職業柄、医療機関を良く訪問します。


なので、自分が病気になったときは便利です。(^^)/

 


先日、都内のある大学病院の廊下を歩いていると


とても、明るく、柔らかく、楽しそうな空気が
溢れ出ている部屋を見つけました。

 


その部屋は、ギャラリーになっていて
1ケ月周期で、様々なテーマで作品などが展示されています。


5月は、花島愛弥さんの作品が展示されていました。

 


花島さんのことが紹介されている
今回の病院のホームページはこちら↓


http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/introduction/info/news_detail-247.html

 


そこには、小学1年生から描かれた絵が展示されています。

 


後で知ったのですが、
今回の展示のテーマは


「描くことは生きる力、楽しい時間」


生きる力のフレーズには
魅かれるものがあります。

 


その展示室に
絵ハガキサイズにプリントされた作品が置かれていたので


頂いてきました。

 


 

 

 

 

その他、展示室には50枚くらいは展示されていたと思います。

 


最初にこの展示室に入ったときは
花島さんのことはまったく知らずに


すべての絵を観て
なんとも言えない幸せな気分にさせていただきました。

 


花島さんのことを知ったのは
帰宅してネットで調べてからでしたが

 


私のこころを幸せな気分にしてくれた理由が
なんとなく解ったような気がします。

 


最近、ハマっている「三つの脳」で考えてみました。


どの脳に反応していたかというと


理屈や言語などの「理性脳」ではなく


感情をつかさどる「情動脳」でもなく


直観や本能に反応する「反射脳」が
なにかを感じ取って、惹きつけられているようです。

 


おそらく、花島さんは
構図や色彩など、理論や計算などせずに


本能で感じるままに
ただ只管に、楽しいから描いたから


私の本能に響いて
理屈無しに「幸せ」な気持ちにしてくれたのでしょう。

 


今回、展示を観させていただいて
なにかを得たとしたら


こころが豊かになったとか
絵画を書くテクニックが勉強になったのでもなく

 


人間の生きる力が湧いてくるエネルギーを
頂いたのかもしれません。
≪#1306≫

 


~~お知らせ~~


ブログタイトルの
『高坂勉強会』は


巷で言われている
心身が健康になる方法を


自分の身体を使って
あれや、これや、試すための勉強会です。

 

~~編集後記~~


今日も、ありがとうございます。

 


どんどん、本能で感じる領域に
近づいている高坂一彦です。

 


キッカケは、
言葉で考えないようにしみたら


そのイメージを明確にするためには
ものすごいエネルギーが必要だと解りました。

 


いままでは、
安易に感情や思いを言語化することで


解った気になっていたかもしれません。

 


もっと言えば
なにも感じていないのに


言語が先に思い浮かんで
後追いで思い込んでいた、
思い込もうとしていた可能性もあります。

 


人間が言語使うようになったのは
本能や思いや経験を伝える為だとすると


思いが先で言語が後ですが

 


現代を生きる私は、その場の雰囲気や
社会的な常識や慣例や理性から


セオリーや常識的な言語が先に脳内を支配して


その言語に従わせる形で
本能や思いをコントロールしていたのかもしれません。

 


本末転倒ですね。

 


こんなことを続けていると
健康面でも人間関係でも


取り返しのつかないことになってしまいそうです。

 


高坂一彦 拝