には好ましくありません)、などがあるために、今回、これをスピコンに変更します。
(ちなみに出力側は4ピンキャノンです。これはこのスピーカを利用するホールの仕様です。)

 

 

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1.ネジを外し、レセプタクル(フォンジャック)を取り外します。

 

 

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2.使用するスピコンレセプタクルはNEUTRIK NL4MP(圧着式4ピンスピコン)です。
この作業は現場で、なおかつハンダレスで行おうと計画していたため、圧着式を選びました。
※ということで撮影のカメラも豆カメラなので低画質ですが、どうかご了承ください。

 

 

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3.つながっていたコードを切断し、被覆をむき、スピコンを取り付けます。
※+2、-2は使用しませんのでネジを締めこんでおきます。
※締めこむネジはポジドライブ型1ですので注意してください。

 

 

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4.最初に外したネジを取り付けたら完成です。
写真左がビフォアで右がアフタです。
※ラムサのこのスピーカですが、レセプタクル取り付け部のネジピッチがなぜかノイトリック製Dタイプでしたので、すんなりと交換ができました。(ピッチ変換を覚悟していたのですが、なんだか肩透かしです。)
一般的に少し古いスピーカはITTキャノンのXLR-F77ピッチ、もしくはXLR3-31、XLR3-32相当のピッチのはずですが、このスピーカ、もともとスピコン対応モデルがあったのかもしれませんね。

 

 

追記:
http://panasonic.biz/it/ramsa/productlineup/manual/speakers/o_ws_at80.pdf
このスピーカはスピコン対応を想定していました。丁寧な解説付きです。

 

 

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5.スピコンを接続した様子です。
完全な自己満足ですが、楽しかったです。