忘れもしない、昨年4月4日。


その翌日の5日から、
俗世界から1か月ほど離れることを最終的に決めました。

 


仕事と家庭での生活から離れて
今までの生活を「止めて」みました。


このブログのテーマ「お試し道場」に、
変えるきっかけになった


人生最大の「お試し」でした。(汗)

 


その時は、
1ケ月も今までの生活から離れると


すべてを失ってしまうのでは?


と、不安もありました。

 


確かに、失ったものもあるかもしれませんし、


捨てたものもありました。

 


時々、著名人が名言として発言している
「捨てなければ、入ってこない!」

 


それを、実体験できました。

 


そして、何かを止めることで
失うものは、それほど多くなかったな~。


と、いうのが率直な感想です。

 


それでも強いてあげるなら
収入が減りました。


1ヵ月も仕事をしなければ当然です。

 


そして、人からの評価も失った部分もあるかもしれません。

 


人からの評価については
想像ですが、両極端に分かれたようです。


ひとつは、仕事において、
周りの人に迷惑にならないように


調整と準備をしてきましたが
人によっては、私の行動に理解ができない人もいたでしょう。

 


その真逆で


自分自身の人生と向き合い
物事を見てみない振りをしたり
日々流されることを、よし!とする考え方を見直す


大きな決断をしたことで
信頼を得た部分もあるかもしれません。

 


本来必要のないものを「手放し」
「捨て去る」ことで


「得るもの」があることを
実態体験できたことは大きな財産となりました。


(財産なので、これも捨て去ったほうがよいのですが、、、)

 


そして、そのタイミングが
4月という、社会では夢と希望に満ちている季節であったことも


1ケ月間のプチ修行に踏み切らせたエネルギーになったと
1年後の今、ヒシヒシとそのエネルギーを感じています。

 


偉人が示されている通り
「捨てる」と入ってくることが


私の中では確信に変わったことが一番の収穫です。


(収穫したという意識も捨てなければ、、、)

 


問題は、何を捨てるか?


私が一番捨ててよかったと思えるのは


長年染みついてきた
「考え方」を捨てることが出来たことです。

 


例を挙げると
心配性、不安症、自己肯定しすぎた末に出来上がる「自我」
そして、自分でも気づいていない「我欲」


そして、ポジティブという隠れ蓑を被った「無責任」

 


どれも、これも
じっくりと自分と向き合わないと
見えてこないものばかりでした。

 


まだまだ、捨てなければいけないものがありますので


エネルギーが漲る、この4月に
さらに身軽になるために


いろいろ「試して」いく予定です。

 

 

自分で溜めこまなくても
周りに豊富にあり、


本気で望めば、手に入るこの季節は
捨てるタイミングとしては最高の時期です。

 


この調子でいくと
「お試し道場」は、永遠不滅かもしれません。(^^)/
≪#1264≫

 


~~お知らせ~~


ブログタイトルの
『高坂勉強会』は


巷で言われている
心身が健康になる方法を


自分の身体を使って
あれや、これや、試すための勉強会です。

 

~~編集後記~~


今日も、ありがとうございます。

 


食材や栄養云々よりも
食事とその時間そのものが大切だと解った高坂一彦です。

 


そして、もう一つ解ったのが


1ヵ月間、只坐っている私を「生きさせる」ために
多くの人が動いていることに感動したことを思い出します。

 


もちろん、仕事として収入を得て動いていただいてはいますが


もし、収入はいらないから「高坂へのサービス」はしない!
と、言われたら


「高坂に食わす飯はねえだ!」
「高坂入店お断り!」

 


なんて世の中になれば


私は生きていくことはできません。

 


今まで、この資本主義社会の微妙なバランスの上に
胡坐(あぐら)をかいて、坐っていたと思うと


背筋がゾッとしております。

 


高坂一彦 拝