私の知る限り
動いているモノには
すべてリズムがあります。
それぞれのリズムに同期した時に
自然の理を使って
スムーズに物事が進んでいく。
それは、とても心地よい瞬間のようです。
≪#0693≫
~~編集後記~~
今日もありがとうございます。
家訓コーディネーターを
しばらくの間、名乗ることにした
高坂一彦です。
学生の時に東京でバンドを組んでました。
私の故郷に錦を飾るために
メンバーと奈良でライブをしたことが有ります。
と、言っても成功を収めた訳では
有りませんけどね。
私の担当はベースギター!
主な仕事はドラムとリズムを
しっかりと合わせてキープすること。
この時のドラム担当のWさんとは
とても息が合いました。
性格がともて穏やかで
尊敬できる人格者でした。
そんな彼と演奏していると
自分の音と彼のベースドラム(一番大きい太鼓)
の音が同期すると
お互いの音が聞こえなくなるのです。
最初、お互い感じていたのが
相手が音を出していない?
そう感じる時が多々ありました。
(しばらくしてから真相を知りました)
タイミングが少しでもズレると
自分の音も、相手の音も
聞こえるのですが
小さい頃、メトロノームの音に合わせて
ピアノを弾いていた時も
リズムがぴったりだと
メトロノームの音が消えるのが
とても不思議でした。
全く同じタイミングで音を出すと
音の真空状態といった感じです。
音楽以外では
スポーツも同じ経験ができます。
日本陸上競技で世界に誇れる
400mリレーや駅伝などは
チーム全体のリズムが大切になりますし
団体競技ではなおさらです。
サッカーなどの競技では
味方の選手にパスを出す時など
リズムが合えば、心地よいですね。
野球では、ピッチャーとキャッチャーの
リズムが合えば「ノーサイン」でも
投げられます。
私の場合、人間関係でも
このリズムを大切にしています。
ある女性と会話をしていると
会話のスタートは
必ず同じ言葉を同時に話し出すという
不思議な体験をしたことがあります。
おそらく、思考も会話のリズムが
同期していたのだと思います。
この女性の時も、ドラムスの彼の時も
リズムが合うと嬉しくて
胃がむず痒くなって、思わず笑い出したことを
思い出します。
仕事も、人間関係も
リズムを感じてそれに同期してみるのも
楽しく過ごせるコツかもしれませんね。
【掲示版:言いたい放題をゆるしてねのコーナー】
自分のリズムを把握することも
とても大切になります。
疲れた時のリズム
気持ちが落ち込んだ時のリズム
悲しい時のリズム。
etc...
そんな時には
自分のリズムと同じモノを探して
それに同期させるのも良し
落ち込んだ時に
元気になるアップテンポを選んで
それに、自分のリズムを合わせることも
良いかもしれません。
その為に、夕日を見たり
音楽を聴いたり
大切な人の鼓動を聴いたり
これは、赤ちゃんがお母さんの
鼓動を聴いて安心するのと
似ているのかもしれませんね。
今日は、どんなリズムを選びましょうか
季節的に、コオロギの音に合わせてみては
いかがでしょうか。
高坂一彦 拝
