【卒論】初回「卒論指導」に行ってきました(2) | 『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(法学部甲類編)

『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(法学部甲類編)

慶應通信法学部甲類71期春組
2017年4月学士入学 2019年9月卒業(在籍期間2年半)

(前回から続く)

展示物を眺めていましたら、

廊下の角から先生と思わしき方がいらっしゃいました。

 

先生「○○さんですか?○○です。」

鈴太「はい。○○です。本日は宜しくお願いします。」

 

ご挨拶早々に2人でミーティングルームに入室。

初回卒論指導が始まりました。

 

卒論指導の始まり方は、

先生の進め方や、学生の進捗などにより、

様々な形式、内容によって始まります。

 

事前に提出した論文構想を元に、

いきなり先生のお話(指導)から始まることもありますし、

あるいは、卒論概要について

学生側の説明から始まることもあるでしょう。

 

また、一方的にお話される先生もいらっしゃいますし、

学生に質疑応答、あるいは質問攻めで

進められる先生もいらっしゃるようです。

 

一応、いくつかのパターンを想定して、

そのいずれにも対応できる資料を作成しつつ、

卒論指導開幕時の状況を

「脳内シミュ」して当日に挑みました。

 

が、

 

先生「卒論の進め方の予定は?指導は3回?

   3回だと1年で完成させることになるのかな?」

 

・・・え(汗

 

先生からの第一声は卒論の内容では無く、

まさかの「指導回数」と「今後の予定」の確認からでした。

 

ちと想定外の質問でしたので若干焦りましたが、

直近では7月の第一週まではレポと試験対策があること、

7月の第二週から夏スクまでの1か月間は

卒論にだけ専念できることをお伝えしました。

 

大抵の場合は、最初に卒論の進捗があって、

その後、卒論完成の目途を基準にして

結果として、卒業予定申告、提出許可の

流れになるかと思います。

 

ですが、先生の場合は最初にゴールの時期を設定して、

それに達する計画を立てられるタイプのようでした。

 

必修科目の履修などのことを考えましたら、

かなり不安でしたが、気付けば、

「3回の指導で卒論を完成させる」

という流れで話が進みました・・・(汗

 

そして、改めて、

卒論内容についての「卒論指導」が始まりました。

 

指導は事前に提出した「論文構想」を元に進められたのですが、

まずは、「タイトルの付け方がおかしい」、

とのご指摘から始まりまして、

論文構想の各内容について、

定義や、主張、立ち位置などの確認、

すり合わせ等が行われました。

 

先生「○○についてはどう考えるの?

    これこれこうじゃないの?」

鈴太「確かに〇〇についてはこれこれこうですが、

   一方で、これこれこういう問題もあると考えています」

 

全く防ぎ切れていない、←

「防戦一方」といった感じの時間が流れていきます(大汗

(スーパーフルボッコタイム(圧迫面接?

 

質疑応答では常に、

「これは法律論文、法律論文・・・」といった感じで、

終始一貫して法的根拠を意識し、

発言するように心がけていました。

(少ない知識をフル動員)

 

しかし、すぐにネタ切れ。

 

最後は経済理論の概念で

社会的損失を根拠に訴えかけました。←

 

先生「ああ、労働経済学か・・・(笑」

 

先生曰く、法律論文だから、

判例分析や、法的根拠はしっかりと土台を組みつつ、

その上であれば、経済概念を取り入れるのも面白い、

とのことでした。

 

論文構想の内容については一通り終わり、

章立てが整理されていないから

改めてそれぞれの内容について確認すること、

関連する判例の整理をすること、など、

宿題についてお話されました。

 

そして、唯一のお褒めの言葉として、

「論文構想で問題意識が明確になっている」として、

法律論文の経験はあるのかと聞かれました。

 

これに対して、法律論文の経験が無いこと、

去年、慶應通信で経済学部を卒業したことなどを話しました。

(他にも、しばしの雑談タイム)

 

そして最後に、

 

「経済学部の卒論は書きましたが、

 法律論文は経験が無いので不安です」

 

と言いましたら、

 

「それを指導するのが私の役目ですから

 心配する必要はありません」

「不明な点があったらメールしてください」

 

とおっしゃって頂けました。

 

初回の卒論指導は

1時間弱ほどでなんとか無事終了。

 

勉強不足で一部不完全燃焼な感じでしたが、

とりま、やるべき事柄が具体的になったことで、

卒論山の一歩目を歩き出せそうかな、

といった感じになりました。

 

 

ランキングに参加しています。

以下のバナーをクリックして貰えると励まされます。

 


にほんブログ村