関東地方は、本格的な雨降りで
暗いし、気圧も久しぶりに996hPa(ヘクトパスカル)で
1000を切ってしまいました。


こんな日は、家でまったりと過ごすのが
一番よいのですが


そんなわけにはいかないのが
資本主義社会でして(<大袈裟/笑))

 


こんなどんよりとした月曜日の朝なので


冗談なような、え~本当?
と、思える話をお伝えします。

 


仏教哲学者の佐々木 閑(ささき しずか)さんの
著書に書かれていたことですが


あるバラエティー番組で
お笑いタレントさんが


タイの高僧の取材に行ったとき
その高僧が、ハンバーガーに貪りついていた。。。


と、笑っていたそうです。

 


日本人のイメージでは
東南アジアの僧侶は、オレンジ色の布を纏って


修行に明け暮れていて
食事も「精進料理」のように


質素で野菜を中心にしたものだと思われがちです。


そのギャップが笑いに繋がるのでしょう。

 


しかし、日本の大乗仏教と違い


東南アジアで中心となっている
南方の上座部仏教では


僧侶は生産活動(仕事)を一切しないで
修行のみをしているので


日本でいう托鉢でいただくもので
命をつないでいるそうです。

 


考えてみたらそうですね。
生産活動。所謂、仕事をしてはいけないのだから


自分で稼いだ金で
何かを買うことはできません。

 


従って、お布施としていただいた食べものは
すべていただかなくてはいけません。


佐々木先生曰く
本来、仏教の僧侶は
生臭いものを食べてはいけないのではなく


いただいたものは
ありがたくなんでも食べなければいけないのだそうです。

 


お釈迦さまが
亡くなるキッカケとなった病も

 


ある人からのお布施として振舞われた
食事が原因で食中毒になったと言われていて


食べる前か一口食べたところで
出された料理が腐っていたことが解ったそうで


弟子たちには食べさせないで欲しいと言って
自身はありがたくいただいたとか。。。

 


だから、テレビのお笑いタレントが笑ったように


ファーストフードの無料券を
お布施でいただいたとしたら


ちゃんと店にいって引き換えて
食べなければいけないのです。

 


私たちは、僧侶は質素な食事が
あたりまえと、思ってしまいがちですが

 


いただいたものはすべていただくのが
お釈迦様の本来の教えということだとすると


ハンバーガーに貪りつく僧侶は
笑いの対象ではなく


その姿には、崇高さすら覚えるのでした。

 


今の自分に置き換えてみると
健康を考えた食事をしている私には


塩分が多く、脂っこいものをいただいたら
結構、きついですね。


ハンバーガーは、大好きですが
今は少々控えているので。。。


従って、東南アジアで僧侶にはなれないということで。。。
≪#0981≫

 


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~~編集後記~~


今日も、ありがとうございます。

 


野菜中心の食事を続けていると
身体の調子が良いのですが


むしろ、精神的な調子の良さを
感じている高坂一彦です。

 


野菜中心だと腸内環境が整うのか
身体に対するストレスが減るのか


気持ちが穏やかになりますね。


イライラしたり怒りや悲しみを感じると


まるで、塩分を多めに摂ってしまったときの
むくみを感じるように


毒素が全身に回っていると感じるのは
気のせいでしょうか。

 


高坂一彦 拝