不特定多数の人たちと交わる場所では
いろいろとトラブルが起きますが
穏やかに暮らしたい私は
そのトラブルからなるべく遠ざかりたいと願っております。
ところが、
年齢が40代辺りから
やたらと、違和感を覚えることが増えまして、
何かというと
電車の中や、順番待ちをしている場所などで
割り込まれたり
押しのけられたりすることが増えたのか
ただ単に、敏感になっただけなのか
とにかく「後ろから押すなよ!」
と、言いたくなることが
若干気になりだしておりました。
昨日も、
地下鉄に乗り込み
二つ先の駅で降りるので
ドアーの端で立っておりました。
電車は座席も空席が多く
立っているお客さんは数人です。
そして、私が降りる駅に近づいたので
足元に置いた荷物を持ち上げたときに
私の立つドアーから降りるために
近づいてくる白いコートを着た女性を
視線に捉えながらドアーに向かって立っていたら
その女性が私の右肩にぴったりとくっ付いてきて
私の前に入ろうとしてきまして
でも、私の前はドアーです。
ギョッとして、振り返ると
般若の形相で私を睨みつけていらっしゃいました。(汗)
相当、急いでいたのか
もしくは、私の存在が余程気に入らなかったのか
それは、私の知るところではありません。(汗)
いや~。でも、助かりました。
何が助かった。かというと
忘れずに、今年の目標を思い出したからです。
それが、床座施(しょうざせ)の言葉です。
これは無財の七施の言葉の一つです。
意味は、席や場所、地位を譲る(お布施)という意味です。
今回の場合、調子に乗って
若い女性だからといって、文句や注意をすると
後ろから怖いお兄さんたちが出てきて
取り返しのつかないことになるパターンです。
かといって、不満を持ったままで
「我慢」するのも、精神的に良くありません。
では、どうすれば良いのか?
トラブルになったり
相手が困った状態になることが予想できるときは
何かを感じる前に「譲る」ことです。
そこに、倫理感や正義感は不要です。
そこに必要なのは、自分のこころの平穏を守ること、
極端に言えば命を守る術です。
この「術」は、
わが家の上のお兄ちゃんには、
しっかりと伝えていきたいです。
急いでいるのであれば、、、
私の存在が気に入らないのであれば、、、
そっと譲る。
それで、気が済むのであれば
それが私にとって一番の「平和」だということに
この歳で気が付きました。
いや、この歳だから気が付きました。
それもこれも
無財の八施(本当は七施)の言葉に出会えたからにほかありません。
それにしても、
何処かで、誰かが
無財の八施を目標にしたのだから
鍛えてあげようと
いろいろな試練を与えて
試されているような気がしてなりません。(汗)
≪#1214≫
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~~編集後記~~
今日も、ありがとうございます。
時代が時代なら
すでに隠居の歳になっている高坂一彦です。
アクティブに攻撃的に
必死で生きている若者の邪魔をしないように
一歩、脇によって歩く立場になった自分を感じておりますが
その分、自分のペースで歩けるようになったことも
実感としてあり、少し嬉しさを感じております。
高坂一彦 拝
