昨日のブログの続きとなります。
【初体験】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12399757655.html
昨日は「作法が心地よい」のタイトルで
本日のブログを書きます。と、宣言したので
少しだけ触れたいと思います。
多くの人は作法と聞くと
なにやら「堅苦しい」と、感じてしまいますね。
間違えたらどうしよう。と、考えただけで
お腹が痛くなりそうです(汗)
歳を重ねて図々しくなる前までは(笑)
お師匠に怒られる。的な感覚です。
こう思ってしまうのは
お武家の人たちが旺盛な時代に
その人たちの前で作法を失敗したら
打ち首獄門になる。
と、間違った認識があるからだと
個人的には思っています。(笑)
結果的に
作法がある世界は「怖い」と思い込むので
日本の伝統的な世界から
こころが離れていくのではないでしょうか。
確かに、お稽古と聞くと
厳しい師匠がいて
何か失敗したら
扇子で手の甲を「ピシっ!」と、
叩かれるイメージありますよね(笑)
何故、作法が必要なのか。
私の勝手な想像で書いていきますが
伝統を継承していくためには
型としての作法が有った方が
正確に継承されていくからではないでしょうか。
例えば
畳のお部屋に入るときも
ただ、なんとなく入ると伝えるよりも
畳のヘリまで右足を詰めて
左足でヘリを跨ぐと、決めておいた方が
明確に伝わりますよね。
但し、最初に型を決めた人は
いい加減に決めたのではなく
合理的な根拠があるようですが。。。
とにかく、日本の文化が
これだけ継承されて残っているのは
作法などの型を引き継いでいるからだと
考えています。
西欧などは、すべてではないにしても
国が革命や戦争などで滅びると
今までの文化や価値観が根こそぎ
捨て去られて、変わってしまいます。
そこが日本と西欧の違うところの一つです。
そして、作法が心地よいと感じる理由ですが
ズバリ言うと
作法がきっちりと決まっていると
安心できるからです。
その理由は
その伝承されているものを行うのは
教えてくれる人を崇拝するのではなく
そのものを無心で行うことに意味があるからです。
そうしないと
正確に継承されていかないような気がします。
例えば
カリスマ的な師匠が現れたとして
人を崇拝してしまうと
その前から継承されてきたものが
カリスマ師匠によって変わってしまう危険があります。
従って、
人を規範とするのではなく
作法を規範とすることにより
何百年も脈々と伝承されていくのではないでしょうか。
ここに関しては
法律を規範とするアメリカと同じですね。
次に、
取敢えず最初の頃は
作法(型)を何度も繰り返して
身体に覚えこませて
無意識にそれをできるようにする。
これは、目に見えることから
できるようにするのが目的です。
最終的には「こころ(魂)」が伴って完成。
と、なるのですが
最初から、目に見えない「こころ(魂)」を
伝えようとしても伝わらず
引き継ぐ側が間違ったものを身に着けたり
それ以前に、目に見えないものを理解するのを
諦めてしまって
継承できなくなってしまうからです。
まずは、だれにでも認識できる形から入って、
それを繰り返すことによって
「こころ(魂)」は、徐々に刷り込まれていくものだと思っています。
引き継ぐ側も
目に見える型を身に着ける努力の方が
安心して没頭できるのではないでしょうか。
やることが明確になっていると
人は「安心」できますからね。
その観点で人の教育を見ると
最初から「自分で考えてやりなさい」
と、いう方法は
余程の才能がないと
成長しないことが解ります。
なんにでも基礎となる動きはあるもので
それを無心でできるようになるのが
最初の目標なのかもしれません。
≪#1055≫
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~~編集後記~~
今日も、ありがとうございます。
作法がビシッと出来ると快感を覚える高坂一彦です。
出来たときの快感が
成長の証しですね。
もし、出来たのに快感がないとしたら
プレッシャーが大きすぎて
楽しめていないのかもしれません。
その辺りを注意して「茶道」に取り組むつもりです。
高坂一彦 拝
