修行26日目の朝を
晴天の中で迎えております。
修行もあと2日間となりました。
昨日のブログの続きです。
【内観と体幹と呼吸(体幹を鍛える理由①)】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12372027535.html
今回の修行にあたり
重要項目だった体幹トレーニングは
こころの安定を得るためには、
体のブレをなくすことが
最も重要ではないでいしょうか。
そう考えた根拠は
日本の「道」の世界に
それを強く感じたからであります。
日本の「道」は、華道や書道、剣道、柔道などの
ズバリ「道」の世界と
大工、料理、医術etc...
そして「人(ヒト)の道」なんて表現があります。
匠の世界では、
理屈や論理などを蔑ろに
しているわけではないのでしょうが
師匠を真似るところから始めるのは
形や型が大切だからではないでしょうか。
スポーツで例えるならば
いくら理論で分かっていても
肝心な体に軸が定まらず
フラフラしていたら
競技どころか、日常の生活にも影響が出そうです。
そのフラフラしない体を作るのに
必要なのが「体幹トレーニング」です。
そして、こころのブレと体のブレの関係ですが
茶道や書道、華道も見ていると
体の軸がビシッとしている姿を見ると
こころの軸もビシッとしていて
目の前のモノや動作の本質を捉えられているように感じます。
この様なことからも
体のブレを少なくする軸を作ることで、こころは安定する。
と、思えるのは私だけでしょうか。
坐禅も同じようでして
「結跏趺坐(けっかふざ)」と、言う
両足を膝の上で組む、あの足が痛くなる座り方ですが
あれも、調べていくと
しっかりと組むと下半身が安定して
力を入れなくても
上半身の姿勢がよくなるとか。
とは言うものの
私は、昔から猫背ぎみなので
背筋をビシッと伸ばしたかったので
背中の体幹も鍛えております。
1か月間の練習の成果でしょうか
結跏趺坐で座れるようになりましたが
徐々に時間を伸ばしていったり
最初は「半跏趺坐」で、片足だけ腿に乗せるなど
型を習得するのは、
それほど難しくないです。(個人差あり)
そして、形や型の習得に入る前に大切なのは
まずは「それをやりたい、したい、習得したい!」と、
強い思いが必要なんですけど
その動機が、なんなのかによっても違うのです。
命に係わる大病がキッカケの人と
流行りに乗って始める人との違いは明白です。
順番としては
1.やりたいという思いや情熱が強く湧く
2.型を自分のものにする
3.こころがついてくる(入る)
4.無心、頭で考えなくても、体が勝手に動く。
いかがでしょうか。
これが「道」に繋がるような気がします。
今回の修行は
2.の、型を自分のものにするものでして、
日常生活でも型は大切だと解りました。
睡眠はしっかりと取る
食事では、よく噛む。
動作は無駄なく、丁寧に静かにおこなう。
そして、姿勢を整える。
その姿勢を整えるですが
この修行中にあることに気づきまして
それを今後、徹底していこうと「試み」を始めました。
次は、この姿勢を整えるための方法について
に続きます。
≪0939≫
~~編集後記~~
今日も、ありがとうございます。
新しいパソコンの設定もほぼ終わり
一安心している高坂一彦です。
昨日は、座禅と座禅の合間を縫って
パソコンの設定に終始しておりました。
おかげさまで
このブログが新パソコンの記念すべき
1号記事となりました。
新しパソコンなので
今までにない、操作が必要となりますが
型に慣れれば、思考やこころが
ストレートに表現できるような気がしてきました。
明日、5月1日は
わが子の初出勤の日なのですが
私は、修行の身なので
わが子のコトは、一旦横に置いておいて
目の前の「行(ぎょう)」に、
こころと体をゆだねるつもりです。
高坂一彦 拝
