昨日、わが子は勤務している会社から
トライアル雇用から本採用(契約社員)へ移行するための
契約書を持って帰ってきました。
トライアル雇用とは
厚労省が企業側に求職者の採用を促すための制度で
トライアル期間で企業側も労働者側も
続けて働いていけるかどうかを見極める期間です。
3カ月のトライアル雇用を実施すると
助成金が国から企業に支給されます。
障害を持っている人にも
雇用の機会を増やすための制度ですね。
今回、お世話になっている企業は
無期限の正規雇用はなく
1年間の契約社員で、何か特別なことが無ければ
1年毎で更新していける。ということです。
いずれにしても、働く場所を作ってくれている
企業さんには、感謝の言葉しかありません。
欲を言えば、このまま俗にいう「定年」の年齢まで
勤められると嬉しいかも。。。
私の生活も、ある意味トライアル期間が
ずっと続いているようなものでして
トライアルから本番への移行がありません。
スポーツでいうと
予選やタイムトライアルがずっと続いていて
いつまでたっても本大会や本選に進まない状態です。
これは、私が望んでいる生き方でして
終わりがないということは
トライアルの行動そのものに意味があるということです。
そうはいっても
終わりは、しっかりあります。
それは、とても重いといえるかもしれません。
一つは、トライアルでしていることを
諦めたり、方向転換のために、止めるとき。
時々、飽きて止めるときもありますが(汗)
もう一つは、
命が尽きるときですね。(^^)/
私にとってのトライアルは
生きるエネルギーそのものです。
最近、エネルギーに満ち溢れているのは
トライアル精神で生きているからでしょう。
今まで気づきませんでしたが、
私は、トライすることを見つけるのが
得意なのかもしれませんね。
皆さんのトライアルはなんですか?
その中には、一生続くものはありますか?
≪#1032≫
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~~編集後記~~
今日も、ありがとうございます。
茶道に挑戦しようとしている高坂一彦です。
昨日、ある茶道教室の「お試しお稽古」に
申し込みました。
茶道に興味を持った理由の一つは
「千利休」であります。
映画では「千利休 本覺坊遺文」の影響が非常に強いです。
(せんのりきゅう ほんがくぼういぶん)
主演の奥田英二の仕草や喋り方に
穏やかさと奥深さを感じておりまして、
映画のセリフの中で特に気に入っているのは
ときは、豊臣秀吉の時代、
訪問先の主から、夜も更けてきたので
泊まっていくよう勧められたときに
「月がよろしいようなので、帰ります」
と、やんわりと辞退するセリフには痺れました。
歩くと半日はかかる場所から夜の山道で帰るのですが
きっと、自分で決めた毎朝のお勤めがあるのでしょう
折角のお言葉を断るセリフとしては
大自然を引き合いに出した最高の言葉です。
いつか使ってみたいセリフです。
高坂一彦 拝