最近、ヒトの話を聴こうとする人が増えました。
カウンセリングや傾聴ボランティアの他
会社の上司が部下の話に耳を傾けるようにありました。
とても良い事だと思います。
なにより、私の話を聴いてくれる人も増えました。
ますます良い事だと思います。
私の話を聴くために
質問してくださる人には
必ず最初に伝えていることがあります。
それは、質問を受けた時に
「お話してもいいですけど
とことん話ますよ!大丈夫ですか?」
と、確認をしています。
例えば、両親の関係など
心理学的には貴重な情報なんでしょうか。
その筋のヒトの多くは
そこを質問されるようです。
両親の関係を質問されたら
私はスイッチが入りますので
受けとめられるかどうかを確認します。
話しを聴くだけ聞いて
ドン引きされても、むなしいですからね。
そんな自分の聴かれ方の癖もあるので
私が傾聴で人の話を聴くときは
こころして聴くようにしています。
そもそも、私の話を聴いてくれるのは
極々、限られた仲間なのですが
話しの内容を「軽め」「重め」のどちらで
聴いてもらえるか、それも確認しています。
なんでそんなことを確認するのか?
それは、聴き手のこころにも準備が必要なのと
こころのコンディションによっては
重い話は聴けない時があるからです。
聴き手だって、人の話を聴けないくらい
しんどい時があるのは当然ですね。
起きたコトや事実の事柄だけを
聴く分には、それほどエネルギーを
使わないですが
気持ちや感情を聴く場合は
聴き手の気持ちにも影響を与えるために
場合によっては、
私が怒りの感情を話せば
相手も同じように怒り、
私が、悲しく成れば
相手も悲しくなるなど
私の感情のアップダウンと同化するように
相手の感情もアップダウンしているので
そりゃ~、疲れますよね。
自分で言うのもなんですが
私が、熱を籠めて話だすと
ちょっとやそっとでは終わらないのが常です。
私の相手をしてくれている友人には
感謝しかありません。
話を聴いてもらった後は
気持ちがとても軽くなり
肩の荷が降りた気分になります。
そんな時に強く感じるのが
「ひとりじゃないんだ!」
と、聴いてくれる人がいることへの
感謝の念です。
そこで、食事をしながら
私の話を聴いてくれる方を
募集しております。(笑)
応募してくれる人はいないでしょうから
私と食事などすることに成った人には
話しを聴いていただく展開になってしまうコトを
前もってお伝えしておきますね。
≪#0686≫
~~編集後記~~
今日もありがとうございます。
他人に「心の内」を話せると
優しい気持ちになれる
高坂一彦です。
どうして、自分の気持ちを
他人に話するときに躊躇するのでしょうか。
そこには、何か遺伝子的な理由でもあるのでしょうか。
人間の行動や感情の動きには
根拠があるのが常なんですが
この場合はどうなんでしょうか。
なんの根拠もありませんが
太古からヒトは、感情を表したり、本心を表に出すと
手の内を明かすことになり
身の危険を呼ぶことになったのではないでしょうか。
感情は隠す方が、危険から身を守れたのかもしれませんね。
話しは変わりますが
人の話しを聴くときの場所ですが
見晴らしの良い場所では
悩みや不満などの話をする気が
失せるような気がします。
私だけでしょうか。。。
今日は、昔の職場の一室で
このブログを書いているのですが
とても見晴らしが良いオフィスです。
↓
だからでしょうか、書き上げるまでの時間が
いつもの2.5倍かかっています。
気持ちがのんびりして、とても心地良いので
感情があまり動かないようです。
こうなると、創作意欲が高まらないですね。
私の場合、雑踏の中や
カフェ、狭い部屋の方が
集中できるようです。
今日は法務省に伺う用事があり
最上階にある食事コーナーから
皇居を眺めさせていただきました。
そのお蔭で、1日穏やかな気持ちで
過ごすことが出来ました。
と、言うことは
何か心がモヤモヤするときは
景色が良く見える山頂などに
ハイキングにいくのも良いかもしれませんね。
高坂一彦 拝
