今、国会では
「働き方改革」関連法案の議論が白熱しています。


今日のブログは
一部の経営者からは
面白くない内容かもしれません。

 


たまには、国の施策についてのブログも
書いてみようと思います。

 


人事系の仕事目線と
カウンセラー目線で組織を見ていると

 


個人の幸福の追求は
今の時代も何か不道徳なモノのような
空気が流れているように感じます。

 


戦前、戦中の贅沢は敵だ!の、
考え方とあまり変わらないのではないでしょうか。

 


当時の「国」が「組織(会社)」に変わっただけで、

 


サービス残業に異を唱える社員は悪とか、
有給休暇を要求する社員は怠け者か個人主義者だ!と、

 


全体主義やファシズムと
変わらないと感じるのは
私だけではないようです。

 


※全体主義とは
個人の利益よりも全体(この場合組織)の利益が優先し,全体(組織)に尽すことによってのみ個人の利益が増進するという前提に基づいた政治体制。。。

 


個人の幸福よりも、
会社の利益を優先しているとすると、

 


それは、戦前戦中の価値観と同じだと
警鐘を鳴らしたい思いです。

 


要するにバランスが大切なのですが、
組織側との労働に対する価値観の
バランスを取るのが難しいのであれば...

 

 

ハッキリ言って改善が難しいようなら

 


せめて、同僚や他社の友人等の
横の繋がりで解り合い、
励まし合って行きたいものです。

 


時々、ヒトの命よりも

 


組織の利益や経営者の労働に対する価値観の方が
重いと思わせる事件や事故を
目の当たりにした時は

 


心が痛みます。

 


トキには傷の舐め合いでもいいじゃないですか。

 


愚痴を言い合って生きていきましょう。

 


今の時代は、その為のSNSと言っても
過言ではありません。

(会社を実名でアップするといろいろ問題があるから慎重に。。。)

 


昔は社員同士、赤ちょうちんで
愚痴ってストレスを解消していましたが
今の社会では、それも昔の話です。

 


但し、組織に属する側(社員)も、
自分の権利ばかりを声高に主張するのは、

 


良い結果(幸福)を生まないコトを
知るべきだとも思います。

 


そのバランスや我慢の限界値を
どう設定すれば良いか?

 


自分を守るには。。。

 


次回のブログで、
その辺りを具体的に見つめていきます。

≪#0848≫

 


~~編集後記~~

 


今日も、ありがとうございます。

 


国会の働き方改革の議論で
残業時間が議論の中心に来ているように見えます。

 


具体的な数値で議論するのは
概念的にならない為には良いかもしれません。

 


国は、労働者を守るのと同時に
会社が倒産しない為の施策も
考えていかなくてはいけないので

 


やはり、景気対策が何より大切ですよね。

 


このブログを読んでいただいてる皆様の
夫、妻、父親、母親、兄弟、姉妹、etc...

 


そして、自分の労働環境について
一度、確認し合っておくと

 


家族からのSОSを早期にキャッチ
できるのではないでしょうか。

 


ここでも、大切なのは
「会話」なんですね。

 

 

但し、組織に対する不満や文句で

終わらないようにしないと逆効果になりますが。。。

 


高坂一彦 拝