言葉の意味の違いに助けを求めるシリーズの第3弾

 


第1弾~2弾はこちら↓

腹が据わると肝がすわるの違い
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12171167448.html

腹が据わると肝がすわるの違い(パートⅡの2)
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12337739386.html

 


今回は『敏感』と『過敏』の違いについて
実体験から持論を展開していきます。

 

 


昨日から実家に家族で帰省中でして
わが子にとっては、緊張する行動カテゴリーの一つです。


前の夜は、緊張のあまり眠れなかったそうです。(汗)

 


新し体験をする場合
いろいろの学びを提供してくれるわが子ですが


今回の帰省でもしっかり学びをいただくことができました。

 


昨夜のブログに書いた通り
少しトラブルが起きた夜の外食を終えて


帰宅した一族の次の行動はお風呂に入ることです。

 


小2のチビ介を入れると12名が順番に入るので
ひとり15分ずつ入ったら3時間かかります。

 


わが子は、空気をあまり読まないので
一番先にシャワーだけ浴びて


あとは、のんびりアイドル雑誌を眺めて
至福の時間を楽しもうという魂胆です。

 


そんなわけで、
シャワーのお湯の出し方を口頭で教えると


わが子がひとり浴室に入っていったので
私は部屋に戻りパソコンを広げて仕事のチェックを始めました。

 


15分ほど経ったころに妻が私のところに
「シャワーのお湯の出し方解る?」と、言いに来まして


と、いうことは
お湯が出ていないということか?

 


???
15分前に裸で浴室に入ったわが子は?

 


どうやら、蛇口をひねって水が出ていて
いつお湯がでるかわからないので15分間


ずっと待っていたようです。(汗)

 


こんなとき、いつも私は敏感に感じるのです。


その15分間、いつまでたってもお湯にならないとき
わが子がどんな気持ちでいるのか。を、です。

 


15分間がわが子にとっては
私たちの1分間くらいなのであれば


別に困った状態でもありませんが

 


もし、困った状態を15分間ひとりで
じっと耐えていたと思うと胸が締め付けられます。

 


その一連の出来事から今回も学びをいただけました。
「敏感」と「過敏」を明確にして分けた方が


自分のストレス回避に繋がるということでした。

 


「敏感」の意味は、『感覚が鋭い』ことですね。
だから、比較的長所として、
その力が発揮される場合が多いです。

 


今回の場合でいうと
わが子が困った状態にいたときの気持ちを察するイメージ力、


「敏感」に人の気持ちを汲み取る能力みたいなものです。

 


逆に、「過敏」の意味は、少し短所的に変わり
刺激に対して『過度に敏感』なことです。

 


今回は、困っていたわが子のことを思うがあまり
ちゃんと教えてあげられなかった自分や


お湯が出てこないのであれば2分くらいで
私たちに声をかけなかったわが子に


そして、そもそもお湯が出ないようにしていた
私の親に対して怒りにも似た感情が湧いてきました。

 


ポイントは「感情」です。

 


さて、生々しい話はこれくらいにして


敏感と過敏、長所と短所になる境目はなんでしょうか?


それは、過度かどうかがポイントとなりそうです。

 


では、過度かどうかを決めるのはなにか?

 


その境目を見つけました。

 


「敏感」は、五感で鋭く感じる取ることができる能力で
感覚的に知覚するところまでのことです。

 


例えば、私が以前発症していた蕁麻疹ですが
敏感に何かを感じて症状が出ている。


その事実だけを客観的に見ているのが「敏感」の状態で

 


その症状を見て
この症状は人の身体に悪いものを作っている


製造者に対する怒りなどの「感情」が出てきたときに
「過敏」の領域に入るのではないでしょうか。

 


結論は
敏感とは、能力の一つとして
磨けば長所となりますが

 


過敏は、敏感に感じ取ったことに
過剰な感情移入をしてネガティブな世界に


引きずり込んでしまう厄介な特性だということです。

 


感情が豊かなことは良いことですが
過ぎたるは猶及ばざるが如し!で


自分を苦しめてしまうので
コントロールが必要ですね。

 


今回のお湯が出ない事件の場合は
こどもの困った状況から気持ちを察するのはOKですが

 


その先の過度の感情移入から
怒りの感情にまで発展するのは
「過敏」ということで


そこに気を付けていけば
冷静に対処ができて、発展的な解決策を得られる習慣を


身に着けられるのではないでしょうか。

 


敏感に何かを察するのは
新しいことや改善策を講じるためには


必要なことなので
そこには磨きをかけるということで。。。
≪#1046≫

 


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~~編集後記~~


今日も、ありがとうございます。

 


感情豊かな性格も過ぎると
反作用がでていくることを実感している
高坂一彦です。

 


感情の起伏が大きいほど
スリリングで楽しい人生を歩めそうですし

 


起伏が小さいほど
穏やかで静かな人生を楽しめそうなので

 


どちらが自分にとって心地よい人生か?


今のところ、後者じゃないかな~。
と、感じておりますが

 


皆さまはいかがでしょうか。

 


高坂一彦 拝