過去3回続いている「神経質」シリーズの
4回目です。


【神経質の正体①】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12418692396.html

【神経質の正体②】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12418927250.html

【神経質の正体③(電子マネーカード)】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12419143667.html


今回、神経質の私を表現するために
お伝えする実話は「秘書」をしていたときのお話です。

 


秘書なので、時々「親分」と行動を共にします。


聞こえはいいのですが、実態は「運転手」です。(笑)

 


しかし、この業務が一番負荷がかかります。


ただ、ボケッ~と。運転しているだけではないからです。

 


運転をしていても秘書なので


親分からいろんなことを指示されたり
質問されたり。


結構大変な業務です。

 


その秘書業務ですが
神経質の私が考えた方法の一つに


その日、親分が電話を掛けそうな相手の
電話番号をすべて記憶することです。

 


日によって違いますが
多くて30件くらいでしょうか。

 


今でこそ、ほとんどの議員は
自分の携帯電話に関係する人たちの番号を登録していますが

 


20年程まえは、携帯を持っているにも係わらず
連絡をとるのは秘書の役目でした。

 


それならば、アドレス帳を持っていればいいじゃないか!
と、思われますが

 


こちらは、運転中です。


手帳など悠長に調べている余裕はありません。

 


当時は、たまたま厳しい親分にお仕えしおりまして
行先をナビに登録するのもダメ出しされました。

 


でも、その理由は理にかなっていて


電子機器が故障したらどうするんだ!

 


一番確実なのは記憶することだ!
とのこと。


たしかに、あらやる事柄を記憶しておくと
ものすごい時間短縮になります。(汗)

 


昔、ある民族が土地を追われて
世界中に散らばっても


成功を築けた理論と同じです。(汗)

 


余談ですが
方向音痴の仲間の秘書は


夜中に明日のルートを実際に運転していました。
(当日道を間違えようものなら大変な仕打ちが。。。)

 


私が神経質になった理由がお解りいただけたことと存じます。(笑)

 


簡単にいうと
日ごろから、起きそうな事柄を想定して
きっちりする準備をする。と、いうことです。


そして、私がなぜ準備しているか
もう一つ理由がありまして、

 


それは、
『突然の出来事の対処を苦手としているからです。』

 


そのことを、ブログ1話目のカフェで同席していた友人に告げると


その友人が持つ私のイメージは、
交渉事や接客でどんな状況になっても
上手く対応できる人。とのことでした。


ありがとうございます。
お褒めの言葉としていただくことにします。(笑)

 

 

確かに、秘書をしているときは
あちらから、こちらから、
弾(想定外の出来事)が飛んでくる状況で


上手く対応しなければ
親分もろともはじけ飛んでしまうので


傍から見たら
臨機応変に対処しているように見えるのかもしれませんが

 


実は、あらゆることに対して
日ごろから準備をしているのです。(汗)

 


なので、良からぬ出来事を想定するときは
気分が悪くなって眠れない夜もあります。


最悪の事態を想定しておかないといけないので
気分が悪くなるのは当然ですね。

 


よく、自律神経が耐えられたものです。(汗)

 


その想定したことに対して
準備した通りにきっちり事を運ぼうとするところが
「神経質」と、言われる部分であります。

 


折角、準備した筋書きをいい加減に実行していたら
寝ずに準備した意味がないですからね。

 


さて、今回のブログの結論ですが
私の「神経質の正体」は

 


『想定外の出来事を対処する自信の欠如』であります。

 


その対処する自信の欠如を補うために
準備した対応策は、神経をすり減らしながら
実行しておりました。

 


これが、私の神経質の正体です。


実は、その「正体」を発見したのは最近のことでして
(4月に行った1ケ月間の一人修行です)

 


その想定外の出来事への対処能力を高めるために
始めたのが、


新しいことへのチャレンジだったのでした。。。

 


まったく経験のない未知の世界は
気楽でいいですね。


失敗するのは、ある意味当たり前の状況で出来るのと、

 


知らないことだらけなので
人にあれやこれや質問するときも


『恥も外聞もない境地』でいられるのは
こんなにも気楽だったのかと、、、


なにか、小学生の頃に戻って
初めてなにかを体験したときのワクワク感を楽しめています。

 


それどころか
出来なくて、解らなくて困っている自分を
楽しんでいるようでもあります。(ドМですから)

 


その分、周りの人に質問が多くなり
ご迷惑をおかけしています。(茶道、着物、キャンプ、料理、最近始めた能の勉強etc…)

 


出来なくて当然の境地は
「生きる力」生命力をアップさせてくれているようです。

 


すでに、次の新しいチャレンジに向けて
着々と準備をすすめております。
≪#1138≫

 


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~~編集後記~~


今日も、ありがとうございます。

 


知らないことで、馬鹿にされたり
恥をかくこともありますが
命までは取られないと開き直っている
高坂一彦です。

 


最後に、
神経質の人が一番損をしているのは

 


きっちりとしなければ、自分自身が納得できないので
新しいことにチャレンジすることを躊躇してしまうことです。

 


もし、部下やお子様が
神経質が原因で臆病になっているとしたら

 


もし、ちゃんとできなくて
嫌な気持ちになるのが嫌だというのであれば

 


上司や親がかける言葉は


上手くいかなかったときの嫌な気持ちの解消法を
教えてあげるから大丈夫!でしょうか。

 


ところで、その解消法はご存知ですか?


そのヒントは、高坂勉強会の講座に隠れているようです。(笑)

 


高坂一彦 拝